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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ある日魔法の大冒険!? ( No.44 )
- 日時: 2016/01/21 18:06
- 名前: 風花 彩花 (ID: /M2Jvana)
花輪視点
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「どうやら次の敵はあいつみたいね……!」
うん、絶対そうだ。だってあからさまに敵意向けてきてるしさ。
というか作者、二連で敵出すな!休憩させろっ!(※やめましょう(三回目))
一撃目を防がれた相手は、舌打ちをしてすぐさまこっちに向かってきた。どうしよう、うちの武器リコーダーだよ?
けれどいつも飄々としていて笑うのが篠崎花輪。ためしにリコーダーを剣のように構えてみた。
「っ! 花輪、そんなので防げるわけっ……!」
キインッ!
赤莉の言葉はナイフがぶつかる音で遮られた。
すごい、これナイフ防げるんだ。すごい硬い。でもあいての動きを止めないとどうにもできない。
てかこのリコーダー、何?……よし、試しに吹いてみよう。
♪〜♪〜〜♪〜
澄んだ音が辺りに響いた。すると、向かってきていた少年の動きがピタリ,と止まる。
「くっ……」
少年は声を絞り出した。動けないらしい。
もしかしてこれ、能力?
近づいてマスクとサングラスを外してみた。うわ、すごい美形。外人さんかな?
「あっ!何するんだ……ッ!」
声は出せるみたいで、必死で抵抗の姿勢を表す。けど無駄無駄。動けないから、ね?
「花輪、笑顔が怖い!」
まあこれくらいにしてあげようかな、なんて。
「あのさあ、いきなり襲ってくるんじゃなくてせめて自己紹介ぐらいしようよぉ?」
「リト。名前、リトっていうんだ」
切らせていただきますね。
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