コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: +僕らの電脳戦争+ ( No.16 )
日時: 2016/03/23 18:47
名前: K(*^▽^*) (ID: a0p/ia.h)

「たーいきー!」

「ん?」

遠くから夏樹達の声がした。
あ、ずいぶん遠くまで走ってきたのか。 

「今行くー!」

と叫んでからため息をする。

何だったんだ、、。

もーわけわかんねぇよ!!

「いたいた、大輝、どーしたの?」
「狐。」
「は?」
「狐だった。」
「俺は、狸に見えたぞ?」
博之がは?とでも言いたげな顔で言い返す。
「化け猫じゃないの?」
要がきょとんとして首をかしげる。
「狐!」
「狸。」
「狐だ!」
「狸だ!」

「落ち着きなさいよ、狐と狸で喧嘩すんな!」

『ゴンッ!』


「でも俺、、少し見えたんだけど、、。」
「まだ狸って言うのかよ、、いってぇ、、。」
頭をさすりながら夏樹をニラむ。
「何よ、文句あ、ん、の?」
「ゴリラかよ。」
「何ですってぇ、、?」
夏樹の手が上がる。
「聞けよ。」

「体がブレて見えたんだ。」

Re: +僕らの電脳戦争+ ( No.17 )
日時: 2016/03/26 15:43
名前: K(*^▽^*) (ID: GlabL33E)

「はぁ!?ぶれてるってどういう意味よ。」
夏樹が博之の胸ぐらを掴む。
「だから、、あれは幻とかじゃなくて誰かがメガネで見せてるん、、「狐も?」狸だ。」
「だからこう言うこと?」
要がなるほどという顔で話し始めた。
「どっかの奴らがイタズラで、メガネを使って奇抜な狐や狸を見せて驚かしたんでしょ。」
「変な飾りつけてたぜ、狐。まるでお狐様。」
「俺も。」
「でも大分高度なことだからこんな田舎町じゃないわね、隣町の小学生かしら?」
「笹本小、、?」
博之の口から出た言葉に全員固まった。

ささもと、笹本小。
俺らの住んでる町の隣町。
そこは俺達の住んでる田舎とは違うのでコンビニやデパートなんかがある。
でも、どちら共町の外れだから関係ない。

それなのになまりが悪いだとか馬鹿にして喧嘩をした件は後をたたない。

なぜ俺達がそんなに交流があるかというと深い訳がある。