コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ガンソルジャー マキノ ( No.8 )
- 日時: 2016/02/09 19:44
- 名前: ワタル (ID: VhCiudjX)
__それから僕らは、これといった有力な情報も得られないまま、週末を迎える……。
あの日、起こった謎のマシンと彼らの話しは誰にも言うなと、松潤パイセンに念を押された……。
仮にヤバイ組織だとしたら秘密を知る者として、命を狙われかねないからだ…。
それに……誰が信じてくれようか……?
話すタイミングと時期はいずれ来る……ただ今はその時では無い……。
そして……
いつも通りの光景……そこは、血の繋がらない姉の経営するガールズバー。
[フリースタイル]だ。
僕らがまた姉貴の作る料理をカウンターで食べていると、8時ちょうどに奴が来るw
最近、馴れ馴れしくなってきたので、いない所では彼を奴と呼ぶ事にしたw。……刑事シュガーキヨの事だ……。
カランコロンカラン
『わかったぞ!!カケル君!……おや!?今日はオムライス……?』
『あげないっすよ!』
『……かな……?』
シュガーキヨが話し終わる前に、被せ気味に断るカケル。
シュガーキヨは、またしても松潤パイセンの方を見るが、既に完食していたw
『ちぇ……ウインちゃんビール(ボソッ)』
『ハイwキヨさんw』
シュポッ
コッコッコ…
ビールの栓を抜き、お洒落なグラスに注ぎ渡す……。
しかし、いつになくシリアスなシュガーキヨ、写真を落としていった男の話しを始めた。
ボトルキープの名前は"橋を渡る男"だった。
その男は、あれから店には来ていないらしい……。
※チビッ子読者の為にあえて説明しよう!ボトルキープとは……文字通り、ボトルに残った酒を次回来店する時までキープ出来るシステムの事だ。各自ネームを入れるのが一般的である。
『橋を渡る男……奴の名前はロイズ中岡……フリーの戦場ジャーナリストだ!』
『戦場ジャーナリストォ???』
『洗浄ジャーナリストォ???』
カケルとエレナ(姉貴)の声が重なる。
『洗浄ジャーナリストって何 洗うの?(ヒソヒソ)』
『何も洗わないと思う……姉貴それボケ?……戦う戦場ですけどwウォーズwウォーズw……WARだってばよw』
『あ?そw……ちょトイレ我慢してたからwつい発想がそっちにw』
『それでか…ところで……そのロイズ中岡はブラッディー・メアリーの集会所に入って行きましたよ……てっきり信者かと思ったぜw』
『ん?そうなのか?……えーとキミはカケル君の先輩のぉ……』
『あ…俺!松本潤です!一応 高校生探偵やってます!資格は持ってないので闇探偵ですけどねw』
『ほう?違法じゃないのか?……ジィーーーーー(ガン見)……逮捕しちゃうぞw』
『いやw勘弁して下さいよ!それにキモイっすw』
そんな感じで、
僕らは情報交換をしながら……
やんややんやと盛り上がり……
ピーチクパーチク……
時は流れて……
そして、シュガーキヨは小一時間ほど僕らに聞き込みをすると、パトロールに出かけた……。
すると入れ違いに客が1人来る……。
なんだか奇抜なスタイルだ。
何かのコスプレか?
胸にBEYOND HOPE (ビヨンド・ホープ)と書かれた制服を着ている。
落ち込んだ様にカウンターに座るなり、溜息をつく……。
姉貴も初顔合わせの様な接客態度だった…。
(でも待てよ……この顔?この未来感満載の制服……何処かで見たような……。)
と、その時!およそ同じ考えが浮かんでいた松潤パイセンが叫んだ!
『ミアタ!!!!』
『え??』秒速でコチラに振り向くミアタ!
カケルは慌てて松潤パイセンの口元を両手で塞いだ……つづく
※ED曲
Kis-My-Ft2でeternal mind流れまーすw
次回 【タイムポリス】