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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 勇者育成学校では美少女と本気で戦うようです ( No.13 )
- 日時: 2016/01/11 19:18
- 名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: ai5/g0Y4)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
「新入生ですか……私は光野メイ! 新入生君、よろしくなのです!」
「私は朝霧小羽。──よろしく」
教室内にいた数人の生徒のうち、金髪のロングに青いリボンをした美少女──メイと、黒髪ツインテールの美少女──小羽が俺とルルカの目の前に立つ。
「──あ、七瀬ユウです……よろしくお願いします……」
俺も自己紹介した方がいいかと思いペコリと頭を下げながら小さい声でそう言う。
教室を見ると、他の数人の生徒たちは俺たちがいる扉と反対側にある扉からそそくさと出ていき、教室内には俺とルルカたち四人だけになった。
「ユウ、ここが最下位クラスの教室! 他のところは寮とか食堂とかになってるんだ。あ、そこは他のクラスと合同だからね! で、私達四人は『四天王』って呼ばれてて……ユウが立派に勇者になるのをお手伝いするんだよっ!」
教室に一歩入ると、ルルカがくるくる回りながら笑顔でそう言う。
──四天王、っていうところはよく分からないけど……その他はわかった……かもしれない。
「何で勇者になるの?」
「えー? 知らなーい……勇者になったら分かるんじゃん?」
……がーん。
理由も分からずに俺は勇者を目指すのかよ……
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