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第3話前編

詩音は慎一の部屋に勢いよく入った。
「慎一！月曜日だよ！初めての学校、約束したでしょ！」
「ん！じゃぁ、出発だ！」
2人は約束を覚えていた。
「じゃ、行ってきま〜す！」
いつものように詩音は慎一の母親に言った。
母親は慎一の姿にビックリしている。
「詩音！ルートは？」
「こっちこっちぃ！」
慎一も学校に行くことにビックリしていたのだ。

「着いたよ〜！」
詩音が慎一に言う。
「おぉ！すげぇ！」
慎一は名門校を見て言う。
すると、月影に会う。
「よぉ、重神。真田も来たのか。」
「よぉ。」

2人は下足室に入る。
「こんな綺麗なんだ。」
「もちろん。」

2人は廊下を歩く。
「俺等の教室はここか。」
「おい、お前誰だよ。クラス違うなら帰れ！」
クラスの悪が慎一に言う。
「不登校の真田慎一だ。来て悪かったな。」
そう言って慎一はさらりと教室に入っていく。
しばらくして先生が教室に入って来た。
（あの人誰？）
「初めましてだな。僕、優也。」
「お初！俺は翔太だ。」
「よろしくだ。」

第3話前編終了