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Re: ガンソルジャー マキノ ( No.6 )
日時: 2016/02/04 09:34
名前: ワタル (ID: VhCiudjX)

※引き続きBGMはピストルでーす。


シュガーキヨは、必死に繁華街を探し回るもカケル達を見失っていた。

『きゃぁーーー!』

女性の悲鳴だ!!

事件が起こる!

シュガーキヨは、引ったくり犯と遭遇した!

すれ違い様に確保!

急な展開とはいえ、見事な逮捕劇だ!

だが、今はそれどころじゃない。

パトロール中の警官に任せると、シュガーキヨは感を頼りに街を駆けずり回る……。


カケル達はというと、まだ完成途中の橋の工事現場に来ていた。

そこで、写真を落とした男を見つけた。

隠れて様子を伺う松潤パイセン……。

少し遅れてカケルも登場。

『ゼェハァ……松潤パイセン……やっと追いついた……走るのダメっすてば……』

『遅かったな?カケル!……いたぞ……』

『ハァハァ……え?でも何者っすかね?まさかペンギン野郎の仲間とか?』

『さぁな……でも見てみろ……面白い事が起こりそうだ……』

『え?……あれは!?』

見た目はまるで霊柩車。

邪教徒ブラッディーメアリーの教祖様のお出ましだ。

噂には聞いたことがある。

初めて目にした。

なんでも未来が見えると言うその教祖の名は、預言者レッドアイ……。

『そう言えば 昔 俺の同級生の家族が失踪した事があって……噂に寄ると あの邪教徒の信者になったって聞いたけど……』

『マヂっすか!?……でもその話し……昔 姉貴も言ってた様な……』

連中は、橋に隣接する、既に廃墟と思われていたビルの中に、入っていく。

姉貴に"橋を渡る男"と呼ばれる男もそこへ入って行った……。

『行くか?カケル!』

『ももももち!っす!』(もち。勿論の意味)

と、その時!上空を何かが飛んだ!

黒い大きな翼の影!

ゾクッ!

『まさか!?』

『カケル!あれを見ろ!』


上空を指差す松潤パイセン!

僕はそれが何なのか、見る前から解った気がした……。

そう!

謎のペンギン野郎が再び、その姿を晒し出した!!

そして消えた!

『消えた?いや見える!!アソコだ!追うぞカケル!』

『え?橋を渡る男さんの行方は!?』

『そんなの後だ!』

僕らは見失わない様に必死で追いかけた。

未知なる生命体か?

はたまた軍事機密か?

とにかく好奇心だけが行動を駆り立てた。


……。


……。


だが……結局、見失う。

追い詰めたと思った場所は袋小路で行き止まりだった……。

『あれーーー?おかしいな?確かにこっちに曲がるのが見えたんだけどなーー……』

『ゼェ……ゼェ…ハァハァ……松潤パイセン…オレもう無理っす……』

ヘナヘナ……ペタン。

座り込むカケル。

『ああーチックショーー……カケル?大丈夫か?』

『ハァハァ…松潤パイセンなんか飲みますか?喉渇いて……たまには奢りますよ……』

タッチパネルの自動販売機だ。

『サンキューwカケル!いいのか?おいおい?今月の小遣い大丈夫か?』

松潤パイセンは嬉しそうだw

ピッ!ガコン!

プシュ!

『ええwどうぞどうぞ w次回ラーメン奢って下さいw』

『ん!…ゲホッ!でたよw結局それかw』

ピッ!ガコン!

プシュ!

『ゴクゴク……プハーーwやっぱアンバサっすねぇw』

『俺 マウンテンデューw』

『なんすか!?ソレ?てか ここの自販機レアなの多くないっすか?』

タッチパネルをスライドするカケル。

『……あ……ホットミルク……』

その時、突然!空がヒビ割れ、イナズマを帯びたマシンが降りてきた!

ビビビ!

バチッ!バチッ!

『嘘だろ!なんだよ!まさか!UFO!?』

『松潤パイセン!何か来る!』

一台のマシンが、空から現れると、3人の隊員風の人影が降りてきた。

何やら名前を呼び合い状況確認をする彼等……。

聞き取れたのは……フジガヤ、タマモリ、そしてミアタ……。

彼らの名前らしい……。


それが未来から来た、タイムポリスだという事を、僕らはまだ知る由も無かった……。つづく


※エンディング流れまーすw
Kis-My-Ft2 で eternal mind!

次回 【ビヨンドホープ】