コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 白泉荘のひまつぶし(未成年の乾杯はオレンジからっしょ!
- 日時: 2011/08/21 11:05
- 名前: 紗夢羅 (ID: PR3Fak4z)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=JH1tWIjbJlI
「鬼ゴッコをしようか・・・コウスケ君。」
事は夏休み。
「白泉荘」の管理人である 彼女の一言でスタートした。
冷たい1本のサイダーをめぐる真夏の戦い。
ひまを持て余した白泉荘住人達がなにげない彼女のその一言で
1本のサイダーをめぐり、真夏の鬼ゴッコが開始された_________
はい!始まりました!!白泉荘のひまつぶしです。久々の投稿ゆえ、ところどころ駄文がありますがそこはごかんべんを・・・(汗)
知らない人がほとんどだと思いますので、ここであらためて自己紹介です♪
私、紗夢羅は年齢不詳の♀でございます(ワラ
幼いころからの夢、作家という頂点を目指し日々修行中の身です!!
アナタ様、神様! ここのスレッドをクリックしたからには・・・
まぁ・・気軽に試しに読んでくれたら・・・
少しでもこの話が皆さまの心の中に届くのであれば・・・
そして♪
この白泉荘のお話のテーマソングが!!決定いたしましたぁ♪生死騎士sからご応募頂いた・・・
鏡音リン・ 初音ミクの「花火空」ですっ!!
上記URLにて公開しておりますっ・・のでぇ!
とても素敵な曲ですっゞ是非、聞いてみてくださいな♪ 歌詞を>>46にて公開中ですっゞ
●○●○●○●お客様●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
菫s♪ ヴィオラs♪ 山下愁s♪ メデューサs♪ パーセンターs♪ 凡s♪ 月読愛s♪
生死騎士s♪ 妃女s♪ 虹美s♪
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
これからもよろしくお願いします♪
白泉荘住民一覧票 >>1 オリキャラ&その他登場人物 >>29
Episode一覧____________________________♪
「始動準備という名の前フリ」
1.1>>2 1.2>>7 1.3>>8 1.4>>22 1.5>>23 1.6>>24 1.7>>25 1.8>>35
「一斉送信—始動—」
1.9>>40
「第1ステージ1日目 東京都」
1.10>>48 1.11>>54 1.12>>57 1.13>>62 1.14>>63 1.15>>70 1.16>>71
1.17>>74
__________________________________________________________♪
1.14.5>>67 折原家律様専属護衛人特殊緊急部隊 中曽根 慎 の非(?)日常記録
皆さまのおかげで、参照500突破ぁ!!感謝や喜びが、紗夢羅の頭でフワフワと・・・
550を目指してこれからも日々精進して参ります♪
ひとまず、お礼の言葉。紗夢羅より。でしたっゞ
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- Re: 白泉荘のひまつぶし (鬼キャラはおらんかねぇ♪ ( No.22 )
- 日時: 2011/03/29 11:12
- 名前: 紗夢羅 (ID: PR3Fak4z)
- 参照: 知ってたらどもー♪初めましてもどもー♪
1deyz4
「て・・手配を?」
颯君があんぐりと口を開けたまま尋ねる。
「そう。ボクの知り合いに、3度のメシより鬼ゴッコが好きな
まぁ、世間でいう友人がいてねぇ・・・
その子に頼んでいるから心配しなくて構わない。」
ボクの言葉に皆がへぇー・・と、安堵している矢先、またもや
食堂の扉が開いた。
「白泉さぁーん。来ましたおよぉ♪」
入って来たのは、メイドのコスプレをして茶髪の天パをふわふわさせている緩ーい雰囲気の少女だった。
「おぉ、律君ごぶさただな。急に呼び出してすまない。」
「いいんですよぉ♪この折原律。白泉さんの頼みと聞けば、すぐ飛んでいくと決めているんですからぁ♪」
一見、ユウリ君とキャラがかぶりそうだが彼女は彼のように腹黒では
ないので安心してほしい。
「・・・白さん、この人が例の鬼役の人?」
コウスケ君が、律君のテーブルに麦茶を用意しながら聞く。
「あぁ・・・いかにも。彼女、折原律君がまぎれもなく
今回のひまつぶし『鬼ゴッコ』の鬼役だ。」
「んー。でもぉ、この子女の子だよぉ?しかも1人だけ・・・?」
ユウリ君の言葉に律君が反応して立ち上がる。
「はわわっ!すみませんっ。説明が少なすぎましたね!
