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美玖視点



私はなぜ、ここにいる？
ここには私の居場所がないのに



？『美玖、貴方はそこにいてはいけない』

？『貴方は私達といくべきなのよ。』

ママ、パパ？



そこにはなんと
美玖の父親と母親がいた。



父親『さぁ、いこう。』

母親『もう絶対に悲しい思いをさせない！』

ママ、パパ。私は一人じゃないの？

父親『あぁ。』

母親『だから行きましょう。』



そんな時だった。



？「かい.....」

誰？

？「ちょう.....」

誰なの？

？「会長！」

この声、私、知ってる。
暖かくて、私が好きな声。



美玖は目から
涙がながれていた。



？「会長、目を覚ませ！...会長！」

この声...この声は！

父親『どこにいくんだ！美玖！』

母親『貴方はこっちに来たら良いの！』

悪いけど、偽物の貴方達に
ついていくなんて、できないわ！



美玖はしっかりとした声で言う。



父親？『何を言うんだ！』

母親？『私達が偽物？』

ママとパパはそんな
怖い声で...怖い顔で
私を呼ばない！



美玖は大きな声で
２人に言った。



私の居場所は
こっちじゃない！

祐二、葵ちゃん、海斗
仲間が...皆がいる世界だから！



美玖がそう言うと
美玖はそのまま
吸い込まれるように
その場で意識を失った。