コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 陸上部青春記録【コメ募集中】 ( No.17 )
- 日時: 2016/08/29 11:02
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
第13話
「何かこのスカート高いよ・・・?」
「そう?」
「だって!私がいつも買ってるズボンとか2000円弱くらいだよ!」
「私がいつも買ってるスカートは6000円くらいだよ?」
「・・・」
いやそれにしても高くない?予算もう少し持ってくればよかった・・・。
これだとTシャツはだいぶ安いの選ばないといけないかな・・・。
「そーだ、私がたまに行ってるあの服屋なら安いかな・・・Sunleafって店なんだけどね」
「ふーん・・・じゃあそこ行く?」
「うん!」
サンリーフ・・・そういえば前にテレビで宣伝してた気がする。
「ここからだと・・・400mくらいかな〜」
「そうなんだ」
「あ、あそこに看板見えるよ」
「ほんとだ、Sunleaf・・・」
「今日は土曜日だし、多分全品6%OFFだったかな」
「6%・・・?微妙だな」
「なんでなんだろうね・・・」
Sunleafに着いた。予想以上に大きい店。
「いらっしゃいませー、あ、水咲さん!」
「あ、泉さん!お久しぶりです」
「いつも有り難うございます〜」
「いえいえ」
まあ、社長令嬢だもんな・・・。
「この店あたしのお婆さまが投資したらしくてさ」
「え」
「だから知り合い沢山いるんだよ〜」
「さすが社長令嬢」
でもそういえば雪帆って社長令嬢の割には庶民派だよな・・・。この店も激安店らしいし。
「わ、このズボン・・・1030円か・・・税込みだと、1112円かな」
「計算速いよねー椎菜ちゃん」
「計算は昔から得意だなそういえば」
「・・・気づかなかったの?」
「このTシャツは・・・2800・・・3024円」
「上下2着くらい買っときたいよねー」
「そうだな・・・このブラウスは・・・税込み1696円か」
「微妙だね・・・」
「見事に微妙」
黒のストライプシャツ、紺色の文字Tシャツ、白い短パンを買うことにした。合計・・・6176円か、さっきのスカートより安いな。
「有り難うございましたー、またお越しください」
「有り難うございました!」
「どうも・・・」
雪帆はすごいな、あんなにはっきり挨拶出来て。
私には絶対無理だ。
「んじゃ、今日はありがとね」
「うん!結局私も26004円のお買い物〜」
「そんなに買ってたんだ・・・」
「ブランド高かったよぉ・・・」
**
この2話、気休め話です。本編とはほとんど関係ないと思います。
一気に読んでくださる場合はこの話飛ばしてもいいかも・・・( ´∀`;)