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Re: 星屑と初恋。【短編集】 ( No.1 )
日時: 2016/03/20 12:30
名前: 湯呑ゆざめ (ID: HT/LCIMm)

≫オープニングに月屑を。


ぼうっと暖かな光がだんだん大きくなり、「これから」に観客たちは

期待する。一旦真っ暗になり思い出すのはいつかの涙。

それを忘れさせるように光がまた、道を照らした。
言うならば、それはオープニングだ。

その顔を見て、笑顔を見たときから恋を知って。
胸に空洞ができたみたいに痛くなったけど。

1秒もかからずに惹かれるんだって教えてくれたね。
でも、僕はもう卒業。

受験で悩むときも、君の笑顔で頑張れた。
無邪気なキミの瞳を見るたび、恋愛対象にみられていないことが
わかって少し悲しかったけど。

君が僕を男として見てくれたら、なんて。ごめんね我儘だ。

きっと、君は優しいから悩んでしまうよね。
だから、最後まで「先輩」でいよう。

僕の旅立ちに、僕の道にたくさんの星屑を散りばめてくれた君へ。

今度は僕が君の道を満月みたいに明るく照らそう。

君の道に月屑を散らばめて、幸せを願おう。




だから僕は振り返らないよ。




end
とある短編集のアナザーストーリーです。わかる人いるかな?
まず、そっちを読んでみたほうが多分わかる・・・はずです。
駄作に付き合って下さりありがとです!(^^)!