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Re: 零fighter山鷹隊 ヨシュア外伝【オグル島の姫君】 ( No.18 )
日時: 2016/02/14 05:36
名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)

牙城に突入したはいいが肝心の万里姫はおろか、闇将軍の姿がみえませーん。

悪代官に紹介してもらった"殺し屋"[阻止飼一家]を残して逃走を図りましたぁー!


そこへ何も知らない、飛竜達が到着しまーす。

牙城の裏側から潜入しましたぁー!

『加賀美とアスカは脱出の準備を頼む!万里姫救出後に追っ手がいた場合は おそらく馬か何かの移動手段が必要になる!』

『そうだな……まさか万里姫様を走らす訳にもいくまい……』

『よし!それでは私とアスカで城内を詮索してみよう!』

『ええ(そうね)それが得策ね』

飛竜と飛燕はそう言うと、『後は任せた!』と言い残し、掘りを泳ぎ、みるみるうちに牙城を登り始める。

『さすがね…飛竜 飛燕……とても真似出来ないわ……まるで"ヤモリ"ねw』

『ああ……そうだな……おっと!感心して見惚(みと)れてる場合じゃない!我々も役割を果たさねば!飛竜は仕事が早いゆえモタモタしていると段取りが狂うぞ!』

『そうね……でも浸入するにはアソコから行くしかないんじゃなくて?』

『ん?門が派手に壊され開け放たれているな……お頭達も乗り込んだって事か!?これで我等も仕事がしやすい!』

『ええ……行きましょう!』

※ヤモリ:トカゲの一種。壁などに張り付き移動するのが得意。




と、待って下さい?

確か門てバジリスクが閉めましたよね?

んでもって、タイマン(一騎討ち)張ってるハズでしたよね?

なーんで派手に門がぶっ壊れてんすかねー?

バジリスクが勝利したなら、門は壊さずとも、中へ入れますよね?

まさかね?…………嫌な予感。

……。

……。

『……フン!……これで中庭の鬼は全て片付けたな……』

ビュッ

血振りするのは、巌砂羽丸っす。

二番隊それぞれ余韻に浸りカッコつけてまーす。

『俺たちの役目はこれまでだな!後はお頭達次第だな……おい翔三郎!バジリスクさんの戦いぶり観に行こうぜw……へへw』

守門潤壱の呼びかけに応じる弟の、翔三郎。

と、門に近づいたその瞬間!

門が派手に壊され潤壱が巻き込まれたーー!

オグルオーガの突進!

バジリスク既に死んでまーす!オグルオーガのツノが伸びて貫通っす。
死体がぶら下がってまーす!

オグルオーガは最初は青鬼でしたが今は怒りで血管浮きまくり浅黒く赤鬼だーー!といううよりは、黒鬼だーーー!ツノまで伸びてロングホーンっす!

やっベーぞ!

再び乱戦突入っす!



その他の状況………。

まず烈鷲(れっしゅう)!
得意の竜巻忍法で阻止飼毅屍(そしがいつよし)を城外に飛ばしたぁーー!

K.O!!

ザッザッザッザッ(階段登るオノマトペ)

※オノマトペとは擬音語。

そして御門三郷(みかどみさと)!
既にフルボッコで戦意喪失の阻止飼朗子(そしがいあきこ)っす!

その顔にガニ股で座り、両手に半羽唐揚げ持って、貪(むさぼ)ってまーす!

男らしいぃーーー!御門美郷は女ですw

誰も来ないと思って美郷は、ガニ股でパンツ全開だーーw

烈鷲は見ないフリでさらに階段登りまーすw

イタズラに美郷は見せつけるように、呼び止めるっすw

『おーい!レッシュゥウwムシャムシャ……お前も喰ってけw……モグモグ…旨いぞこれw』

『………』モジモジとチラ見してイッテしまったw

ザッザッザッ

『あれ?レッシュウちゃん?イッチャウのぉ?真面目だねぇっwモグモグモグ』

それから忍(しのぶ)!

ここは意外や意外!

忍さん手こずってまーす。

阻止飼忠太郎(そしがいちゅうたろう)!両手に異形の鋏(ハサミ)を持ってニタニタしてまーす!

チョキチョキ!言うてまーす!

それもそのハズ!

忍さん衣服を所々切られ、色んな所が露出してまーす!
隠すので精一杯!恥じらう乙女でーす。人妻でーす。(服部忍)
大事な部分は木の葉で隠してまーす。

しかーし自慢の鮮やかな栗色の髪も、あちこちパツパツ切られ半べそ状態だーー!

そこへ
烈鷲の竜巻忍法!忠太郎も城外に吹き飛ばしK.O!!

阻止飼一家全滅!

イエイ!

ところが、今の竜巻で忍さん全裸っす。

慌ててしゃがみ込み女の子座りっす!

豊満な両乳房を片腕を水平にして寄せる様に隠し、下腹部には大きめの木の葉あててまーす。
落ちないように乗っけてまーす。

さらに
恥ずかしそうに大きな尻を反対の手で隠しますが、隠しきれてませーんw
座り込みアタフタ。

見かねた烈鷲、自分の衣服を脱ぎ差し出しまーす。

フンドシ姿っす!

急に脱ぎだすもんだから、忍さんはあらぬ妄想でパニックでーす。

ドキドキ

近づいてきまーす。

ドキドキ

忍さん覚悟を決めて、自分から下腹部の木の葉を事故と見せかけ外しまーすw

『……忍さん!よく耐えて来られた!辛かったで御座ろう!さあ!私ので良ければ!…………着て下さい!』

『あれ?……あはは…良いのですか?……』

恥ずかしいのか?目を逸らし、後ろを向きながら、衣服を受け取る忍さんっす。
その前に再び、さりげなく木の葉を定位置(下腹部)に戻しましたw

そそくさ

そそくさ

ムギュ

『え?忍さん?』

(……ああ……恥ずかしい……こんな姿を晒して私ったら(汗)勝手にアーンな事やコーンな事を妄想しちゃって(恥)……いけません……スミマセン……いけません……スミマセン……イケすみません……ん?何この人?こんなに引っ張ってるのに?何故離さないの?)

『あ……あ……ああ!』

(なになに?早く渡しなさい!……このこの!)

『はう!あ……ほわッ!……』

(いい加減にしなさい!!この子ったらもう!……このこの!……このこの!……ええーい!こんなに大きくしちゃって!!シコシコ!……ん?シコシコ?え?え?え?ええーー!!!???……私……何掴んでるの?)

『ほぁっとぅ!ほぁああ!!!!』

ファサッ

激しい摩擦運動で緩み、ズリ落ちるフンドシっすw

『やん……(ポッ)』

『あっ!ふぅーーーー!!!!』(氣志團風に)

……………。

……………。


良い子には見せられないよw


何事も無かった様に烈鷲の忍者着を素早く纏(まと)う忍さん。
イソイソと髪の乱れを直すと、昇天し倒れた全裸の烈鷲を見て『クスッ』と笑うっすw
おもむろに木の葉を一枚手に取り、大の字で放心状態の股間にソッと置き優雅に立ち去りまーす。
流石は人妻っす!……もう既にこれは過去の出来事と割り切ったぁーーーー!


でもって万蔵!

圧迫寸前!!虫の息ッす!

やっベーぞ!!と、その時っす!

『お頭ぁーーーー!』

『三番隊!飛竜飛燕!只今見参!』

…………つづく