コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- * 涙のち笑顔 *
- 日時: 2010/07/03 20:43
- 名前: あんみつ (ID: zla7iYi5)
初めましてッ(*^3^*)/
これは、理想の高い私が描いた男の子2人と
元気で優しい女の子と
ゆかいな仲間達のお話です(´▽`)
良かったら読んでください♪
※上手い自信がないので自己責任で…。
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- Re: * 涙のち笑顔 * ( No.4 )
- 日時: 2010/07/05 10:03
- 名前: あんみつ (ID: zla7iYi5)
* プロローグ *
笑顔があるから涙がある
涙があるから笑顔がある
それは私が大切にしている言葉だ。
笑顔だけじゃつまんない
涙だけじゃ寂しい…。
心の天気はわがままだ
- Re: * 涙のち笑顔 * ( No.5 )
- 日時: 2010/07/05 10:25
- 名前: あんみつ (ID: zla7iYi5)
第一話 【覚えのない約束】
ピピピピッ
ピピピピッ
あ、また設定変えるの忘れてた
修学旅行出発の朝、寝坊しないようにと必死で願いながらかけた5:30分設定のアラーム。
それからずっと設定を変えていなかったせいで
深夜2時に寝るアタシは、いつも目の下に気持ちの悪いクマができていた
まったく、同じ時間帯に寝てるのに、毎日爽やかな顔を見せてくるノアが羨ましい…。
と、一人でぶつぶつ思っていてもつまらないので
早速ふとんをかぶりなおし二度寝。
*7:30分*
「っ…ぃ…ゅぃ……」
・・・・・
「ゆいっ!!」
あまりにも大きくて耳障りな声なので
思わず変な顔で目覚めてしまった
耳障りな声の持ち主
『二階堂 純』
まぁ、世の女の子達からすれば
甘くて萌え〜な声だろうけど。
ノエルの優しい声には勝てないと思う。
まぁ、これは草食系男好きな私の勝手な意見なわけで
どうせならノエルに迎えに来てほしかった...
「ノエルは?」
「おはよう」
「おい答えろ」
「おはよう」
どこまで挨拶にこだわってんだこの人は。
「お前さ〜、彼氏に挨拶ぐらいしろよな?」
「は?」
訳の分からない日本語を
この人は使ってますが
私は一切関係していません
ていうか意味分かりません
「え?お前バカ?」
「うん」
「うんって…。お前さ〜、この前俺が1万円あげた時さ〜」
「?」
どうやら話によると
何故か純に1万円もらう
↓
私が、感謝の言葉と同時に、何でも言う事を聞く と言う
↓
純様とカレカノになる命令
になったらしい…。
絶対ムリ
だったらアタシ、大好きな芸能人の前でう○こ漏らしたほうがマシだ
でも1万円返すのはムリだから
期間限定カレカノ
ということにした。
まぁどうせ、アタシの心はあの芸能人一筋だけどね
そんな軽い女じゃありませんから
【覚えのない約束】 終わり
- Re: * 涙のち笑顔 * ( No.6 )
- 日時: 2010/07/05 16:05
- 名前: あんみつ (ID: zla7iYi5)
第二話 【サボりの地獄】
登校中、純とは何も話さなかった
だって純が、なんか不機嫌だったから。
なんで不機嫌なのかは知らないが
たぶんアタシのせい…。
門をくぐると、いつものように
純のまわりには、女の子の人だかりができていた
そしてその隣にも
同じくらいの人数の人だかりが。
『立花 希得』
アタシはノエルの方がまだマシ。
だって優しいから。
今だって、
純は不機嫌だけど
ノエルはニコニコ。
ここに、アタシの居場所はない。
でも、一番身近な幼馴染がこんなにも有名人なことが、凄く嬉しい。
羨ましいし。
*3時間目:数学*
「っえ〜、この公式は、●×●で△なため……」
数学の時間になると
どうしても先生が日本語を言っているとは思えなくなる。
この時間、アタシの耳は貫通できるようになっていて
見事テストも赤点ギリギリ
そんな時、助けてくれるのが2人。
ちなみに、偶然なことに、純が右隣。
ノエルが左隣。
朝から不機嫌だった純がやっと筆談してきた
いつもこうして手紙を3人でまわしているが
今日はノエルはいれちゃダメって書いてあるから
仕方ない。
しばらく手紙をまわしていたが
純はいきなり席を立ち
アタシに手紙を乱暴に投げつけた。
純がどこかへ消えたので
手紙をしまおうとした時
純がまた書いていた事に気づいた
『体育倉庫』
それだけだったけど何を伝えたいのかは分かった。
「…せっ、先生っ…」
先生は一瞬ピタリと止まり
こちらをジッと見た
「どうした?」
これから嘘をつくというのに
ジッと見られると大変困る
だが、それ以前に急がねば純に何をされるか分かっていたので、一応ちゃんと嘘をついたつもりだ
「あのっ…お腹が…うぅ……」
「…大丈夫か?…良くなったら戻ってきなさい」
たぶん先生は分かっただろう
アタシったら、嘘が下手すぎだ。
お腹をおさえながら
渋々体育倉庫へ向かった。
ギー———ッ
「・・・」
「・・・」
「何ていって来た?」
「腹痛…です…」
何を思ったのか、純様はケラケラとバカにしたように笑った
「なに?ウザいんですけど」
「ひゃひゃひゃ…ごめ…ひゃひゃひゃっ…」
「ちょっと!静かにしてよ?怒られたくないんだからね!アタシは!」
「・・・。じゃあ来なきゃいいじゃん」
確かにその通りだ。
言い返すコトバが見つからない……。
「ぶっ。本気にした?…ひゃひゃひゃっ…」
ウッゼェェェェェェェ〜〜〜〜〜〜〜ッ
いきなり沈黙になると
倉庫に明かりがさした
「何してるんだ?お前達」
ヤバい...............
