コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- cool×sweet*‐城崎学園生徒学会‐
- 日時： 2010/08/26 13:27
- 名前： 杏樹． （ID: MQ1NqBYl）
私はいつも素直になれないけど、
もっと貴方を知りたい。
もっと貴方の傍に居たい。
貴方は知らないかもしれないけど、
私ね、貴方が大好きなんだよ…。
*登場人物*
宮澄 和奏【ミヤズミ ワカナ】♀ 2年
主人公。身長１５５ｃｍ、城崎学園２年Ｂ組。
泣き虫でちょいツンデレ。
御神楽 朔夜【ミカグラ サクヤ】♂ 2年
城崎学園生徒学会会長。身長175ｃｍ。
強気で強引。女子生徒にかなりモテる。
御神楽 翼【ミカグラ ツバサ】♂ 2年
生徒学会副会長。身長１７４．８ｃｍ←
朔夜の双子の弟。
朔夜とは真逆の性格で、誰にでも優しく温厚。
女子生徒には朔夜より人気なんだとか…←
小鳥遊 有澄【タカナシ アリス】♀ 1年
生徒学会役員1（書記）。１年A組学級委員長。
身長１４９ｃｍ。
表の顔（学会役員以外の生徒にたいして）は優しく面倒見のいい学級委員長、裏の顔（学会役員にたいして）は腹黒い悪魔のような性格…という、二重人格。
伊吹 來香【イブキ ライカ】♀ 3年
学会役員2（会計）。身長１５８ｃｍ。
朔夜をなぜか毛嫌いしている。凛架の幼馴染…で、
有澄と同じような（?）2重人格。
桃雪 結梨【モモユキ ユイリ】♀ 2年
学会役員3（來香と同じ会計）。身長152ｃｍ。
超ぶりっ子。
夏海 凛架【ナツミ リンカ】♀ 2年
和奏の親友。身長155ｃｍ←和奏と同じ。
放送部部長。他に剣道部・吹奏楽部にも所属している。
神崎 乃愛【カンザキ ノア】♀
まだ１５歳の城崎学園・学園長。身長145ｃｍ。
…けど仕事は一切しないで、学園長室に引きこもっている。
燈月 星霧【ヒヅキ セイム】♀ 3年
ミステリアスなオーラをもつ、和奏達の先輩。
部員一人しかいないオカルト研部長。（部員＝星霧）
一ノ瀬 要【イチノセ カナメ】♂
数学教師。常にクール。身長178ｃｍ。
一ノ瀬 奏多【イチノセ カナタ】♂ 2年
和奏のクラスメイト。要の弟。身長１７３ｃｍ。
クリックありがとうございます!!
女子の方が多いですね・・・はい。←
多分コメディ多めのラブコメになると思います（笑
コメント等書いていただけると嬉しいです*。*
それでは・・・本編をお楽しみに♪
・・・ア、あと、『貴方』っていうのが誰か…
本編を読めば分かります（多分…）←
Page:1 2
- Re: cool×sweet*‐城崎学園生徒学会‐ ( No.1 )
- 日時： 2010/08/23 15:37
- 名前： 杏樹． （ID: 3Dfdn2Pe）
「『２年Ｂ組１３番、宮澄 和奏』…。
なぁ、本当にコイツでいいのか?」
城崎学園生徒学会室…その中央にある
『学長席』に、一人の男が座っていた。
「成績とか最悪だし…やっぱり他の…」
男はブツブツ呟きながらＰＣの画面を睨んでいる。
「…本当、大丈夫なんだろうな？」
そしてその視線を、男の目の前の女に移す。
「大丈夫よ、絶対…
間違いないわ」
女はそう言って、学会室のドアを開けた———。
*１*
「わーかーなっ!?和奏っ!!」
私、宮澄 和奏は…その声で目が覚めた。
「り…凛架…?」
目を開けると、目の前に親友の凛架が立っている。
「『凛架…?』じゃないわよ!!和奏、私がお昼一緒に食べようってさそったの、忘れたの!?」
ああ…確かそんな事言われてたような…
「もう!!購買の焼きそばパン無くなっちゃったじゃない!!」
「あ、はい…ごめんなさい…」
凛架…めっちゃ怒ってるよ…まぁこの子、購買に命かけてるもんね…。
「あ!!でも…今、１時３０分だ!!もう少しでメロンパンの
再入荷時間だよ!!…和奏、買ってきて?」
「え…無理!!無理っ!!」
メロンパンって…購買人気№１じゃん!!あの、全力疾走しないと買えないっていう…
私足遅いし…絶対無理なんですけど!?
