コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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科学と火炎、虚構を灼く…——:)オリキャラ募集中
日時: 2011/04/05 15:18
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: hYVgID.t)

科学と火炎、虚構を灼く…——

毎度の玖織です!
凡人主人公冒険物語ですw
完結めざしてレッツごーうww

【注意】
ベッタベタです、展開読めます!
作者玖織です、嫌いな人は今すぐUターン!
荒らしはノーサンキュー!

【お知らせ】
オリキャラ募集中です
組織名募集中です


プロローグ
 
 普通ってなんなんだ?
 普通で悪いか?

 男は言った。

 いいえ
 良い事よ
 
 女は言った。

 閃光と悲鳴
 男は闇に落ち、女は笑った
 
 そこで待ちなさい
 人間よ
 
 そう言って、女は掻き消えた


 それから100年
 地球のあるところで男の子が生まれた

 そして、産声と共に歯車が回り始めた。

>>9オリキャラ用紙
>>10組織名用紙

第一章 ある日突然異世界へ!
#1>>1 #2>>2 #3>>4 #4>>6 #5>>7 #6>>8

(*∀)お客様(∀*)
ゆめぽs

ただいま更新停止中です
今書いている小説を一つずつ完結していきたいと思います

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Re: 世にもベタな冒険モノガタリ ( No.1 )
日時: 2011/01/10 16:35
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: 7aD9kMEJ)

#1

「あ」
 桜が綺麗だなー…と。
 思わず感動する俺、柏木 和羅(カシワギ カズラ)

「ん待てゴルアアァァッ」
 後方からの突然の罵声、と世にも恐ろしい地響き。
「待つか、ボケ茄子っ!! 折角、人が大自然のスバラシサに感動していたの…」
「黙らっしゃい! 後半棒読みよッ、あんた!!」
 もんのすごい速さで迫ってくるのは、まさかの女。
 驚くだろ? 同感だ、あんな鬼がいるなんてッ!!

 掴まって堪るか!! 俺、悪くないし…ひぃッ!?
 もうそこまで来てるっ!

「くそッ」
 猛スピードで走り始める。
 声から搾り出す心中とともに。
「ヒイィィィィ——…」

 ほっといてくれ。
 あいつには、口出しできないんだ。…怖いから。

 
 事の起こりは30分前。
 そして後30分で、俺の人生は変わったんだ。


Re: 世にもベタな冒険モノガタリ ( No.2 )
日時: 2011/01/10 16:36
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: 7aD9kMEJ)

#2
  
 30分前

「あの…柏木君、あたし…その」
 目の前には金髪ガン黒の女子。
 そして…
 数メートル先の物陰には、茶色のポニーテ—ルの女子。
 この後、どすの効いた声で俺を追い掛け回しまくる女、一ノ瀬 美玲(イチノセ ミレイ)がいる。

「えと…あのね、ん…と」
 もごもごと喋る、見た目と全然合わないガン黒さん(俺命名)を前に、かれこれ20分は立っている…気がする。
「…ッ! あたしっ…」
 お、来るか?

 まぁ、見ての通り、まさかの告白シーンだな。
 ふーむむむ…
 自分で言うのもなんだが、よくある事だ。
 そこらへんの男よりはイケてると思う。

「和羅君のことが…!」
 外見に似合わず(失礼)君付け。

「す…」
 ほら、あと一文字。

「す…すすすす…」
 いやいやいや、違うだろ…

「…すッ! すき焼きみたいだなって、思ってたのッ!!」
「はああああぁぁぁぁぁあ!?」
 脳裏に上手そうなすき焼きが浮かぶ。
 あ、昨日の夜食ったか。

 て、違くて。

 20分立たされて、
 ガン黒のくせにモジモジして(失礼)、
 あげくにすき焼きだああぁぁぁああ!?
 ふざけるにも程があるぞいっ。

 ふざけんなっ!!

「っちょっと! 和羅!! そんな言い方ないでしょ!?」
 ずんずんとポニテが歩いてくる。
 バックにどす黒いオーラを従えて。

 どうやら心中を吐露したよーだなw

「君、話は後日聞く! 俺は命が惜しいッ!!」
 ガン黒さんの肩をバンバン叩き、逃げの姿勢に入った。
 くそ、赤面してやがる。

「じゃあなッ」
 …そして、今に至るわけだ。

Re: 世にもベタな冒険モノガタリ ( No.3 )
日時: 2011/01/10 16:49
名前: ゆめぽ (ID: DVpsznMY)

読みました☆

かなり面白いですね(^w^)
すき焼きみたいってどんななんでしょうね?(笑)

声出して思わず笑ってしまいましたw

これからの展開に期待してます!

では!

Re: 世にもベタな冒険モノガタリ ( No.4 )
日時: 2011/01/11 13:08
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: 7aD9kMEJ)

#3

「待てッ、美玲!! 話せば分かる! 円満かつ平和的にいこうじゃないか…ぁ」
「じゃあ逃げるなぁあああ!!!」
 無理ゆーな。
 さっきも言ったが、俺は命が惜しい。
 逃げるのはそれ所以。

「待ちなさいッ!」
 と、跳躍する美玲。
 言い忘れてた…ってか俺も忘れてたが、あいつ運動神経超抜群だったっけ…ひええぇぇ…。

 俺だって運動は出来る方だが…かなわん。無念。
 嗚呼、走馬灯のように今までのおもひでが…

「なあ…ッ! なにも取って食いやしないわよッ」
 ふむ、また心の声がそのまま出たようだな。
「いや、そーゆー危機を感じているから逃げてる訳でして…」

 路上に組み敷かれたまま、貧弱な声を絞り出した。
 あ、ちなみに美玲は前に7m、上に4m程飛んできやがった。

「だから無いッ! 断じてないッ!!」
「や、分かった、冗談だよ。でさ、提案なんだが」
 ここで俺はわざとらしく空咳をした。
「とりあえず、どかないか? 上から」
「は?」
 
 なにがなんだか分からない、こいつ馬鹿か? な目で美玲は俺を見下ろした。
「そんな目で俺を見るなぁあ!! だからさ、この姿勢…」
 ここまで言った所で美玲もようやく俺が何を言ってるのか悟ったらしい。

「な…、え、でもっ! そんな事…」
 赤面する女子は可愛いけどなー、さっき地獄を見たからなぁ。
 あ、もちろんガン黒さんだ。

「赤面モジモジはもういいから」
「お前…」
「いえ、ご馳走様ですッ」
 意味不明な言葉を並べ、美玲をどかす。

「話は明日だ。今日用事があるって言ったろ」
「あ、今日…お母様の…」
「ん、じゃあな」
 ヒラヒラと手を振り、美玲に背を向けた。

 あと15分。

Re: 世にもベタな冒険モノガタリ ( No.5 )
日時: 2011/01/11 13:14
名前: 玖織 ◆Kqe55SnH8A (ID: 7aD9kMEJ)

>>ゆめぽs
あぁぁぁああッ!!?
コメントがあるぞ…コメントが(うるさい

面白い…ですとッ!?
なんちゅー事を仰るんですか…!!
もう告白かーらーのー変な言葉で、ベタ展開始まりなんですけどww
や、本当にベタなんで、展開よめますよーいw

ありがとうございました(∀)!!


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