コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- コ イ ノ カ ケ ラ 〜曖昧な恋〜
- 日時: 2010/08/03 17:38
- 名前: 梨羅 (ID: MxRrFmUb)
- 参照: http://love.EXILE-perc.0102
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2010.08.02 Mon...
- Re: コ イ ノ カ ケ ラ 〜曖昧な恋〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/07/29 22:00
- 名前: 梨羅 (ID: MxRrFmUb)
- 参照: http://love.EXILE-perc.0102
第02話 『好き・・・?』
季節は春から夏へと変わり
夏休みまでのカウントが
黒板に書かれるくらいの時期になった。
「はぁ−・・・」
「何?そんなに大きなため息ついて」
楓があたしのため息を気にして
話をかけてきた。
「いやぁ・・・もう少しで夏休みだなぁって思って」
中学校に入ってから、
あまり夏休みが楽しいと感じられない。
言うならば、「憂鬱」ってやつ?かな。
コンク−ルに向けて、
部活の内容がハ−ドになるのは、
なんとなく分かっていたし、
宿題も多いし、難しいし、
健人に会えなくなるのも、
何故か寂しく感じてしまった。
多分、話してて楽しいから。で、
好きってわけじゃないよねぇ〜・・・(苦笑)
な−んて、勝手に言いがかりつけて、
現実逃避しようとしているあたしがいた。
そんなことして、ぐずぐずしてると、
夏休みはすぐ来ちゃうよ。
—————わかってます!そんなの・・・。
- Re: コ イ ノ カ ケ ラ 〜曖昧な恋〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/07/29 22:17
- 名前: 梨羅 (ID: MxRrFmUb)
- 参照: http://love.EXILE-perc.0102
第03話『悲劇のヒロイン・菜南』
想いをあたしは健人に伝えていないから、
「トモダチ」の関係から抜けられなくて、
———・・・戸惑う。
「トモダチ」だから、ただの「トモダチ」だから、
———・・・健人はあたしに話しかけてくる。
そう考えると、少し悲しい。
でも、だからこそ、話せる。
一緒にいられる。そうだよね?
もし「好き」ってことがバレたら・・・
どうなるのかな?って考えると怖いしさ。
話せなくなったりしたら、
——————嫌だ。
それから3日後、悲劇が起きた。
いつものように学校へ来ると、
やたら、教室がざわめいていた。
楓に何があったのか聞こうとすると、
楓はすでにあたしの手を引いていた。
向かった先は、大好きな音楽室の前。
楓はまじめな顔をして話し始めた。
「お、落ち着いて、落ちっ着いて・・・きぃ聞いてね。」
「って言ってる楓が落ち着いてないじゃん!笑」
その時は、まだ笑っていられた。
———————真相を知らなかったから。
- Re: コ イ ノ カ ケ ラ 〜曖昧な恋〜 ( No.5 )
- 日時: 2010/07/30 15:49
- 名前: 梨羅 (ID: MxRrFmUb)
- 参照: http://love.EXILE-perc.0102
第04話 『乾ききった心』
「詳しくは知らないけど、健人付き合ってるって。」
「だ・・・誰・・・・・・と?」
「柚華子ちゃんと・・・・」
「無理じゃん。だって、健人、
2年間ず—っとゆかちゃんが好きだったんでしょ?」
「・・・・・・。」
それから楓は何も言わなかった。
あたしにかける言葉が、
見つからなかったんだと思う。
あたしも自分自身になんて言い聞かせればいいか、
全くと言って良いほど、分からなかった。
というより、そんなこと考える余裕が、
そのときのあたしには無かったはずだ。
泣きたかったけど、心がカラカラで泪すらも出なかった。
————もう、どんなに努力してもだめなのかな・・・ぁ
- Re: コ イ ノ カ ケ ラ 〜曖昧な恋〜 ( No.6 )
- 日時: 2010/08/02 16:02
- 名前: ハルカ (ID: Ql6I3uXy)
読ませてもらいました^^
続きの気になるところでっ…!!
更新頑張ってください!!
- Re: コ イ ノ カ ケ ラ 〜曖昧な恋〜 ( No.7 )
- 日時: 2010/08/02 16:08
- 名前: 梨羅 (ID: MxRrFmUb)
- 参照: http://love.EXILE-perc.0102
第05話 『嫌なんだよ・・・?』
事情を知ってから、
なんとなく気まずくて、
ずっと話しかけられないでいる。
というか話したくない。
それなのに、健人は話しかけてくる。
あたしの気持ちも知らずに———
あたしのことなんか好きでも何でもないのに、
いつもみたいに優しく笑って、
いつもみたいに優しくしてくれる。
普通だったら嬉しいはずなのに、
それなのに、今は素直に喜べない。
なんで?なんでなの?
正直、嫌だった。
付き合ってるくせに、
こんなに優しくしてさ・・・。
私はさっきから俯いたままで、
健人の話もなんとなく聞いているだけで、
8割受け流していた。
そして、私は一筋の泪を流した。
もちろん、健人は気づいていない。
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