コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: ガンソルジャー マキノ ( No.17 )
日時: 2016/02/29 22:03
名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)


湯桁のろま様へ


物語を褒めて頂き、嬉しい限りです!(やばいニヤケ顔w)
ドラマ風に書いてるので、それが伝わって貰えて光栄です!(キャッホイw)

はい!続き頑張りまーす!……ペコリ

byワタル



□ □ □ □ □ □ □


ここから本編始まります。



※再びBGMはピストルでーす。




『本当に撃って来やがった!』

『うう……耳がジンジンする!』

パリン!パリン!

困惑して身を潜める僕らを他所に、誰かが動いた!

銃弾を浴びて、ヒビの入った車のリアガラスを、マシンガンのストック部分で破壊しながら叫ぶ!

『しつこいな(ボソ)……北山隊長!武装したバイクが追って来ます!これより[緊急プラン対応マニュアル]に従いやむおえず反撃に移ります!』

『構わんよ!!ニカ隊員!派手にやっちゃってくれたまえ!!』


ダミ声で少しだけ強面(こわもて)の男が尋ねると、隊長と呼ばれた小柄な男が、鼻にかかる高い声で答えた!(鼻づまりの様な声w)
ヘッドホンにインカム。大きめのグラサンをかけている。
まるでヘリコプターのパイロットのようだ。

ニカ隊員と呼ばれた男は、身体を低くして伏せたまま、マシンガンの銃口だけ外に向けると、発砲しながら僕らに叫ぶ!

『耳を塞げ!』

ズババババババババ!

僕は少し動作が遅れて、耳がキーンとする……。


カチカチ

弾切れだ!

『ちっ!これだから骨董品は困る!』

ニカ隊員と呼ばれる男は、マシンガンを車外に投げ捨て腰のホルダーに手を伸ばし、見た事もない銃を抜いた!

ソレは、SF映画なんかでしか見た事がない代物だった!

『やめろぅ!ニカ隊員!!』

ミラー越しに叫ぶ!鼻づまりw
もとい!北山隊長!

※注意:作者は決して北山隊長をディスってる訳では御座いません!!
文章には音声がない為、止むを得ずです。



『しかし北山隊長!このままでは……』

『シャラップ!ニカ隊員!……絶対ダメだ!ここでの使用は許可出来ない!ギャラリーが多過ぎる!この時代でソレをやたらに使うんじゃない!』


「おいおい……カケル……なんなんだよ!こいつら?(小声)」

『ええ!?なんすか?松潤パイセン!?《大声》』

「ダメだコリャ(小声)」

と、次の瞬間!武装集団の乗る2人乗りのバイクが運転席側に横付けして来た!
後に乗る男は対戦車バズーカ砲を構えている!

『ヒュー(口笛)思った以上に過激な組織だな!』by北山隊長

『やっべ!バズーカだ!』

驚き立ち上がる松潤パイセンの後頭部を狙い、後方からもう一台のバイクの男が迫る!

北山隊長と呼ばれた男が、フリスクの様なケースから、おもむろに何かを口に放ると、プチっと噛む!

ドキュン!

撃ち込まれた弾丸!

時が止まった!!

キュウン……キュウン……(回転しながら空中に止まっている弾丸)

ニカ隊員が動き松潤パイセンをしゃがませる。

スローモーション……

驚き顔のままのカケル!

チッチッチ……

ドッカーン!!

『やっべ!バズーカだ!……って……アレ?』

興奮した松潤パイセン!一発の銃弾が撃ち込まれ頭をカスッた!

ギュイン!

車内を撃ち抜く!

『急に立ち上がるな!伏せていろ!』

緊迫した中、ダミ声が響き渡る!

遥か後方で爆発が起こる!

カケル達の行きつけのラーメン屋に、バズーカ砲が撃ち込まれ爆発炎上。

『うわ!あれじゃ カケルにしばらくラーメン奢れねーわ』何故か笑顔。

『松潤パイセン!今 それどころじゃないっす!……てか今……時が止まった?』

僕が、運転席の北山隊長の方を見ると、ミラー越しに"ニヒルな笑み"を浮かべて見せた……。


やがて僕らを乗せた車は、人気の無い埠頭の倉庫に逃げ込んだ!

どうやら、北山隊長のドライビングテクニックで、追っ手は巻いたようだった。


今頃になって、パトカーのサイレンが、遠くの方で、騒がしく鳴り響いていた……。


つづく。


※ED曲。

次回 【タイムリープしてなんたらかんたら……後編】