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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 観覧車。短編集】ssにて300突破さんきゅ&謎解き実施中 ( No.23 )
- 日時: 2016/03/10 16:02
- 名前: 湯呑ゆざめ (ID: HT/LCIMm)
≫夏の無邪気とスパンコール。≫こんさんリク
寄せては返す波に、私たち仲良し4人は「わあ…」と全員して感嘆の
息を漏らした。
今日は高校卒業前の一泊キャンプ、最後の思い出づくりである。
でも、私は一つ決めている。このメンバーの一人、夕太に告白すること。まあでもとりあえず友達として楽しまなくちゃね!
そう、落ち着いて海へ駆け出した。
時は夕暮れ、料理が得意な二人は先に戻った。
片づけを終えてひと段落ついた私は、海で一人遊ぶ夕太を見る。
夕焼けがスパンコールを散らしたみたいに海を照らしていて、
そこにいる彼がひどく似合っていて、心からいとしかった。
ぼうっと見つめる私は気づかなかった、いつのまにか彼が私の目の前に
いたことに。ハッとして立ち上がりかけた私の肩をレジャーシートに
押し倒す。夕焼けから藍に変わる空が一瞬見えたけどすぐに至近距離に
彼の顔で隠される。
準備をする暇もなく優しいキスを落とされた。自分が自分なのか分からないくらいの幸せが私を包む。
しばらくして、私は「スキ」と呟いた。彼は「わかってる」と照れ隠しにそっぽを向きながら、言いぐいっと私の手を引く。
「さ、二人であそぼっか!」
笑顔の君の手にはいつのまにか水鉄砲が握られていた。
少年みたいにあどけない無邪気な笑顔に私の心は撃ち貫かれた。
キミが大好き。心の中で呟いて私は彼を追いかけた。
end
こんちゃんごめんね無理やりだし下手で…
何か直してほしかったら言ってねーーゆざめ
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