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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: premier amour【コメ募集中】 ( No.38 )
- 日時: 2016/10/15 22:05
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
「「よびかた」」
「・・・眞城、くん?」
「ん」
眞城くんは何食わぬ顔でこちらを見ていた。
その視線に、ついドキッとしてしまう・・・。
「ねえ今灯香って・・・」
「は?・・・そうだっけ?」
疑問文で返されても知らないよ、と突っ込みたくなる。
「んー・・・何か・・・会津さんに影響された」
「美千保に?てか眞城くんって美千保と普通に幼なじみじゃなかったっけ?」
「まぁそうだけどあんまり話さないし」
- Re: premier amour【コメ募集中】 ( No.39 )
- 日時: 2016/10/22 11:57
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
すると、後ろから聞き慣れた声が。
「松宮?・・・何よその言いぐさは」
美千保。
というか美千保も苗字呼び・・・だっけ。
「み、あ、会津さん!?」
「あんたが・・・」
『なあ美千保・・・もかのことを灯香って呼んでも変じゃないかな』
『まあ変じゃないと思うけど?』
「ってさ!うける!!乙女かよ!!!」
「うっせーよ・・・」
「(てか、美千保って呼んでたんだ・・・やっぱり・・・)」
心の中で嫉妬の声を呟く・・・。
「灯香」
「・・・っ、は、はい!?」
眞城くんに急に呼ばれ、変な敬語に・・・。
声も裏返り、陰で茉里が笑っていることに気付く。
「茉里笑うな!!」
「・・・だ、だって・・・ww」
「ところで」
美千保が通るような声で言う。
「眞城って」
「ふええぇぇえ!!?」
呼び方にびっくりしてまた変な声が出た。
すると柿崎くんと茉里が笑っている。
「もう茉里はいいや・・・おい柿崎」
「怖」
「ねえ空人黙って」
威圧するような笑顔で美千保が言った。
「(怖い・・・)」
心の声が漏れていないか、心配。
「眞城は、灯香のことが好きなの?」
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