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Re: 明日の天気は恋の雨 ( No.3 )
日時: 2019/03/14 19:34
名前: まぐろ (ID: J69v0mbP)


第3話

子やつ(りお)は...簡単に言えばサボり

授業はほとんど出てなくて。屋上にいたり、校庭の木で昼寝してたり...と、なんとも不思議なやつ

その不思議なやつの相棒的存在はさっきの猫

『ミケ』というらしい

りおに似て、超呑気。

私には抱っこしようとしても顔に猫パンチが飛んでくるだけ。

まりに超懐いてる

ほんっとに不思議なやつよね〜

「ニャオー」

ミケが鳴く

「どうしたミケェェェ」

りおは慌てながらミケを抱く

そんなに焦んなくても大丈夫だって...

「も、もしかしてかのにやられた!?大丈夫か!?」

「なぁに言ってんのよ、やられたのは私の方だって!」

誰も手を差し伸べてくれないので自力で立ちあがる

スカートについたホコリをはらっていると

キーンコーンカーンコーン

とチャイムがなった

「じゃ、オイラはこれで、、、」

りおがこの教室から出ようとするとみことがりおの首元を掴む

「うぉぉっ、て危ないよ〜みーくん〜」

「だからっ、その呼び方やめろつったろ!!」

『みーくん』と呼ばれるのが恥ずかしいのか超ブチ切れている

私的には可愛いけどね笑笑

「とにかく、授業には出ろよな」

「...しょうがないなぁ...」

授業が始まって3分も経たないうちにりおはトイレに行くと言い、そのまま帰ってこなかった

結局いつもの流れだ

休み時間

「かのん」

女子トップの存在。まつりが私を呼ぶ

トップと言っても優しいからね

「なぁにー?」

まつりが私の耳元に近寄って、

「今日、みことくん会議だからね」

と、囁いた

最悪だ