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Re: 勇者育成学校では美少女と本気で戦うようです・コメント募集・ ( No.37 )
日時: 2016/01/19 18:20
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: /BRNevpK)
参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里

【▽馬鹿な作者が早くもネタ切れ中のようです】

…ということで! 番外編!

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【▽番外編:魔王育成学校では元勇者と本気で戦うようです】
【▼リミ編】


 目の前にはピカピカに磨かれた鉄で出来た綺麗な門。
門を通り、制服を着た生徒達が次々と私の横を通り抜けていく。

「リミっちー! おっはよー!」

 と、後ろから明るい声が聞こえたのでくるりと後ろを振り返ってみる。
そこにいたのは、昔からの友人──三人の見習い魔王だった。

「どうしたのー? ……あ、やっぱり緊張する? 入学式」
「それなら大丈夫だよーっ私の方がよっぽど緊張してるもん!」

 最初に喋ったのは明るい性格のルルカ。明るい性格で皆から好かれる人気者。
次に喋ったのはメイ。明るく言いながら右手ではくるくると手持ちの短剣を回している。……危ないよ、人にぶつかったらどうすんの?
……で、本来ならばここでもう一人喋るはずなんだけど……

「おはよ。……ねぇ、早く行かないと遅刻するよ?」

 そう言って彼女は一人でスタスタと歩き始める。
……長い付き合いなんだけど……なかなか心は開いてくれそうにない。
毒舌、冷静、完璧。……ちょっとアレだけど私たちのグループには一応馴染んでいる。
……追加だけど、たまにツンデレなところもあるらしい。

「ほら! リミっち!」

 考え込んでると、ぐいっとルルカに手をひかれて転びそうになり、慌てて体制をととのえる。
……もうっ、髪型崩れると大変なんだからね? 制服にもしわがつかないようにしてたのに……

「これから四人で頑張ろうね! 目指せ! 四天王!」

 そう言って、ニッコリ笑うルルカ。
 目標が『四天王』ってかなり大きい事だけど──


 ────その目標が達成されるのはまた別のお話。

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【▽初めてのリミside((当たり前だっ
……難しかったです。……小羽よりはまだましですけど…!】