コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 白色の恋。[コメ・オリキャラ募集中☆*・:] ( No.41 )
- 日時: 2017/01/08 21:07
- 名前: ましゅ ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
19.
———
「絢人は昨日のテレビみた?」
「昨日の?……あー、あれか……見たけど」
「面白かったよね!」
絢人くんは少し気を遣っているかのように——「あぁ」と小さな声で答えた。
……見たくない。見たくないのに……。
絢人くんと塔子ちゃんが話しているときに出てくるこの気持ちは一体何……?
「塔子は———」
不意に聞こえた言葉に私は頭の中がもやもやした気持ちで張り巡らされるようだった。
——考えちゃ駄目………心にそう言い聞かせるのに、どうして……。
/
「………おはよ」
「あ、蒼空ちゃんおはよう!」
千帆ちゃんが明るくて眩しい笑顔を返してくれる。……この笑顔でも吹き飛ばない私の気持ちは……。
「ね、蒼空ちゃんは今日傘持ってきた?」
「……え?折りたたみ傘あるけど……何で?」
「今日午後から雨降るんだってー」
ニュースは毎日見ている。けど……雨降るって言ってなかった気が。
「今日の朝見た情報だから確率は高いはず!間違ってたらごめんね〜」
と、手をひらひらさせながら千帆ちゃんは香里ちゃんたちの方へと行った。
雨、か……。
私が絢人くんに告白された日も、雨だった。
大粒の雨が地面に打ち付けられる音が響いた体育館。
そこで私は告白された。——あの頃はちゃんと絢人くんは、私のこと好きだったのかな……。
- Re: 白色の恋。[コメ・オリキャラ募集中☆*・:] ( No.42 )
- 日時: 2017/01/08 23:27
- 名前: ましゅ ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
20.
———
「あ、美李ちゃん!」
私はなるべく、絢人くんのことを考えないように——明るく高い声を出す。
「……どうしたの?」
「あ、えっと……おはよ?」
「え?お、おはよう……」
私が急に変なことを言い出したからか、美李ちゃんは口に手を当てながらクスクスと小さく笑い出した。
「笑わないでよー」と返すが私も不思議と笑っている——
絢人くん——いや、七島くん。
七島くんのことなんて考えずに、私は自分が楽しい……そう思う方を選んでいけばいい。
『楽しいって思う方を選べば?』
あれは、誰……——
/
放課後。
日が落ちる時間が段々と遅くなり、爽やかな風に見舞われるようになった頃。
「部活行こ」と、淡々とした話し声が聞こえた後、肩をぽんっと来美ちゃんに叩かれる——。
来美ちゃんと私はバスケ部——…。
来美ちゃんは1年生ではレギュラーになれなかったけど……スリーポイントシュートが得意な彼女はシューティングガードとしてプレーしている。
シューティングガードはバスケの花形とも言え、皆からの憧れの存在だ。
「集合!」
部長の声に皆が集まっていく——。
「今日は、節岡中学校の皆さんと練習試合をします!」
「「「はい!!」」」
部員全員の声が、体育館に響く……。
男子バスケ部は今日は休み。
——それで良かった……だって男子バスケ部には、
絢人くんが居るから………——
———
ふられた相手と同じ部活。
私がもしそんな立場だったら絶対嫌です(笑)即退部しますよww
ちなみにスレ主は絶賛帰宅部ですが(
ちなみに申し上げますと、私の小説の1話1話が1000字越えることはほとんどありませんね……。だいたい500〜700くらい。
内容も薄いですww
*参照250有り難うございます。これからもよろしくお願いします。