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Re: とある双子の姉と弟は、異世界へ落ちてしまったようです。 ( No.17 )
日時: 2016/08/16 14:15
名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: 3Oig7PbJ)

ピカッ…——!!

「うわ」
「きゃっ!」

僕と姉さんは、思わず手で顔を覆った。
何だこの光。まぶしい…っ。
そういえば、さっきも似たようなことが…。

…と、光が消えた。

「…何だったんだ?」
「あら?ダイヤが消えて、封筒!?」
「えっ」
「み、見て!迷路が…ない!」
「ええええっ!」

姉さんが持っていたはずのダイヤは封筒になり、あの大迷路は消え、無駄に広いロビーに戻っていた。

「あ…。この封筒、さっきのと同じ…」

僕は、手に持っていた封筒と、姉さんが持っている封筒を見比べた。

「本当だわ。つまり、これもMr.なんとかからなのかしら」
「たぶんね。…あ、裏に名前がある。やっぱりそうだ。中を見てみてよ」
「ええ」

—————

to.カレン レン

第一ミッションクリアおめでとう!
あんな小さなダイヤを見つけられるなんて、大したものだ。
それに、あの大迷路を出てきたこともね。

さあ、次は第2ミッションだ。

第2ミッションは、「謎解き」

これから君たちには、3つの謎を解いて犯人探しをしてもらう。
まず、右の階段を上がって、103号室へ入ってくれ。
きっと白い2つ折りの紙が机の上に置いてあるはずだ。

謎が解けたら、ミッションは終了だ。

健闘を祈っているよ。

Mr.x

—————

「次は…謎解きですって」
「謎解き?」
「ええ。3つの謎を解いて、犯人を探すの。とりあえず、右の階段を上って103号室に行けって」
「わかった。じゃあ、さっさと終わらせよう」
「ええ。もちろんよ」