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麓の巻　３人だけの秘密基地

叶多視点

どうしよう、会議だなんて初めてだよ...

美玲「どこでやろうかな？私の家はダメだし...」

叶多「私の家もダメです。」

静「わ、わ、私の家も....」

美玲「う〜ん....そうだ！秘密基地作ろう！」

叶多「えっ」

静「ひ、秘密基地ですか？」

美玲「そう、紀野さん、春田さん、秘密基地に置きたいもの持って私の家来て！」

静「わ、わ、分かりました。」

持っていきたいものか...なにがいいかな？
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美玲の家

ピンポーン

美玲「はい！あっ紀野さん！春田さん！」

叶多「で、秘密基地はどこに作るんですか？」

美玲「えっ、あそこ」

静「えっ木の上に作るんですか！」

美玲「うん、今から！」

えっ、今からって....

叶多「あの、材料とかは....？」

美玲「あるよ」

木の板２０枚　竹７本　などなど

静「これ、すぐ作れるんですか？」

美玲「うん！頑張れば！」

だよね.....

美玲「よし、作ろう！」









３時間後....

美玲.叶多.静「完成！」

美玲「じゃあ、持ってきたもの置いてこうか！」

叶多「私は、本とばんそうこうと時計を持ってきました。」

美玲「時計！いいの？そんな高いもの...」

叶多「お父さんがいらないと言っていたので...」

美玲「そうなんだ」

静「わ、わ、私は、厄除けのお守りと方位除けのお守りと開運除災のお守りを持ってきました...」

美玲「全部、お守りだね...しかも厄払いのお守りだし....」

静「す、す、すいません！」

美玲「いや、何かあったときに役立つかな？←自分でもなに言ってるか分からない」

美玲「私は、リボンとぬいぐるみとカーテン！」

叶多「可愛い...」

美玲「ありがとう！」

静「あ、あの思ったんですけど、雨漏りとかはしませんか？」

美玲「その点は大丈夫！丈夫な木の板買ったから！」

美玲母「ジュース持ってきたわよ！」

美玲「じゃあジュースで乾杯しようか！」

美玲.叶多.静「乾杯！」