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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 切丸蔵祢々の妖怪絵巻日記 ( No.2 )
- 日時: 2016/02/24 00:14
- 名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)
釈放されて尚もまだ、お腹が空いたと駄々をこねる祢々。
見兼ねた浜田婦警(♀?)が出前を取ります。
『チワッス!昇竜軒でぇーす!……売掛ですね?毎度あり!』
※売掛:月末払い
カツ丼が出てきました……。
ぺろっと食べ終わると、松本署長の鰻重も取り上げ完食しました。
なかば迷惑がられ日間出署を出た祢々。
どさくさに紛れ注文した署員達と、既に仲良くなっていた。
お代は全て松本署長宛だw
『ほな ばいならーーーw』
祢々を見送る遠藤と田中。
首をコリコリと鳴らしながら歩いていると、言い争う声が聞こえて来た。
『ん?親子喧嘩かな?』
……聞き耳を立てる祢々。
すると、こんな声が聞こえてきました……。
「キテレツーーー!毎日毎日ナンばっかり買ってきて?ナンナンナリかーー!?…今朝もお昼も昨日も今日もナンばっかりってナンナンナリー!!」
バタン!
スタスタスタ
『ん?家出か?……おーい夕飯迄には帰ってコーイ……とかいってw(チラ)』
覗き見る祢々。
『随分とオンボロ屋敷だな?』
【つぶれ荘】
『御免くさーい またまたくさーい あーくさ……誰かいませんか?……ナンばかり買ってくる人?……いませんか……?』
カビ臭い……。
妖気が漂う。
ゾク
『ワオ!髪の毛 逆立っちゃったw ここいるわ絶対!』
《説明しよう!》
切丸蔵祢々は妖怪ハンターである!
身の廻りに妖気を感じると、ショートボブの髪の毛が、静電気の様に逆立つのである!by鴉天狗のクロ(声が高い)
昼間にも関わらず暗い……そのアパートに、恐る恐ると侵入する祢々で御座いました……。
つづく
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