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Re: 探偵少女 ( No.45 )
日時: 2016/09/27 22:01
名前: ヒトミ (ID: SkADFG9E)

美玖は先生が帰ってから
一人、屋上にいた。



美玖「気分転換に屋上に来たけど...」



美玖はそう言いながら
手にもっているものを確認する。



美玖(もう、終わらせるんだ.....同じ過ちをおかさないために、終わらせるんだ!)



バンッ



そこで屋上の扉があいた。
そこにいたのは、葵だった。



葵「あっ、こんなとこにいたんですね。病室にいったら会長の姿ないからさがしましたよ。」

美玖「.....ねぇ、葵ちゃん。」

葵「なんですか?」



美玖は葵に質問をした。



美玖「もし、この世界が夢で貴女には姉がいるとしたら、貴女はどうする?」

葵「質問の意味がわからないんですが...」

美玖「簡単に言ったら、現実世界に戻るためには姉は妹を殺さないといけない。貴女は素直に死を受け入れる?」

葵「.....」



葵はしばらく黙ったが
とんでもない答えが来た。



葵「思い出したんですか?」

美玖「!?」

葵「その様子だと、思い出したんですね。」

美玖「葵ちゃん、気づいていたの!?」



美玖は驚きながら聞く。



葵「はい。」

美玖「.....」



美玖は座り込みながら言った。



美玖「やっぱり、できない!貴女を.....実の妹である葵...貴女を殺せないわ!」

葵「ごめんね、辛いことを思い出させて。」

美玖「!?」


葵は美玖が持っていたものを
手にとり、言った。



葵「サヨナラ、お姉ちゃん。」

美玖「葵ーーー!」



そして美玖は意識を失った。