コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 不思議の国のモノガタリ
- 日時： 2011/02/02 18:52
- 名前： 水玉 雫 （ID: g8t52Hd5）
クリックありがとうございます^^
初めまして水玉 雫です。
名前が長いので適当に呼んで結構です(笑)
『不思議の国のアリス』が大好きです
恋愛系です
※以下注意事項※
１．悪口や中傷は止めてください。
２．初めての小説なので駄作です。
許して下さいorz
３．この物語は恋愛系です
４．アリスを基準にしている小説です
以下の事がOKな方はどうぞ^^!!
-------キリトリ-----------------------------------
登場人物
■轟 亜璃栖(トドロキ アリス)♀
大雑把な性格
ひょんな事から不思議の国へと行ってしまう
茶色の髪
轟財閥の一人っ子
■リクヤ (リクヤ)♂
不思議の国の帽子屋
俺様系
■チャイリ (チャイリ)♂
不思議の国の猫(?)
猫耳と尻尾が生えている
木の上に上っている事が多い。
■葉月 (ハヅキ) ♀
不思議の国の兄弟
皐月と兄弟
強気な性格
■皐月 (サツキ)♂
不思議の国の兄弟
葉月と兄弟
弱気な性格
■アイマ (アイマ) 性別不明
不思議の国のウサギ(？)
亜璃栖の前に現れる
頭にはうさぎの耳がついている
男なのか女なのか分からない
■シャルラン (シャルラン) ♀
不思議の国の女王
自分が欲しいと思ったものは絶対手に入れる
自分に逆らう人には処刑を下す
-------キリトリ-----------------------------------
^ω^コメントを下さった神様達^∀^
・凛風様
・実月野様(つっきー様)
・アガサ様
・緒璃夏様
★絵師様★
・実月野様(つっきー様)
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- Re: 不思議の国のモノガタリ ( No.51 )
- 日時： 2011/02/02 20:03
- 名前： 水玉 雫 （ID: g8t52Hd5）
１５ページ目[帰りたい？]
『なぁアリス？』
「ん？なあに？」
アイマが深刻そうな顔をして尋ねてきた。
『アリスこれからどうするん？』
「・・・」
『・・・』
長い沈黙。
皆が一斉に黙り出す。
「アイマさあ〜ん。私をここまで連れて来たのってアイマさんですよね？」
『そやけど？』
そんなあっさりと・・・。
「帰り道・・・私知らないんですけど」
一体どうやって帰ればいいんだ!!!
『おぃ、帰り道知っとるけど、帰るんか？』
悲しそうな顔をしながら聞くアイマ。
キュン
あ。今胸がなったよ。
『アリスお姉ちゃん居無くなるの？』
『僕は・・・居てほしい』
葉月ちゃんと皐月君が次々に言う。
『葉月も皐月も・・・それはアリスが決めることだろ？』
チャイリが二人の頭を撫でながら説得する。
そ・・・そんなに皆私の事が!!!?
「ん〜どうしようかな？」
本当に悩むな。
あっちに戻っても—————・・・。
『で。お前はどうしたいんだ？』
リクヤが促すように聞いてきた。
皆私に視線を向けている。
・・・。
うん決めたよ。
「私は————」
『・・・』
大きく息を吸い込んではっきりと伝えた。
「私はここに残るよ」
そう言って笑う。
すると皆もつられて笑った。
だって、あっちに戻っても私は結婚したくない相手と、結婚を無理やりさせられるんだから。
それと———・・・。
「皆の事もっと知りたいもんっ!」
まだまだ出逢ったばかりだから、もっと知りたい。
こんなにも素敵な人達となかなか会えないんだもん。
『アリスならそう言うと思ったぜ』
チャイリが私の頭を撫でながら言う。
『まぁ、俺様は最初から分かってたけどな』
そうは言うものの、安心したような表情を浮かべるリクヤ。
『アリスお姉ちゃん好き〜!!』
『アリスお姉ちゃんっ!』
そう言って二人一斉に私に抱きついてきた葉月ちゃんと皐月君。
『なぁ、アリス?』
またもやアイマが質問してきた。
『アリスって何処にすむん？』
「・・・」
『アリス？』
「そうだったああああああああああああああああああああああ!!!!」
(アリス。とりあえず黙りぃ!!)
(私もしかして毎日野宿的なあああああああああ?!)
(アリスお姉ちゃん落ち着いて!!)
(・・・アリスお姉ちゃん・・・)
- Re: 不思議の国のモノガタリ ( No.52 )
- 日時： 2011/02/03 19:14
- 名前： 水玉 雫 （ID: g8t52Hd5）
１６ページ目[家]
『アリス一先ず、涙拭きぃ？』
苦笑しながらアイマは言った。
「私は最初から野宿という運命だったのですね」
おぉ!神よ!!
