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Re: *あの日見た夢* ( No.1 )
日時: 2016/07/28 10:07
名前: 陽 (ID: QYM4d7FG)

【1章】第1話:学校生活




私は、月宮中学校1年2組。麻木空。
割と友達も多く、学校が苦痛だとは思わなかった。
寧ろ家よりか楽しいと思えた。

「千奈、おはよう」

「あ、空ちゃん・・・おはよ」

少し遠慮気味に、私の親友、雨夏千奈が挨拶を返した。
何だろう、今日は元気ないな。気のせいだろうけど‥。

「千奈今日は元気ないね?どうしたの?」

「昨日夜4時に寝て今日朝6時に起きたから」

は。
それなら元気ないのも当然だ。

「なんだー、てっきり風邪気味なのかと思ったじゃん」

「・・・まさか。私ばかだから風邪ひかないよ」

千奈はいつも楽しそう。
つられて私も楽しくなる。



教室に入った。1年2組は25人。

「あれー?空今日は遅かったね」

そう言われ、時計を見る。8時23分だ。
いつもこのくらいなはず・・・。

「帆花が今日早すぎたんじゃないの?私はいつも通り」

「そっかなー?今日はあたし・・・そういえば7時半くらいに来た」

「やっぱり」

その瞬間チャイムが鳴り、私は席に着く。




___今日は頭の中で歌を歌っているうちにもう6時間目が終わった。

私は1人で走って帰り、そのままベッドにダイブした。
今日はなんだかモヤモヤする。


「空、夜ご飯よ」

お母さんが呼ぶ。

「うん」

私は30分で夜ご飯を済ませ、風呂に入り、そのまますぐ寝た。




____________________

いつもの下校風景。

「空ちゃん、私ちょっとコンビニ行きたいんだ」

「え?うん、いいよー」

「ここで待っててくれる?」

「一緒に行かないの?」

「・・・うん、ちょっとね、空ちゃんには秘密にしたいこと」

「・・・・・・そか、じゃあ行ってらっしゃい」

「ごめんね!すぐ戻るから!」

そう言って、道路の向かいにあるコンビニへと向かっていった。


すると、今、見えてしまった。
赤信号を無視する車が。


その車はこちらへ向かってくる。
下を向いて考え事をしていた千奈。
千奈の方向に車は向かってくる。

その瞬間。

_____バンッ。

私の耳に、車と何かがぶつかった音が入ってきた。




*続く*


ここまで読んでくださって有り難うございます。

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