最大にヤバい——————————————
- Re: * 涙のち笑顔 * ( No.7 )
- 日時: 2010/07/07 18:31
- 名前: あんみつ (ID: zla7iYi5)
第三話 【以心伝心】
「何してるんだ?お前達」
そう言って、こちらを険しく覗きこむのは
教務主任のコッわ〜〜〜いと有名な安西先生。
どっかのクラスの担任ならまだしも、教務主任が同じ時間にやってくるなんて、とても偶然とは思えない。
隣のウザ純は、ア然とした顔で安西を見ている。
アタシが思わず吹き出しそうになると
「詳しい話は職員室で聞かせてもらう。こい」
このコトバで、一気にアタシの顔は強張った。
絶対受験に響くだろうと考えながらも
脳内の半分以上はイイワケでいっぱいだった。
3分以上歩いても、今だ沈黙な3人。
…ガラガラッ———
「失礼しまーす」
「…しっ…しつれぃ…しまっ…す…」
明らかに、今の純の態度は
若いアタシから見ても『クソガキ』。
安西は古びた茶色のイスに座ると
コーヒーを一口すすり、また険しい顔になった。
「…で?なんでお前達はあそこにいたんだ?」
言おうと思っていたイイワケも
早過ぎる鼓動でどこかへ消え去っていった
アタシ達は顔を見合わせると
純は整ったキレイな顔を
汚い安西の瞳へ向ける
「あっれ〜?誰だったけな?え〜っとぉ…うんと…」
綺麗な顔にあわない
アホすぎる言葉を口から吐いた
「なにがだ?」
意味不明のコトバに、安西は腕をくみなおし、険しい声で質問した
「すいませぇん、誰だかは忘れたんですけどぉ、先生の誰かが体育倉庫からコーンをとってこいと言っていてぇ、近くにいたコイツも一緒にいきました」
純はアタシに長い指を指した。
アタシは、何故かホッとした。
・・・
そうだ。
アタシが言おうと思っていたイイワケは、まさに今純が言った事とまったく同じモノだからだ
そう思い出すと
なんだか急に嬉しくなって
頬の色が赤色に戻る
「…そ、そうなのか。…早く戻れ。」
たぶんイイワケは嘘とバレていたかも知れないが
純は、いつも成績トップ、スポーツ万能さらにスポーツマンで容姿も良い。
先生のオキニだからか、アタシ達は汚いオーラな職員室からやっと開放された。
「ふぅ…。」
「なんだよ〜。幸せ逃げるぞ〜」
「いや、なんかホッとしたよ。」
「ふん。俺のおかげょ。」
ウザい。
でも言ってる事は間違ってない(汗)
アタシは、純に、今の精一杯のお礼をした。
「純、ありがとう。おかげで助かったよ。」
純は、いつもの素直じゃないガキオーラを放ち
「べっつにぃ〜。たいしたことないしぃ〜〜〜」
とガキなセリフを言って
爽やかな洗剤の香りを漂わせながら
アタシの前を走っていった。
第三話 終わり
【唯、七夕の願い】
いつも3人は以心伝心。
これからもずっと
平和であったかくて
以心伝心できる3人でありますように★ ゆい
- Re: * 涙のち笑顔 * ( No.8 )
- 日時: 2010/07/08 22:01
- 名前: あんみつ (ID: zla7iYi5)
第四話 【曖昧な悪魔】
最悪だ。
ついにアイツとデートしなければいけない。
「絶対に来いよ」
あっちがノエルみたいなヤツならば
「アタシはね、お前みたいに暇人じゃないんですよ」
と言える。
だが、言えるわけない。
だってアタシは
純に1万円ももらってしまったから。
何故かノエルにこの事を言えないのだが
あっちから聞いてきた。
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2010/7/8 6:24
From:希得☆
Sb:大丈夫?
朝早くにごめん。
昨日、二人ともすぐに帰っちゃったけど
どうかしたの???
ノアちゃんからは、今日は2人とも学校を休むと聞いたので、今日の16:30に
いつもの所で待ってるから(*^ω^*)/
純も誘える?
誘えなかったら、俺から誘ってみます!
--- END ---
なんという泣けメール…。
アタシは絶対いきますが
純はいらないです!
…と言いたいところだが
ノエルが可哀想っぽいから
誘ってみようと思った......
少し...
第四話 つづく♪
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