祈るようにしていた私に、皆はドン引きだった。
・・・そんなにドン引きしなくても。
「で？皆はどこに住んでるの？」
私が尋ねると葉月ちゃんが元気よく、右手を挙げた。
左手はもちろん皐月君と手を繋いでるまま。
「はいっっ!!葉月ちゃん!どうぞ」
司会者の真似をしながら、葉月ちゃんをあてる。
『あたしと皐月は、あっちに住んでるの!』
そう言って指差した方は。
うん。
北
「そ・・・そっかぁ〜。まぁ、可愛いから許す!」
葉月ちゃんは少々アバウトすぎだね。
『俺は木の———』
「うん。チャイリは黙っとこうか?」
チャイリの言葉を遮った。
どうせ『木の近く〜』とか言うんだろ？
不思議の国は８％位が木だから、分かんねんだよ!!
『何だよ・・・。木の上って言おうと思ったのによぉ』
「そ、そっち系?!木の上ってお前本当に猫だなぁ!?」
ビックリした。
木の上って・・・私には無理だな。うん。
『おぃはそっちの方の穴』
「ウサギだもんね」
適当に返事をした。
アイマには何の期待もしてないよ。
アイマは少し拗ねていた。
『俺様は、帽子屋だ』
「うん、知ってる」
帽子屋がこんなに俺様って事がむかつくけどね。
「どうしようかなぁ？」
う〜ん
本当にどうしよう。
『あ。あたし、誰も使ってない家知ってるよ？』
葉月ちゃんが言いだした。
「よし!とりあえず、その家に連れてって？」
私達は、その家に向かって歩き出した。
(その家って真っ黒黒すけとかでないよね？)
(宮崎駿か?!)
(おぉ!チャイリ、その突っ込みいいよ)
(アリスって本当に変わってるよな・・・)
- Re: 不思議の国のモノガタリ ( No.53 )
- 日時： 2011/02/04 22:02
- 名前： 実月野 ◆eLv4l0AA9E （ID: 21zier3A）
更新お疲れ様＾＾
テスト終わったから明日、絵を描くよｗ(。-∀-)
であ、続き期待しております♪
- Re: 不思議の国のモノガタリ ( No.54 )
- 日時： 2011/02/06 15:18
- 名前： 水玉 雫 （ID: g8t52Hd5）
〒つっきー
テスト終わったんだあ・ω・
私ももうすぐでテストだし・・・orz
やったぁー^^
絵楽しみにしとるね＼^^／
- Re: 不思議の国のモノガタリ ( No.55 )
- 日時： 2011/02/06 15:39
- 名前： 水玉 雫 （ID: g8t52Hd5）
１７ページ目[家２]
『この家』
そう言って葉月ちゃんが指さしたのは———・・・。
「わぁー。普通の家!」
どこにでもありそうな、普通の家だった。
・・・想像してたのと、全然違った。
『アリスお姉ちゃん。お菓子の家とか想像してた？』
「そっ!!そんなわけないじゃんっ!!!」
声が完全に裏返った。
チャイリとアイマが二人して笑っている。
『お前も意外とそういうの好きなんだな』
そう言って笑いを堪えているリクヤ。
『リクヤ失礼やで、誰でもお菓子の家は憧れるさかい』
そう言ってとうとう吹きだした、アイマ。
「・・・私、お菓子の家好きとか言ってないんだけど」
勝手に話を進めるなゴラッ！！
『アリスお姉ちゃん、お菓子の家嫌いなの？』
皐月君が不思議な目で見て来る。
「うん。」
即答すると皆が驚いた。
「だってお菓子とか、夏溶けてベタベタになるよ？」
『まぁー・・・。そうやなぁ』
「しかも蟻が一杯寄ってくるよ？そんな所好きになれるわけないじゃん？」
『ぁー』
チャイリが苦笑しながら言った。
『アリスは以外と現実見てるんだな』
「うんっ!!」
当たり前でしょ!
って言いたいけど、最近は現実なのか夢なのか分からなくなってきたよ。
君たちに出逢ってからね。
『アリスは普通の家で良かったのか？』
リクヤが尋ねた。
「ぅ〜ん」
そう言われると———・・・。
「私はトトロに出て来る"猫バス"みたいなの想像してたなぁー」
『まだ宮崎駿引っ張ってくるか!?』
「アベシッ」
チャイリに思いっきり頭を叩かれた。
何だよコノヤロー!
(アリスお姉ちゃんってジブリ好きなんだね)
(あはは。よく言われます)
(アリス、照れんな気持ち悪い)
(チャイリはお黙り!!)
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