コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: ガンソルジャー マキノ ( No.13 )
日時: 2016/02/26 23:07
名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)


※前回のあらすじ……からのOP曲!



僕らは4名のテロリスト風の集団に拳銃を向けられていた……。

覆面はしているが、背格好は子供というか……僕らと同い年くらいに見えた。

中にはまだ幼い子供が、重そうにライフル銃を両手に抱えている……。

銃の先端には、ナイフが布キレで縛り付けてあり、ストック部分を地面に引きずっていた。

おそらく、この子の持つ銃には弾が入っていないのかも知れない。



沈黙……。



辺りに雪がチラついてきた……。

リーダー格で、こちらに銃口を向けているのは、どうやら女だ……。
相手を刺激しないように僕らは、静かに両手を挙げた……。

2月の空を見上げて松潤パイセンが呟く……。

『……空がレミオロメンだな……』

『………………?』

テロリストを含んだ、この場にいた全員の頭に[?]マークが浮かぶ……。

『…………粉雪……w』


失笑(汗)確かに粉雪が舞っていた。


『……ぷっ…w』

リーダー格の女だけが理解して笑った!

『カケル!今だ!』

僕はとっさに、無意識に飛びかかり、無我夢中で銃を奪った!

姉貴に教わった護身術が、まさかこんな所で役に立つとは!

思い出す日々……。



□ □ □ □ □

銃を向けられた時の対処法講座vol.1〜vol.8。実践編。

やってて良かったw姉貴式w(公文式みたいに言うw)

□ □ □ □ □



僕らは、その場から逃げた!!



ピィーーーーーー!



覆面の女が指笛を吹く!

※ここでBGM
acid black cherry ピストル!


すると路地の至る所から覆面や、ストールで顔を覆った集団がワラワラと現れた!


僕らは、走りながら大通りに出る!

追って来る覆面集団!



ここだけ見たら、新年の福男レースだ!


『なんなんすか!?奴ら!』ハッハッと息を切らし走る!

『いいから走れ!カケル!振り向くな!』

松潤パイセンの手は、手刀になっていて、腿も肘も直角で角度も高い!
リレーで足の速い奴、特有の走り方だ!!
女子がキャーキャー言う、あのフォームだ!!



すると!


急に一台の暴走車が僕らを追い越し、目の前にスピンターンして停まる!



キキキキーーーー!



ピタ!


ガラガラーーー!



スライドドアを開け謎の声が叫ぶ!




『説明は後だ!迎えに来た!早く乗れ!!』




『『ええーーーーーーーー!!!!????』』



僕らが訳も解らず乗り込むと、大暴走で走り出した!!




走り去るone box carの背面部に、無数の銃弾が、嵐の様に撃ち込まれた!!



つづく

一旦CMでーす。