「ねぇ…私、頑張って和奏の事起こしたんだよ?
買ってきて…く・れ・る・よ・ね・？」
鋭い眼差しで睨まれる。そんな目で見られると…
断れない…
「……分かったよ、いいよ買ってくるよ…」
私は仕方なく返事して、教室を出た。
- Re: cool×sweet*‐城崎学園生徒学会‐ ( No.2 )
- 日時： 2010/08/23 15:35
- 名前： 杏樹． （ID: 3Dfdn2Pe）
「人…多いなぁ…；；」
メロンパンの再入荷時間・１時４０分の５分前…。
廊下には沢山の人だかり。これの中に入っていくなんて…
私は絶対無理!!…帰りたい…。
そんな事を考えながら廊下をウロウロしていると
『ピンポンパンポーン♪』
放送の音が廊下に響いた。なんの放送…??
「宮澄和奏さんは至急、生徒学会室まで…」
…え？あ、…は？わ、私!?今、宮澄和奏って言ったよね!?
「え…どうしよう…!?」
でも…私…メロンパン買うの頼まれてるし…
「宮澄和奏さんは至急…」
放送は何回も繰り返される。
・・・・・・・・・・・・・。
「ゴメンね、凛架!!」
私は走って…『生徒学会室』に向かった。
*２*
１分後…。
「何、このデカい扉…」
『生徒学会室』と書かれたプレートがかかった扉の前で立ち尽す私…。
生徒学会室って…聞いたことあるけど、近くまで来たことないんだよね…。
「よし…開けてみよう…」
私はゆっくり扉に手をかけた。
「ようこそ、生徒学会室へー…あら?」
バンッ!!!!
中の人がドアを開けた瞬間、私は見事に…飛ばされた。
「痛たたた…こっちが開けようとしたのに…」
「あら…ごめんなさい、大丈夫?」
「はい…大丈夫…です」
立ち上がって見てみると…すっごい綺麗な女の人…。
「えと、宮澄さん、よね?」
女の人はニコッと微笑む。
「あ、はい…」
「どうぞ…中へ」
- Re: cool×sweet*‐城崎学園生徒学会‐ ( No.3 )
- 日時： 2010/08/23 17:00
- 名前： 杏樹． （ID: 3Dfdn2Pe）
中に入ってみるとそこは…とてつもなく広く、
とてつもなく綺麗な空間だった。
「さぁ、ココに座って」
「は、はい…」
ソファもフカフカ…。出された紅茶も美味しい…。
学会室、最高!!
って…まぁ、それはおいといて。
「私に…何の用ですか…？」
「ああ、そうそう…それを忘れてたわ」
忘れてたんかい!!
女の人は机から…ある書類を取り出した。
「貴方は…コレにサインしてね。」
「なんですか、これ…??」
見るとそれには…
『城崎学園生徒学会役員届』
そう書いてあった…。
「な…学会…役員…!?私が!?」
「そうよ…宮澄さん、コレにサインして」
な…な、なんで!!??私、悪いことでもしたのかな!?←
「あの…なんで私…？」
「いいから。早くしなさいよね」
途端に…女の人の声がガラリと変わる。
こっ…怖い!!
「ひっ、ひいっ!!分かりました!!」
思わず返事をしてしまった私…。
「だったら早くサインしなさいよ」
この人…何!?二重人格!?
「早く!!」
鋭い眼差しで睨まれる。
私は慌ててサインした。
「これでいいわ…ありがとう。私は３年生の伊吹來香。よろしくね」
伊吹先輩の口調が、さっきの口調に戻る。
「あ…はい、よろしくお願いしますです…」
この人…怖い…怖すぎる…。
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。