もちろん。鬼は私だけではありませんよぉっ♪」
すると、律君がパチンと指を鳴らした。
「お呼びでしょうか、律様。」
真黒なスーツにサングラスという、某番組逃○○にでてくるハンター
のような男が10人ほど。
キチンと整列して入って来た。
「我ら。折原家律様専属護衛人特殊緊急部隊!」
16文字の漢字を長々と並べたチーム。
「この方達と一緒に皆さまを追いかけますっ♪」
「えええぇぇえぇええぇえぇえぇぇえええ!!!!!!!!」
梓君とボクを除く逃げる側がイスをひっくり返して驚く。
「ちょ・・ストップ!これ完全勝ち目ないでしょ!
人数も俺らの方が少ないし、無理だって!!」
ジュンキ君がうろたえる。
「んー。確かにそうですねぇ・・・んじゃ、半分減らしましょう!」
律君が護衛隊←(めんどくさいから短縮した)
にアイコンタクトをすると、半分が
「失礼いたしましたっ!」
・・・と言い去っていき、護衛隊は5人となった。
すると、梓君が「あっ。」と、思い出し立ち上がった。
「そう言えば川口さんがまだじゃない? 彼女にも参加してもらわないと・・・」
「あぁ、そうだった。じゃぁ、全員でルナさんを勧誘しに行くか。」
ボクと梓君、律君が立ち上がる。
「・・何で全員で行かなきゃなんないの?」
金時君が首をかしげる。
「・・・さっき、ここに向かう時についでと思って104号室へと
ルナ君を呼びに行ったら・・・」
ボクが一息おいてため息をつく。
「行ったら・・・・?ハッ!まさか・・・・」
颯君が何かひらめくように後ずさりした。
「・・・そのまさかなんだよ颯君。今彼女は締め切り前。彼女の部屋の前でウロウロしていたアシスタントの百語ナオさんと、編集者の水獅倖さんに会って一目でわかった。」
シーーーンと食堂が静まり返る。
「彼女の部屋から妙な不のオーラが出ていた。」
- Re: 白泉荘のひまつぶし (高校生も鬼ゴッコしちゃいます ( No.23 )
- 日時: 2011/03/30 11:24
- 名前: 紗夢羅 (ID: PR3Fak4z)
- 参照: 知ってたらどもー♪初めましてもどもー♪
1deyz5
「不・・不のオーラが?」
颯君がさらに後ずさりする。
ここで説明しよう。彼女、川口ルナ君は人気少女漫画雑誌
「ボンジョルノ」で連載している売れっ子マンガ家である。
しかし彼女は極度のマイペースであり、仕事中もそれは変わらない。
彼女のアシスタントである百語ナオ君は、毎回それに苦労も多いようで・・・彼女に会うたび顔色が悪くなっている気さえする。
締め切り前のルナ君は、それまでマイペースで書いてきたために原稿の仕上がりも最悪。なので彼女の体から一気に不のオーラが出てきて、104号室の部屋周辺はなぜかドス黒い「何か」で包まれているのだ。
「・・・そして今日は問題の締め切り前日なため、ルナ君のオーラの出方は最高潮にまで達している。さすがにおかしいぞと思ったあげく
ボンジョルノの編集者で担当している水獅倖君も今日は来ていた。
・・まぁ、彼女は冷静なのかはわからんが 廊下の椅子で寝ていたがな」
ボクがため息をつくと金時君が立ち上がる。
「・・・だから身の安全のためにも俺達にも手伝えと?」
「簡単に言えばそうなる。」
「いやだぁぁぁよぉぉぉ!!!!!」
ジュンキ君が叫ぶ。
「ただでさえ俺さっき、梓と金時にしごかれて苦を味わったのに・・・
またそんな強敵相手しなきゃなんな」
「それ以上弱音はいたらルナのアシスタントのナオさんに、護身用の
なぎなたで・・・・」
梓君の目が怖い色で輝いた。
「さぁ…さ・・行こう!皆の衆!!一刻の早くルナさんを不のオーラ
から救い出しにぃ!・・い・・行こう・・」
ジュンキ君が半泣きの状態で立ち上がる。
「よぉーし!ボクもルナちゃんのために勇者になるぅ♪」
ユウリ君のオプションが花から炎に変わった。
・・・裏でそうだな、ユウリ君よ。
なんやかんやで104号室の前まで来た。
