コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ガンソルジャー マキノ ( No.5 )
- 日時: 2016/02/24 20:37
- 名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)
世の中には……
僕らが目で見たり、聞いたこと以外にもまだ……
何処にも公表されていない出来事があったりする……。
あの不思議な事件から一週間が過ぎ……。
謎のペンギン野郎は……僕らの前から姿を眩ませた……。
※ここで主題歌w
ONE OK ROCK で the beginning!
____僕の名前は竹倉カケル……今日もまた……
姉貴の経営するガールズバー[フリースタイル]にいた……。
先週末とは違い店には僕以外にもう一人、2個学年上の先輩。
松本潤が来ていた。(通称:松潤パイセン)
先輩は超常現象に詳しく、この間起こった不可解な出来事にも真剣に付き合ってくれた……。
因みにこの人、僕の姉貴にゾッコンw
寝ても覚めても姉貴LOVEだw
『お姉さん!いやエレナさん!今日も一段とお美しい!ジュレーーーム!』
先輩は早速プレゼント攻撃だw
『ウフフw……何これ?シャンプー?ありがとぉw』
すると、お決まりの時間に彼が来た。
8時ちょうどに現れる刑事シュガーキヨ。
カランコロンカラン
『腑に落ちない!どーにも腑に落ちないぞーー!ウインちゃんビール……やあカケル君!旨そうなパスタだなあ……ジュル』
『あげないっすよ』
一つ席を移動するカケル。壁際に座る。
すると、キヨさんはさっきまで僕の座っていた場所に座り、今度は松潤パイセンのパスタを物欲しそうに覗き見る。
『じぃーーーーーー』ガン見w
『あ?よかったらどうぞw』
『ホント?いや 悪いねぇ〜〜……モグモグガツガツ……ウんメェっw』(美味いw)
『松潤パイセンいいんすか?あげちゃって?』
『だって カケルお前 こんな至近距離で物欲しそうに指咥えてしかも あんな濃い顔のオッサンに見つめられたら w怖くてwやるしかないだろ?w』
『たしかにw』
『モグモグ……ウインちゃん……モグモグ……カケル君の友達に何か一杯やってくれ!……モグモグ』
『だから高校生だっつーのw……代わりに私が一杯頂きまーすwキヨさんゴチw』
カンパーイw
『この光景前も見た様なw……毎週末デジャブ……』
それから僕らは小1時間程、謎のペンギン野郎について討論していた……。
あーでもない
こーでもないと
やんややんや
ピーチクパーチク
ペンギンペンギンと……。
ガガガ
椅子の引きずる音。
『ご馳走様でした……』
カウンターの隅っこで静かに飲んでいた男が、会計を済ませ、時間を気にして出て行く。
『わっ 僕ら以外にもお客いたんだw』
キヨさんのキャラが濃すぎて、僕らはカウンターの隅っこの男に気づかなかった。
『ありがとぉ!橋を渡る男さんw明日もお願いねw』
姉貴に見送られ、照れた顔で去っていく。
店の常連客らしい。
カランコロンカラン
それから数分後。
『ちょっとトイレ……ん?なんか落ちてる……写真……』
さっきの男が落として行ったのだろうか?
『これっ!!??』
『どーした!?カケル君!大きな声出して!?』
ビールグラスを持ち飲みながら、写真を奪い驚愕するシュガーキヨ!!
『ブーーーーッ!!』吐き出す霧状のビールw
『わっとw』
『ちょ!キヨさん!(怒)』
『ゴホッ!ゴホッ!』
胸を叩き、指差すジェスチャーw
その写真には空飛ぶペンギン野郎がバッチリ捉えられていた!!
『これって!カケルの話してた!……エレナさん!さっきの人が落として行ったんじゃないですか!?』
興奮気味の松潤パイセン!
『姉貴!あの人は!?』
僕も気になり詰め寄る!
『ちょちょ!待って!私もお客さんってだけでよく知らないしw……松潤君……顔近いw……あ?そうそう……ブリッジワーカーとかいう会社の社員って言ってた様な?』
『ブリッジワーカー!?……ゴハッゴホッ……あの24時間体制 三勤交代の派遣型!建設会社か!?……ゴホッ!』
『キヨさん大丈夫?そう言えば?先週蹴られて骨折したんじゃないの?』
駆け寄り手を添える姉貴。
その手を握るキヨさん。
『ああ…ウインちゃん……お気遣いありがとう……でも大丈夫さ……診断の結果ただの打身だった打撲までも至らない……へへw』
『え?なんだ……』
スッ(だったら触んなや……)
そそくさ手を引くエレナw
『あれ?カケル君達は!?』
『とっくに追いかけて行ったわよw』
『誰を!?』
『だからwブリッジワーカーの!』
『いつ!?』
『今!さっき!w』
『ぬぅわぁーにぃいいい!?やっちまったなぁ!……カケル君!早まるな!』
ダッシュ!
※ここでBGM流れまーすw
Acid Black Cherry で ピストル。
『ちょっ!キヨさん!!』
『おっと!釣りはいらねーぜ!』
パン!
カウンターに札を置き走り去るシュガーキヨ!
『……だから足りないっつーの……千円ぢゃん……』
走るシュガーキヨ。
『ハァハァ!ところでアイツら!?どっち行ったぁああ!???』
一旦CMでーすw……つづく