コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 地平線の彼方
- 日時: 2010/08/16 21:32
- 名前: 理桜 ◆umYqhWop0E (ID: 655/38A9)
- 参照: § W E L C O M E ! §
(「好き」、それを伝える勇気はまだ無くて)
(「好き」、でも言葉にするには厚すぎる壁)
地平線という名の 空の端っこを追いかけて——
—
*ご挨拶
はじめまして、理桜(rio)と申します。
参照いただいてありがとうございます。
弟と共同でPCを使っている都合で、
亀更新もいいところだったり誤字・脱字が多かったりします;
間違い見つけたら遠慮無くどうぞ!
もちろん努力の限りは尽くすので見捨てないでやってください!←
まだまだ未熟者ですが、
アドバイス・コメントなどしてくだされば踊ってよろこびまs(ry
とにかく何か残していただければ光栄です!!
*目次
cast >>1
第一章 ある日の理科室
episode 1 >>2
episode 2 >>3
episode 3 >>9
(出会いというのはいつも突然なものであって)
第二章
*Diary
8/10 執筆開始
8/16 >>0目次変更
8/16 第一章完結
*お客様
tapi様 零十様 美純様
(Thank you very much!!!!!! )
- Re: 地平線の彼方 ( No.1 )
- 日時: 2010/08/16 21:14
- 名前: 理桜 ◆umYqhWop0E (ID: 655/38A9)
(cast)
*木下 澪 (mio kinoshita) /girl
*菅屋 真 (makoto sugaya) /boy
*佐々木 唯 (yui sasaki) /man
*岸田 実夏 (mika kishida) /girl
*戸村 等 (hitoshi tomura) /boy
- Re: 地平線の彼方 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/10 21:46
- 名前: 理桜 ◆umYqhWop0E (ID: 655/38A9)
- 参照: ときには諦めることも大切な勇気 byりお
(Episode 1)
出会いというものはいつも突然なものであって。
—
そう、俺は自転車を立ち漕ぎしていた。
その買ってもらって幾年か経っているにもかかわらずピカピカのマウンテンバイクが物語っているとおり、
俺は滅多にそんなことはしない。
ただ俺の部屋からは庭が見え、当然そこにとめてあるマウンテンバイクも見えそれがあわれで、
さらに土日だからという理由で大量にだされたプリントの方程式を眺めるのも飽き
—まあ、かわいそうな自転車を使ってやろうという結論に達したのであった。
話をもどすが、俺はあまり外には出ない。
だからこんなところに建っているものの存在を知らなかった。
「花水木小学校」・・・古びた看板の文字を、頭の中で唱えてみてから気が付いた。
どこかで聞いたことがあると思ったら、幼稚園のころ親友が
「『き』抜かして読んでみろよ!」
なんて言っていた気がする。
そいつはここに進学したんだっけ。
今頃どうしているんだろうか。
自転車を適当にとめ、吸い込まれるように中へ入っていく。
なんと無防備なことだろう、門が入れと言わんばかりに開いていた。
- Re: 地平線の彼方 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/11 16:57
- 名前: 理桜 ◆umYqhWop0E (ID: 655/38A9)
- 参照: ときには諦めることも大切な勇気 byりお
(Episode 2)
そうだ、理科室に行こう。
勉強すると言って閉じこもった部屋の中、私は電気もつけずにベットに寝転がり、
そして泣いていた。
よく失恋でありそうなシュチュエーション。
そう思ったらますます涙線がとまらなくなる。
こんなこと前にあったな——と、ふいに薬品のにおいが鼻をかすめた。
+
花水木小につくと、意外にも門が開いていた。
出かける前に門のくぐり抜けかたを思い起こし(よく友達と脱走して怒られた)、
涙のあとがついていないか鏡で何度も確認して。—なんだか拍子抜けした気分。
外にどういう建築ミスなのか、理科室へ直通する階段がある。
しかも目立たないところにあったから、これはしめたぞとよく小学校のときは利用したものだった。
ドアを開けると懐かしさで胸がいっぱいになった。
やさしい先生に怒られたときも、仲良しだった友達にいじめられたときも、いつもここに来ると落ち着いて。
棚からビーカーをとりだす。たしかここの欠けた部分は、授業中にふざけてたのが原因だったはず・・・ ・・・
不意に、音がした。
それはガッチャ、とドアの開く音に他ならなかった。
人が来たのだとわかった瞬間、パニックに陥った私の指からビーカーが吹っ飛んでいった。
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