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Re: 観覧車】短編集。参照600突破記念祭り♪ ( No.72 )
日時: 2016/05/09 18:41
名前: 湯呑ゆざめ (ID: ovLely7v)

≫好き好きだいすき、一番すき。


君が、私に「おはよ」って何気なく挨拶してくれる。冗談で笑わせてくれる。授業中、前の席のあたしは君の視線を独り占め。

秘密のおはなしも、雑談も授業中はあたしだけのもの。ちょっと、
くしゃってなった笑顔とか、

ふと、あたしを見つめたその瞳。息ができなくなるの。

バイバイ、そんな一言だけでふわふわしちゃうよ。
あたしは君の電話番号を知らないから、友達が夜電話したとか聞くと、

いいなあって思う。羨ましいよ。単純だよね、馬鹿だよね、わかってる

でも、それでも君への気持ちは「恋」なの。ホンモノなんだ、きっと。


頭を叩かれた時ごつごつした手、長くてほっそりした指、石鹸の
微かな匂い。


なんだか、男の子だなって思っちゃって。その日は目を見れなかった。

それからは、女子とは違う喉仏だとか筋肉がついた足、背中から目がそらせなくて、熱にうかされるみたい。



あたしは、一喜一憂して空回りしちゃう。

こんなにドキドキしてしまう。こんなに胸が痛いよ。


ねえ、いつか伝えるよ。


好きですって。
ううん、そんなんじゃ足りない。


だいすき。


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まさかの実話(ー_ー)!!