コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 普通の青春なんて過ごせない【コメ募集中】 ( No.6 )
- 日時: 2016/08/15 15:26
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
- 参照: 雑談掲示板の名前に戻します、陽(ひな)です
※プロローグでは語り手が雲雀でしたが1話から主人公(惺香)に変わります
それでは、
【第1章】
-1 episode-「自己紹介」
私は柊惺香。今日からこの条ヶ丘中学校に転入してきた。
さっき朝会でも挨拶したばかり・・・だけどまあ、クラスでまた改めて自己紹介だ。
私は中学2年生だ。髪は濃い紫でショートカット。ちょっと長めの。
目の色は薄い紫。髪色と目の色は遺伝らしい。
結構友達もいる。前の学校でも友達は沢山いた。
ふう。
自己紹介ですねそうですね・・・。
「改めまして、柊惺香です」
そっか、名前言うだけじゃ漢字覚えてもらえないな・・・。
黒板に書いた方がいいか・・・。
名前を書く。すると1人の女子が言った。
「珍しい・・・名前だね」
__そうなのか?まあこんな「惺」っていう字は周りでは見ないけど。
まあいいや。続けよう。
「誕生日は2月13日、好きなことはテニスです」
その瞬間、2人くらいの女子がガッツポーズをしていた。何だありゃ・・・?
そうか、テニス部の人たちかな。部員が増えるからか何かで歓喜してるんだろう。
自己紹介中は静かにしてほしいが・・・。
「何か質問がある人は」
クラスの半分くらいが手を挙げた。
「じゃあこっち側の人から質問がある人は聞いていってください」
そう言い、向かって左側を指す。
「そ、それじゃあ・・・」
机の側面に貼ってある名前を見る。太鼓の鼓?なんて読むんだろうあの苗字。名前は千冬って読むんだろうな・・・。
「あの、好きな食べ物って何ですか?」
「好きな食べ物・・・チョコレートです」
「チョコ!?私も好きなんです〜!」
「あ、はあ・・・そうなんですか」
すごいテンション高い人だな。おしとやかそうなのに・・・。
「次・・・」
側面を見る。清水。
「あ、あの・・・体重何キロですか!?」
「・・・48㎏ですけど」
「あ、はいすみませんっした」
凄い人だな。普段もこんな感じなのかな・・・。
てか私なんで体重なんて言ったんだろ。まあいいか。
次の人は。小鳥遊・・・雲雀?
__ことりゆう・・・くもすずめ・・・。
凄い名前だな、世の中こんな名前の人もいるのか。
「一見すごい背高いですけど、身長どのくらいなんですか?言えないなら大丈夫ですが」
「166cmです」
その瞬間女子がざわつく。てかこのクラスさっき皆が立ってるところ見たけど背全体的に低くないか・・・?
____一通り、皆の質問を聞き終えた。
ほとんど皆に質問されたな。そんな聞くことないだろうに。
先生が言う。
「それでは皆さんの方から自己紹介しましょうか」
それを待ってた。全然皆のこと分からないしな。
「じゃあ出席番号1番から」
「はい」