あいかわらず部屋の前には、青ざめたナオ君と椅子に座って寝ている
倖君の姿があった。
「・・・毎回の事だけど、今日は特にヤバイね。」
コウスケ君が身ぶるいする。
確かに。それに、今日にかぎって彼女の部屋のドアが開いているために
オーラは廊下にもただよっている。
・・・何かのホラー映画がSFで出てきそうな雰囲気で
廊下は異空間のようだった。
「あ、白さん達・・。助けてくださいぃ!今日のルナ先生はさすがに
怖いですって!私もオカルト系は好きでたくさんのホラーものとかの
映画やドラマはたくさん見てきましたけど。さすがにここまでは
ないですっ!これが現実かと思うと余計に!!」
ナオ君がボクにすがりついて慌てる。
・・・すまないがナオ君。今ボクはオーラの事より君が右手に持っているなぎなたの方に恐怖を覚えてしまうよ。
「はわわぁー!私こんなの初めてみましたぁ。
・・・あれぇ?そこで寝ている方はどなたでしょう?」
と、律君がヒョコヒョコと倖君の所まで行って寝ている倖君の方を
ツンツンとつついた。
「んー。ふわわわっ・・・」
「あぁ、スミマセン。起こしてしまいましたかぁ?」
「・ ・ ・ ・ ・」
どうやら倖君は寝起きのあげく、目の前でニコニコしている律君に
状況をつかめていないのか 頭に?マークをうかべてキョロキョロしている。
「・・・あ、いつのまにか寝てました。」
ポリポリと頭をかいて、ゆっくりと立ち上がる。
が、寝起きの彼女は自分の体をコントロールできないのか
フラッとよろめいた。 それを慌てて颯君が支える。
「大丈夫か?・・・・えと、編集者の水獅倖さん。」
倖君を支えながら、彼女の首に下がっていたネームプレートを確認しながら颯君がもう一度 倖君を椅子に座らせた。
すると、倖君が目をこすってムニャムニャ言ったかと思うと
「あれぇ・・・?ルナ先生原稿終わりましたぁ??」
「「!!!!!」」
彼女の一言でボク達は一斉にドアを見た。
キキキ・・・・という、不気味な音をたてながら少々やつれ気味の
ルナ君が出て来た。
「ナオさん・・・トーンはり・・・・してください・・」
ビクッ!自分の名前を呼ばれたからか、ナオ君がうろたえる。
しかし、ルナ君の強烈な視線にたえきれずまたもや顔色を悪くしながら
104号室へと姿を消していった。
どれくらい時間がたったのだろうか。
そしてナオ君はどんな「被害」にあったのだろうか。
仕上がったらしい原稿を持って眠たそうな倖君に手渡して
彼女が倒れるのに、そう時間はかからなかった__________
- Re: 白泉荘のひまつぶし(参照100突破!しかし紗夢羅は止まらない ( No.24 )
- 日時: 2011/04/03 12:36
- 名前: 紗夢羅 (ID: PR3Fak4z)
- 参照: えー今?特に誰も気配は消してないよー
1deyz6
「ナオさん!大丈夫・・・じゃなさそうですね。」
意識が朦朧としているナオ君にジュンキ君がかけよる。
彼女の状態を悟ったジュンキ君は、颯君に手を借りながらもルナ君の隣で103号室である彼の部屋へナオさんを運んで行った。
「ルナ君は大丈夫かい?」
そう言ってボクは彼女の部屋のドアを開ける。
しかし彼女は、失敗した原稿にインク。様々なペンが無造作に散らばった机に突っ伏して眠っていた。
「・・・ふー。まったく君もホントにほおっておけないねぇ・・・」
ボクはルナ君のベッドにかけてあった、携帯式の毛布を彼女の肩にかけると 静かに部屋を後にした。
部屋をでると、ジュンキ君と颯君に運ばれて行ったナオ君の3人以外は
相変わらず廊下に座り込んでいた。
「あ、白さん。ルナさんどうでしたか?」
金時君がボクに駆け寄り尋ねる。
「今は疲れ果てて寝ているよ。しかし、あれだけボクらを巻き込んだのによくあぁやって寝ていられるね。」
ボクが首をかしげるが、金時君は「はぁ・・。」と意味のないため息をつきながら、
