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Re: クラスの皆が悪者になった話 ( No.36 )
日時: 2016/03/31 19:19
名前: リリィ (ID: RwzJGXJK)

十四の巻 大変な1日パート1

美玲視点

1時間目 自習

先生「では、皆さん静かに自習していてくださいね」

みんな「はい」

ガラガラ

うわぁー算数だ...

線対称...およその面積.....

無理だよ...

何より無理なのは...席替えで、伊藤(兄)の隣になったことだよ!

無理だよ....はぁ...

最初の問題から分からないよ!

え〜と...先生分からないところは隣の席の人に聞いてねって言ってたけど....聞けるわけないじゃん!

龍太郎「どうした?簑原全然進んでないけど」

美玲「あっうん最初の問題から分からなくて...」

龍太郎「そこは、ここをこうしたら出来るよ」

分かりやすい....

美玲「ありがとう」

龍太郎「うん、分からないところはいつでも聞いて」

美玲「じゃあ、この問題って...」

龍太郎「ここは、こうして...」


45分後

美玲「なんかほとんど教えてもらった気が...今度お礼するね」

龍太郎「いや、いいよ」

美玲「でもなんか申し訳ない...」

龍太郎「申し訳ないと思うならさ、俺たちの仲間になれよ」

美玲「それは無理」

龍太郎「は?お礼するって言ったよな?お礼って言うのは人に役立たないといけない、俺にとってお礼は、仲間になることだ」

だから、わざと私に優しくしてたんだ...

キーンコーンカーンコーン

休み時間だ...春田さんと紀野さんと服部さんと金村君のところに行こう...

美玲「ごめん、伊藤君そのお願いは無理だから」

と私は逃げた。

美玲「春田さん!紀野さん!服部さん!金村君!」

静「な、な、なんでしょうか...」

叶多「何?」

柚佳「どうした?」

陸斗「何?」

美玲「次、図工だよ、一緒に行かない?」

静「は、は、は、は、は、は、はい」

叶多「春田さん、『は』が多すぎ...」
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陸斗「まだ、信じられない....こんなことが起きてるなんてな...」

柚佳「ほんと、あり得ない」

美玲「うん」

ほんとに何がどうなってるか分からない....