コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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本物ノ笑顔。
日時: 2011/03/06 09:14
名前: 與那 (ID: .XINq6xY)

▼......ご挨拶。

はじめましての方、お久しぶりの方。

こんにちわ、與那です。一年間ほどほったらかして本当にすいません。

此処の所、面白い恋愛小説のネタが思いつかなくて——試行錯誤していた結果、今に至る、という感じです。

まぁ待ってた人なんてそれほどいないとは思いますがw

さて、今回の「本物ノ笑顔。」のキャストは、
前回の「恋愛時効。」とその番外編「足掻き続ける恋。」と同じキャストで行かせていただきたいと思います!

だからと言って、恋愛時効。の続きと言うわけでは御座いませんので。
キャラ作りが面倒だっただけです、はい←(自嘲



▼読むにあたっての注意事項。

一、恋愛もので、途轍もなく甘いです。
二、不定期連載です。
三、作者が嫌いな方は電源ボタンor戻るボタンを連打してください。
四、読んで下さる方は、できるだけ最後まで暖かい目で見守っていただけると幸いです。
五、コメントくだされば返信します、
六、一年間もたったのに上達してねぇな、とか言わないの!


▼......目次

 キャスト>>>001
 序章「現実リアルでまた会いましょう」>>002
第一章「後ろに出来た未練」>>>003

Page:1 2



本物ノ笑顔。 登場人物 ( No.1 )
日時: 2011/03/08 20:01
名前: 與那 (ID: .XINq6xY)

▼......キャスト

<MAIN>(メインは皆中一です。)

♀ 皆月那留[naru minaduki]
所謂素直になれないお年頃で、一人称が「俺」という男っぽい女子。
あだ名は「なっちゃん」だが、本人は気に入っていない。恋愛に関しては乙女。
朱雀と交際中。

♂ 朱雀良允[yoshimitsu suzaku]
秀才で黒縁眼鏡をかけていて、一人称が「僕」の男子。
意気地無しで優柔不断。嫉妬心が高く下心が見え見えである。
皆月と交際中。

♀ 千葉紗智[sachi chiba]
天然パーマが少し掛かった、一人称が「うち」の男勝りな女子。
首を触られると小さく悲鳴を上げる癖あり。
最近好きな人が出来た模様。その事は皆月にだけ伝えている。

♀ 桃原凛[rin toubaru]
父が沖縄人の剣道部副主将、一人称が「うち」のいたって普通な女子。
よく「ももはら」と間違えられるが本人は気にしていない。
最近恋愛ごとに興味がなくなってきた。

♀ 粟井夏輝[natsuki awai]
眼鏡をかけて小学三年生の時が黒歴史という、一人称が「あたし・僕」の腐女子アンドオタク。
アニメのことなら何でも知っていて、ただいま絶賛片思い中。

♂ 渡利克人[katsuto watari]
水色のフレームの眼鏡をかけた、一人称が「俺」の男子。
恋愛沙汰には首を突っ込む癖があるが、自分はうまくいっていない。
最近フラれたという噂がある。


<SUB>

 朱雀一葉[kazuha suzaku] ♀
 小学三年生で、朱雀良充の妹で彼と同様頭が良い、一人称「私」
 自己主張が激しいがまだ幼いのでとても愛らしい。
 恋バナが大好きととても今どきっぽく、雲雀と交際中。

 雲雀夏弥[natsuya hibari] ♂
 小学三年生、一人称「俺」
 大人っぽい一面と、まだ幼さが残るやんちゃっぽい一面がある。
 野球部の次期エースで、那留がいたチームに居る。一葉と交際中。

Re: 本物ノ笑顔。 ( No.2 )
日時: 2011/03/05 14:49
名前: 與那 (ID: .XINq6xY)

▼序章「現実リアルでまた会いましょう」

『夢でまた会いましょう』

 那留はこの言葉が一番嫌いだ。
 ベタ甘な台詞な為、よく「本当は好きなんだろ?」と言われることもあるのだが——それは今の二人の現状を知らないから言える事なのである。
 那留と朱雀は、もう幾月も会っていない。ましてや連絡もとっていない状況で。
 最近会ったのは——「夢」の中でだ。

 彼は「夢」の中では何時も笑っていて。

「『現実リアル』で会ってないのに、どうしてそんなに笑顔でいられるの?」

 彼に「夢」の中でそう問いかけてみた事が一度だけあった。
 その時の答えは、今でも覚えている。

「それは、『ここ』でも笑えるぐらい、『現実』が楽しいから」

 最大の屈辱だった。
 自分がいなくても、朱雀は楽しく生きていける——そう思ったら、泣かんばかりだった。

「現実でまた会いましょう」

 何時になったら、それは叶えられるのだろうか。

Re: 本物ノ笑顔。 ( No.3 )
日時: 2011/03/05 15:37
名前: 與那 (ID: .XINq6xY)

▼第一章「後ろに出来た未練」

 会わなくなったきっかけ、それを作ってしまったのは那留自身。
 その時残ったのは後悔ではなく——ただの未練であった。

             *

 不意に、無償に会いたくなった。
 それだけの理由なのだが、普通のカップルだったらこんな理由でメールを送るのは当たり前なのだろう。
 もう学校から帰ってる時間だし——メールしても平気だろう。

 そんな一心でメールした自分は馬鹿だったのだろうか。

 十分、二十分、刻々と時間が過ぎるが、朱雀からの返信は来なかった。
 同じ内容のメールはあまり送らない、と決めていた那留だが、待たせる朱雀に堪忍袋の緒が切れた、と言って正解だろう。
 もう一度同じ内容のメールを送信するが、またしてもスルーされた。
 三度目の正直に送ったメールは——地雷を踏んでしまった。

『今試験一週間前で忙しい。正直言ってウザい』

 その文面を読んだ時、一瞬にして那留の頭は真っ白になった。
「何で……?」
 悪いのは朱雀の筈なのに——否、朱雀にとって悪いのは那留なのだ。
 きっと朱雀も那留と同じように、自分の考えを素直にメールで表したのだ。
 でも、もう少し優しく言ったっていいじゃんか。自分が悪くないとでも言うように脳裏に言葉が走る。
 此処で謝ったら負けだ、と此処で謝ったらもしかしたら許してくれたのかもしれないのに業と那留は意固地になって、違う人にメールを送った。

 朱雀の試験が終わったと思われる日、那留はようやく素直になって朱雀に謝罪のメールを送った。

『Title:ゴメン

  試験だってこと知らなかった、ゴメン。
  だからさ、試験とか大事な行事があったらお互い連絡しよう?』

 短い文章だが、自分が伝えたい事の内容は大体分かっただろう。
 許してくれるから分からなかったが、朱雀の事だから返信してくれるだろう。
 その考えが、甘かった。

Re: 本物ノ笑顔。 ( No.4 )
日時: 2011/03/06 07:19
名前: 美桜 ◆QfbalvjOYM (ID: prO3xdH6)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

初めまして。
美桜という者です。

與那様はとても文才のある方ですね。
驚きました…。
私となんか比べ物になりません。

私は
“スキだと言えたら”と“Best Mather”
という小説をやっております。
お暇なときにでも顔出してやってください。
できればアドも…。

では、またコメさせて頂きますね♪


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