コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 零fighter山鷹隊 ヨシュア外伝【オグル島の姫君】 ( No.7 )
日時: 2016/01/18 21:22
名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)

ドッシャーン!!

たんたん坊の突撃プレス!

船の上甲板にめり込んだぁーーー!

ミフネが大蛇丸を突き飛ばし潰されたぁーーー!

『ミィフネェェェーーーー!!』

『ミフッちゃん!!!!』

……。

……。


その頃…焔五番隊は、敵の増援豚人間を、連携忍術で返り討ちっす!

『阿耨多羅三藐三菩提…』

『阿耨多羅三藐三菩提…』

『阿耨多羅三藐三菩提…』

『阿耨多羅三藐三菩提…』

白狼、睦、朧、迅雷の合唱だぁーー!!
※あのくたらさんみゃくさんぼだい。と言ってます。

『忍法!火炎龍!!!!』

4人の声が揃い!物凄い業火だぁーーーー!螺旋状に焼き尽くしまーす!

ゴォォォォォォ!

パチパチ…

プスプス…

燃え上がるっす。

『白狼殿ぉ!!この戦国卍丸(まんじまる)!作戦通りコレより赤目殿と共に進軍致すぞぉ!』

『うむ!我らの役目はこれまでだ!忍術は出し尽くした!作戦通り 戦国以外の五番隊は船に撤退せよ!』

作戦通りというのは、ある程度敵を減らした所で、戦国と赤目は本隊と合流する指示っす。

『幻妖斎!後は任せた!私が戻るまでの間 六番隊はお前が指揮をとるのだ!』

『ハッ!仰せの通りに!!!…赤目様!どうかご無事で!!』

残ったメンバーでブヒブヒうるさい残党共を蹴散らしまーす!

鯱と榊が負傷して倒れてまーす。

背中合わせに囲まれながら闘い、遂には二人共崩れ落ちまーす。

『くそ!キリがねぇ…限界だ!!……無念…』
『だな……鯱!…俺も……力が入らねぇ!…ここまでか……』

諦めかけた2人は刀を落としまーす。

というよりは、腕が鉛のように重く痺れて刀を振る余力がありませーん。

相当頑張ったっす。

トドメとばかりに豚人間が襲いかかりまーす!

『ブヒィーーー!!!』

『鯱ィ!榊ィ!あぶねぇ!』

ザン!

ピューゥウ……豚人間、斬られ血が吹きまーす。

『大丈夫か!?』

時雨が助けまーす!
通り名は喧嘩屋時雨でーす。

続いて、幻妖斎も現れまーす!

ズバッ!

ズバッ!ズバッ!

囲んでいた敵を一掃しまーす!強い!

続いて必殺技炸裂でーす!

『これ以上好きにはさせんぞ!受けるがいい!醜い豚め!秘儀!円月殺法!!!』

大きな真円を描く刀の残像に目を奪われて隙だらけだぁーー!

シュピピピン!

豚人間の隊長オーク・リーダーが瞬殺だーーー!

首跳ねまーす!

幻妖斎と時雨の活躍により、
やがて劣勢になった豚人間共は退却していきまーす!

白狼達、五番隊はとっくに戦場離脱っす。

一足先に撤退してましたー。

ヨシュアが草むらに隠れやり過ごしまーす。

『フーーッ 危ない危ない……白狼先輩に掴まったら間違いなく説教部屋だぜ……』

ヨシュアは赤目と戦国を追いかけまーす。

んでもって、
白狼達が船に戻ると誰もいませーん。

旗はボロボロ。

手摺は壊され。

船の上甲板に幾つも穴が空いてまーす。

生暖かい風が吹いて、とっても不気味な光景だーー。

『コレは一体!?何があったと言うのだ!』

『白狼様!八番隊の姿がありません!』

『そのようだな……だが…何か様子がおかしい……睦!朧!迅雷!陣形を取り私から離れるでないぞ!!!』

『ハッ!白狼様!しかし既に迅雷がおりませぬ!』

『馬鹿を言え!睦!迅雷ならたった今まで私の隣に…アレ!…いない!?』

『危ない!早く逃げてェーーー!』
『先輩!避けろぉーーーー!』

船長室から声が聞こえたっす!上を指差してるっす。
月詠と大蛇丸っす。

『お前達!そこで何をしている!状況を説明しろ!!』

後輩に強気の朧っすw

『朧!マズイ!!上だ!』

ズシーーーーーーン!!

『かはっ!……』

『おぼろぉぉぉぉぉ!!!』

叫ぶ白狼っす!間一髪避ける白狼と、睦っす。

『は…はくろ…う…様……』

ガク……。

下敷きになり血ヘド吐き、焔五番隊 朧 死亡っす……。

『グハハハハハハー!』

不気味な笑い声っす。

『こいつは!!!妖怪!たんたん坊!』

その巨体にビビる白狼っす。

『あがあが……はく……ろう…さ…ま…』

苦しむ声の方を見ると、身体を鎌で貫かれ宙に浮く人影が見えるっす…。

『迅雷!!』

カマイタチの鋭利な鎌でヤられちまったぁーーーーー!!宙ぶらりん!

『ひーーーーーーーーー!』

逃げる睦!

ズシーーーーン!

『睦ゥゥゥ!!!!』

グチャ!

ペッチャンコっす……。

『グハハハハハハハw』

焔五番隊 迅雷、睦、死亡っす……。

たんたん坊の大きな目がギョロギョロッとロンパりながら獲物を探しまーす……つづく。