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Re: 君の笑顔に華開く ( No.2 )
日時: 2016/02/08 21:12
名前: 鶯 (ID: Qx4JmDlZ)


「おい!今日は一時限目から居眠りかよ。やるねえ〜」

奏の机に、自称「きっと前世はケネディ、やるときはやる男」佐久間 翔がきた。

“秘密の共有者”でもある。

短髪の髪にちょっと幼い面影がある顔が、にやにやした笑みで話しかけてきた。

「昨日寝てないんだよー。『勇者とお姫様シリーズ ラスボスよりちょっとザコいボスを倒せ!パート2』やってた。」

思い出しただけで、ニヤニヤする奏を見て翔はため息をついた。

(奏がやってるゲームっていつも題名が意味不明…)

「何時までやってたの?」

「13時!」

「腐女子か」

「深夜までゲームをやる=腐女子の等式があったとは…。ってか、腐女子じゃないし。」

奏は腐女子は肉体的に腐っている女子なのだと説明していると、黒髪がはえるイケメンが奏の机にやってきた。

「奏!翔!肘の角度、求まったよ!」

「「おお!」」

京を頼りにしていた翔と奏は、早速ノートに写していた。

京も“秘密の共有者”である。

「そういえば、さっき、なに話してたの?」

京はノートを閉じながら言った。

「腐女子は肉体的に腐っている女子のことをいうのに、深夜までゲームをやる=腐女子って言ってるから、そこらへんを解説してた!」

「へー、腐女子ってそういう意味なんだー!」

そういう奏と京に翔は心で突っ込んだ。

(絶対違う…)