コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 10人の男子に告られる恋 ( No.11 )
- 日時: 2015/12/28 14:19
- 名前: 杏莉 (ID: PEx0ZAEq)
episodeⅠ
私は、夢野 李李(ゆめの りり)。
卯月高等学園に通う、高校一年生。
私の家は、夢野宝石店という大きな会社(?)でそこの一人娘だ。
私は、こんな裕福な家は、あまり好きではない。
だって、目立つから…。
さて、こんな話してるよりも家に帰るか。
私は、目立ちたくないので今日は歩いて帰った。
家に着くと、まずメイドや執事のお出迎えにその後、長い廊下を歩きそして、リビングに着くそこには、お父様がいた。
すると、
「おお、李李かお帰り」
と、言われたので私は、
「お父様、お仕事は?」
と、言い返した。
すると…
「ああ、それは、母さんに任せてある」
はぁ、またですか。
私の父は、よくお母様に仕事を任せて、自分はのんびりしているんです。
「お父様、少しはお母様を休ませてあげてください」
「おお、分かった分かった」
私は、お父様に話をつけると大きなリビングを出て、大きな階段を上り、そしてまた長い廊下を歩き一番角にある自分の部屋へ入った。
私は、暇だったので友達の瑠々歌に電話をした。
瑠々歌は、ホテル雁野の一人娘で私の親友だ。
「李李、どうした?」
「あっ、瑠々歌!!久しぶりにスイーツルカノに行かない?」
「いいよ」
「じゃあ、ルカノの前で集合ね」
~続く~
- Re: 10人の男子に告られる恋 ( No.12 )
- 日時: 2015/12/28 14:45
- 名前: 杏莉 (ID: PEx0ZAEq)
私は、約束通りスイーツルカノにいると、瑠々歌が来た。
「ごめん、遅れちゃって」
「ううん大丈夫」
「じゃあ、入ろうか」
「うん」
私たちが店内に入ると、
「いらしゃいませ」
と、声が聞こえ私たちは、そのままケーキのほうに向かった。
「ねぇ、李李。私は、フルーツタルトにするけど、李李は?」
「うーーん、紅イモと抹茶のミックスモンブランとショートケーキとガトー…」
「もう、一個にしてよねぇ」
「はーい、じゃあ紅イモと抹茶のミックスモンブランにしよう」
だってさ、此処のケーキ、ホントにおいしいもん。
それに、紅イモと抹茶のミックスモンブランは私の一押しなんだ☆
「って、もう4時だよぉ」
「瑠々歌、ヤバくない?」
「ん、帰るわ」
「はーい、じゃぁねー私も帰る」
私は瑠々歌と別れ、歩いていたら、
「あの…夢野さんですか?」
と、声をかけられたので、振り向くと顔を真っ赤化にした男の人がいた。
「はい。そうですが?」
と、私は答えると、
「やっぱり、あの僕は小神野 道哉と言います」
「はぁ…」
「あの、好きです。付き合ってください」
「えっ?」
私は、突然の告白に戸惑った。
しかも、頭も混乱した。
また、小神野幸也(おかの ゆきや)君って、あの小神野電気屋の息子の?
何で私に~!?
「ダメですか?」
「えっ、あの、すみませーん」
だって、いきなり告られるというのに、ダメですかって無理に決まってるよー!!
episodeⅠ END