コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: ガンソルジャー マキノ ( No.18 )
日時: 2016/03/05 17:40
名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)


前回のあらすじ〜のOP曲。



波止場の倉庫に着くなり、北山隊長はニカ隊員の銃を渡す様に指示した。

『ニカ隊員 その銃は私が預かろう!』


『あ はい……』

ニカ隊員から、光線銃を受け取る。


『直ぐに戻る!その場から離れずに待っていてくれ!』


北山隊長は、慌ただしく倉庫の二階に向かう。


それから、パソコンを開き誰かとメールのやり取りをする。

メールの相手は現代人だ。


未来人同志は小型のピンバッジで通信、会話をする。
録画機能も付いており、壁に映像を投影再生する事も可能だ。


『……ダメだ眠い……やはりコイツの乱用は危険だな……』


北山は、例のフリスクの様な錠剤をカシャカシャと鳴らし、ポケットに入れた。


直後、凄まじい睡魔に襲われた。




しばらく、カケル達がハイエースの荷台で大人しくしていると、誰かが車に乗り込み発進する。

ニカ隊員は、疲れのせいか?うたた寝をして、寝ぼけていた。

カケルと松潤パイセンもまた、度重なるアクシデントの疲れが溜まり爆睡していた。


『……ん……隊長……遅かったっすね……ムニャムニャ……』

呟き……再び、眠りこけるニカ隊員。


ハイエースは眠るカケル達を乗せ、朽ちた廃ビルに辿りついた。



寒さと、身体の自由が奪われた様な感覚にとらわれ、カケルが目を覚ますと、目の前は真っ暗闇だった。

と言うよりは、何か紙袋の様な物を被せられ、手足は拘束されていた!

(ここは何処だ!?)


隣にも誰かが、拘束されている!


被せられた、紙袋の下の隙間からスニーカーが見えた!


見覚えのある靴だ、松潤パイセンの物だ!


紙袋の隙間から見える風景から、僅かな情報を探る!


誰か倒れているのを発見した!

抵抗したのだろうか?




負傷している!!



よく見るとソレは、ニカ隊員と呼ばれていた男だった!



一旦CMでーす。




つづく