コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 幽霊と少年の大切な約束..... ( No.4 )
日時: 2016/08/19 10:58
名前: モンモン (ID: /NsG2i4v)

第3話{貴方は今・・・・・}



それから、美蘭は優斗をまった。
何年も、何十年も・・・・・・・
しかし、優斗は来なかった。



美蘭「今日も貴方は、来なかった。」



美蘭は自分の運命を呪った。
もし自分と優斗が出会わなかったら
こんな悲しくて、辛い気持ちになることも
なかったのかもしれない。



美蘭「うそつき・・・」



美蘭はそう言って、その場を去ろうとした。
そこで美蘭はふと気付いた。


美蘭「そう言えば、あの人、最後に・・・」



『きっと生きて、美蘭にあいにいく。だから待ってて。』



美蘭「確かあの人、あのあと・・・」



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』



美蘭「まさか!!」



美蘭は優斗と初めて会った場所に向かった。



美蘭「!!」

?「やっと、来てくれたね。」

美蘭「ゆ、ゆ、優斗!?」



そこにいたのは
美蘭が会いたいと
願って、願っていた
優斗だったのだ。



優斗「『僕と君が、初めて出会った場所で待つ。』」

美蘭「貴方のその最後の言葉に気が付かなかったら、私は一生貴方をうらんでいたかもしれない。」

優斗「でも、これで僕は一生、君と一緒にいれる。」

美蘭「クスクス」



美蘭はその言葉に、笑った。



優斗「さあ、いこう!!」

美蘭「うん!!」



そして2人はもう誰にも邪魔されない
ところで静かに、暮らしたのです。



          完