コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 元魔女と使い魔とくるくる回る世界
- 日時: 2010/12/19 10:33
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: G0MTleJU)
この頃来てなかった陽風がかえってきましたよ←
飽き症なウチは今回こそ続けることができるのであろうかw
さて、ボカロ好きの中一の陽風ともうします。
亀なみの更新ですが、見てくれるYOUは神だ!←
目次——————————————
☆キャラ紹介 >>1
☆プロローグ———— >>2
☆第一話 「使い魔と“元”魔女」
*01 >>3
来てくれた方——————————————
☆インク切れボールペン様!
☆むーみん様!
こんな駄作にありがとうございました!
Thank you!!
- キャラ紹介といきましょうかw! ( No.1 )
- 日時: 2010/12/14 22:34
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: R.xAT8FB)
☆神埼 杏奈 カンザキアンナ ♀
運動面、勉強面、全て平均。
平凡な高一。
髪の毛は、茶入りのロングヘア。
目は、普通の黒眼。
性格は、明るくて元気。ネガティブ要素少々。
男子とはうまくしゃべれない。
☆アンナ=グローリア ♀
どこかボケている癒し系の使い魔。
髪の毛は、真っ黒のツインテール。
目は、群青色の二重。
性格は、意外と頼りになる天然ボケ。
気弱でもある。
魔術を少々つかう。
☆フィリア
アンナが使えていた魔女。
謎めいている。
- プロローグ——— ( No.2 )
- 日時: 2010/12/15 22:42
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: G0MTleJU)
生まれ変わりという題材で魔女+魔術+日常を組み合わせました。
どぞ。
☆プロローグ ———消えうせた光
ウ——ウ——ウ——……
鳴り響くサイレンの音が、耳の中を突き抜けた。
周りは赤い炎。家らしきものがあちらこちらで燃やされていく。
パチッ、パチッというなにかがはじける音がする。
まだ鳴り響いているサイレンの音により、今自分の前にいる人の言葉が聞こえない。
否、自分がその人の言葉を受け止めてないだけだ。
「今、なんていいました?」
なぜか震える声と渇くのど。
「だから、ココからはついてこないで。私がなんとかする。お願い」
「だってッ! 最初に約束したじゃありませんか! 私とは、一生一緒にいるって! 死ぬ時も一緒て…」
目からあふれる涙が塩辛い。
「ごめんなさい。でも、私は決めたの。アナタだけは生きていてほしい、だから……」
「嫌ですッ!」
「そう。ならこうするしかないわね。ごめんなさい———」
キィィィィィィィン————
サイレンとは違う、耳から聞こえる音。
薄れていく意識と、使えなくなる体。
最後に私はなにかを叫んで倒れた。
『死なないで————』
だけどあの人をみることはなかった。
これからもたぶんないだろう。
だけど私は探す。どこまでも。死ぬまで。
あの人に会えるまで—————
- 元魔女と使い魔とくるくる回る世界 ( No.3 )
- 日時: 2010/12/17 17:41
- 名前: 陽風@元・リコ☆ (ID: G0MTleJU)
よしっ! 今日は、更新できそうだZE←
第一話 「使い魔と“元”魔女」
*01 <いつもと違う朝>
ジリリリリリリリ———……
(うっさいな………)
イラつく気持ちと起きないといけない気持ちで目覚まし時計のボタンを押した。
何か気持ちいい夢を見ていたのに、途中で起こされるというのは、なんて気持ち悪いのだろう。
(だる——…)
今日は、日曜。もう少し寝ていてもいいはずだ。
さっきの夢の続きを見たいだなんて淡い期待を持ちながら、ベットにもう一回入る。
(あれ?)
なんか足元にもぞもぞしたものがあるような気がするのは、気のせいだろうか。
(しかもなんか大きくなってるよーな…)
さすがに怖くなって毛布の中をのぞいた。
(え……?)
いたのは、ツインテールの女の子。横に体育座りしていて、時より「フガ」と鼻が詰まったような音を出した。
(誰ですか————!?)
背中に冷や汗をかきながら、ベットからゆっくりゆっくり離れていき、部屋の奥の壁に背中を押しつけた。
(も、もしかして泥棒!?)
いや、待て。一回落ち着こう。
なんで女の子が私のベットの中に体育座りで寝ているかだ。
しかもなんでどこから入ってきた?
(あ、わかった。きっとこの人は———)
「変質者だ—————!!」
私は、わざと大きい声を出し、下にいるお母さんに聞こえるようにした。
そうしないとこの状態は、自分で背負いきれない。
「ん……ん?」
ベットのなかにいるツインテールが起きた。そしてこっちを見ている。
見てる。見てる。見てる!!
凝視されている……!
一時の沈黙が流れた。
「ご主人様ァ————!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ——」
いきなり走ってきたツインテールは、私に抱きついてきた。凝視されていて正直、てか、メッチャ怖かった私はびっくりした。
「ご主人様〜、ご主人様〜、会いたかったですぅ〜〜〜」
「いやぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁッ———」
思いっきり引きはがそうとするが、全くはがれない。殴っても蹴っても動かない。逆効果で頬をすり寄せてくる。私は、半分涙目だった。
「ココにいたんですね!! 本当に会えてうれしいですッ!」
「おか————さ———んッッ!!」
「どーしたの————!?」
ほっとする声と階段をバタバタ登ってくる音。そしてガチャッとドアが開いた。
「おかーさん!! たすけ…」
「アンタ、“一人”でなにしてんの?」
私を茫然と見つめるお母さん。何?あんた頭でもうった?って感じ。
「え!?」
「大丈夫? 寝ぼけたんなら早く起きて顔洗いなさい。それと、部屋も片付けなさいよ」
「待っ……」
ガチャとむなしいドアの音。
(なんで見えてないの?)
「ご主人様〜! ご主人様〜!!」
今だって私のお腹の上にいて、頬をすりよせてくるのに。「ご主人様」とか気持ち悪い言葉も大声で叫んでるのに。
なんで?
あんなに嫌だったツインテールの声も気にならなくなってしまった。
続く
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