コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ライフ
- 日時: 2010/11/27 18:31
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
貴方は、どん底になっても、地獄に落ちても、夢を諦めずに追い続けますか?
*
---<[※※※注意事項※※※]>---
※1 \あるゲームを参考にしました/
※2 \THE・亀更新かもしれん/
※3 \スレ主嫌いwwwwww/
※4 \荒らすねー/
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〜※4を許せる方だけ見たほうがいいと思います。
てか※4やるなwwwww
許せない方は、いらだつ可能性があります。
ではっ
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プロローグ ([>>1])
登場人物 ([>>2])
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7月6日 <>>5> <>>6> <>>7> <>>8> <>>9> <>>10> <>>19> <>>20>
- Re: ライフ ( No.6 )
- 日時: 2010/11/18 18:41
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
* 7月6日②
「すいませーん…」
俺は小さい声で、工場内に佇む人達に声をかける。
反応はまったく無し まったく精励恪勤と言った所か。
そう目を細くして考え込んでいると、目の前からは一人の男が近づいてきた。
メガネをかけた、個性的な服装の人。
工場で働いてる人、の服装では決して無い。
少しそのメガネ男を見つめると、あっちから喋りかけてきた。
「…誰でやんすか?」
この喋り方は、まったくもって聞き覚えの無い。
見た目に恥じない個性的な方、という感じだ。
仲良くなれるのかは、心配なんだがね。
- Re: ライフ ( No.7 )
- 日時: 2010/11/19 07:14
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
* 7月6日③
「よろしくでやんす!」
そう声をあげ、俺の手を掴み連れて行ってくれたのは小さいグラウンド。
そのグラウンドでは、坂間と背中に描かれたユニフォームを着ている男達がバット等を持って練習をしている。
これが、過去の野球なのか否か。
近未来の野球とは程遠かった、いや 違かった。
———近未来の野球は、[野球人形]という物で行う。
その人形は、とても精巧に作られているので、人間とほぼ変わりないプレイをする。
野球人形にプログラム、腕、顔、足、体、そして自動移動装置を取り付けたら完成———という物だ。
しかし、過去の野球は実際に人間が行うスポーツ。
やはり過去と未来は違うのか…、と今実感した。
そんな事を頭に浮かべていると、野球ボールが飛んできた。
- Re: ライフ ( No.8 )
- 日時: 2010/11/19 16:14
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
* 7月6日④
ヒュ——————・・・・・
野球ボールは、俺の方向に一直線で向かってくる。
俺は、微動だにせず そのボールを空いていた左手でパシッと握り取った。
「……誰のだ?」
俺が、そう訊く。
目の前にいた野球メンバーの中で、一人が手をあげた
「あー… それ、僕のです…」
弱弱しい声で、手をあげている。
「…俺も野球をやらせてくれないか?」
その言葉が、この野球チームを一番に導いたのかもしれない。
- Re: ライフ ( No.9 )
- 日時: 2010/11/19 22:01
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
* 7月6日⑤
野球ボールを、その男にへと投げる。
初々しい野球メンバー達が、へたくそなプレイを続ける。
「…やっぱ入るのはやめる事にしたよ。」
そう呟くと、工場のほうに足を動かした。
*
「あー お弁当届けたんだけどなー」
目の前には、女子高生が片手にお弁当の袋を持って立っていた。
初めて会う人、なのだろうか。
挨拶しようと、その人の前を通った。
「あ…こんにちわ 蓮といいます…」
反応は、そんな特別凄いものではなかった。
「あー… こんにちわ よろしくおねがいしますね」
シンプルな返答だった
- Re: ライフ ( No.10 )
- 日時: 2010/11/23 09:11
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
- 参照: パワポケ6を参考にしてるんだけどね、
* 7月6日⑥
「…えーと、蓮さんですよね?」
その女の子は怪訝な顔をして、蓮を見つめる。
なるべく可及的に自己紹介は終わらせよう"と思っていたはずなんだが。
自分自身些事な事に良く首を突っ込む性格であるからにして———
「…あ、私の名前は桜子って言います! よろしくおねがいしますね!」
天真爛漫な桜古さんを見ていると、なんだか元気が湧いてくる。
そんな齟齬も無かったので、ウキウキとした心を抑えつつこの工場の社長に会いに行こうとした。
「社長さんいますかー!!」
大声で工場内でも良く聞こえるように叫ぶ。
稚拙な行動だとは理解しているが、他に方法が無い。
無知蒙昧な蓮には、他に方法が浮かばなかった と言ってしまうのも難だ。
だって馬鹿なんだもん と胸を張って言えると良いのだが。
「…社長さんいますかー!」
大声でこの言葉を叫ぶ 二回目。
「…んー? 君は誰だ?」
奥の影からスッと出てきたのは、老いぼれた40代の人。
この人が社長か 随分と予想通りだ、と頭の中で浮かべながら。
「…この工場で働かしてくださいっ!!」
この言葉を社長に言って、この山口工場に就職したのは言うまでもないだろう。
これから、艱難辛苦な人生の始まりだ。
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