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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 勇者育成学校では美少女と本気で戦うようです・コメント募集・ ( No.26 )
- 日時: 2016/01/14 20:43
- 名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: wIAOO7NO)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
「たっ、ただいまっ……」
暫くすると、トイレで着替えてたらしい男版の蒼空が部屋に入ってきた。
男版って言っても……もとから蒼空は男なんだけどね。
さっきの女装も……似合ってるっちゃ似合ってるけどね……
「あ、おかえり〜」
シロは冷蔵庫からミルクチョコレートを取りながらのんきに言うけど──
「あ、あの……っ……ゆ、ユウくん、僕、星野蒼空って言います……! 女装してたのは趣味じゃないんでっ……!」
ドアの前で、何故か頬をほんのり赤くさせながら俺の方を向きながら蒼空はそう言い、ペコリとお辞儀をする。
「よろしく……」
とりあえず……女装は趣味じゃないのが分かったけど……な、何で頬を赤く染めてるの?
……男同士だよね?
「あ、あと、さっきは突き飛ばしてごめんね……! 僕、逃げるのに必死で……」
……さっきのは……忘れたからいいんだけど……『逃げる』って何?
逃げるのに必死……そんなに怖いものから逃げてたのかな……?
「あ、蒼空〜そこにある漫画取ってくれない?」
「あ、うんっ」
チョコレートを美味しそうに頬張りながらシロは蒼空にそう言うと、ごろんと絨毯の上に寝転がってホットカーペットのスイッチをつける。
……ストーブと暖房ついてるし、既に毛布にもくるまってるけどね。
そりゃあストーブと暖房あんまり暖かくないけどさ……
チョコレートも食べてるし……暑くない?
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