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「他にはいないのか？」解放した国民たちが、拘束した集団に、尋問を始めていた。「まだ、２０人は、いるぜ！」この集団の言葉は、信用ならない。アレを使うか。「ひとつ、いいことを教えましょう。次に嘘っぱちを並べたら、あなた方の魂は、永遠に地獄の底でさまよう事になるでしょう」それからは、素直に話してくれた。目的、人数、武装、バックの詳細など、定番の定番みたいなことが並べられた。「ここから一番近いのは、教会か。確か、この国の第一王女が、祈りを捧げる日だったっけ」そうなると、「この国の未来がかかっている！瞬間移動！」教会の前まできた。「死神の義眼！」このスキルは、生命体に、反応する。対象を一人に絞ることも可能だ。「第一王女は、‥‥‥無事みたいですね。隣に、武装した誰かがいるはずです。ここは、ゲート！」
「ほらほら、第一王女様を守んなくていいのか？」テロ集団は、挑発しているようだ。だが、誰も助けようとしなかった。ついさっき、何人かの兵士が、倒されるのをみたので、戦う勇気が出なかったのだ。「第一王女は、返しもらいますよ！」第一王女は、レインに、抱えられていた。「怪我は、無いですか？」第一王女はうなずく。「新しいスキルの実験台にさせるようですみませんね！」レインは、詠唱をはじめた。


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