「んじゃ、俺。ナオさんの様子見てきます。」
と言い残して、足早に103号室へと姿を消した。
「ったく、川口さんは・・・。あのマイペースぶりをもう少し直せば
仕事もはかどるのに・・・」
半ばルナ君に呆れながら梓君はキャラが似ていて、すっかり意気投合しているユウリ君と律君を連れて食堂へ戻って行った。
廊下に残ったのは、原稿を黙って目を通しているらしい倖君と
ボクだけになった。
・・・これでルナ君はフリーのために、鬼ゴッコにも参加できる。
しかし、律君と護衛隊率いる鬼から逃げ切るためにはもう少し
人手がほしい。
そう悩んだボクはふと、視界の隅にいた倖君とアシスタントのナオ君が脳内によぎった。
・・そうだ。彼女達も参加してもらえばいいのだ。
思い当ったらすぐ行動に移すタイプのボクは、まず初めに倖君の勧誘を試みる事にした。
「・・・あの、少しいいかい?」
ボクの言葉で、うつろうつろしていた倖君が顔を上げて「はい・・」
とボクを見つめた。
「原稿が仕上がったという事は、しばらく倖君はオフだよね?」
「・・・・・コクッ」
倖君が頷く。
「なら話は早い。」
ボクは顔に微かな笑みを浮かべながらも、倖君に今回の鬼ゴッコの
逃げる側に参加にて貰いたいという提案をする。
すると、彼女は右胸の小さなポケットから白の携帯電話を取り出すと
ボクに手渡した。
「・・・一応、編集長に聞かなきゃかもなんで。」
どうやらボクが電話で直接、倖君の上司でボンジョルノの編集長へと
許可をとらなければいけないらしい。
しかし、「鬼ゴッコをするので。」という理由で頷く人物は少ない。
が、ここで嘘をついて倖君を参加させるのも図々しいので、
仕方なくダメ元で編集長に尋ねる事にした。
「・・・編集長の番号は。・・アドレス帳の所にありますから・・・」
と倖君は言い。眠たい目をこすりながらも、原稿へと目を移した。
アドレス帳から、編集長へと発信ボタンを押す。
そして、3,4回コールが続いて編集長らしき声が聞こえた。
「はい。こちらボンジョルノ編集部編集長の中井です。」
40代前半のような男性の声だ。その口調は少し、ゆっくりだった。
「あ、お忙しいところスミマセンが。そちらで連載しております
川口ルナの担当している水獅倖の代理の者です。」
すると、軽快なBGMをバックに陽気な中井さんの声が返ってきた。
「あぁー・どうも。すみませんねー。アイツの代理なんかで。」
「いえ・・とんでもない。で、一つお尋ねしたいんですが・・・」
ボクが中井さんに、今回の件を伝える。
断られるのを覚悟して返事を待った。
しかし、中井さんの声色は変わらず。
そして、返ってきた返事も以外なものだった。
「あぁー。いいですよー。好きに使っちゃってくださいー♪」
- Re: 白泉荘のひまつぶし ( No.25 )
- 日時: 2011/06/06 18:55
- 名前: 紗夢羅 (ID: PR3Fak4z)
- 参照: えー今?特に誰も気配は消してないよー
1deyz7
「あぁー。いいですよー。好きに使っちゃってくださいー♪」
なんとも簡単な・・・
まぁ、了解を得ることができたのは嬉しいのだが。
「あ・・ありがとうございます。でわ。」
「あいよー。楽しんできてくださいな♪いいなぁー鬼ゴッコかぁ
私も少年時代は仲のいい友だ」ブチッ・・・
ツー。ツー。
長くなるであろう中井さんの少年時代の思い出話を聞いている余裕は
今のボクには無かったために、電話を切った。
・・・すまない。中井さん。
「・・・ふわわっ・・okでしたか?」
大きな中井さんの声が途中で途絶えたのに気付いたのか、倖君があくびをしながらボクに尋ねる。
「あぁ・・大丈夫でした。楽しんできてくださいとの事です。」
彼女に携帯を返しながらボクも答える。
「あ、そですか。ではよろしくお願いします・・・」
ふかぶかとお辞儀をした倖君だったが、そのまま椅子から崩れ落ちそうになったので、慌ててボクが支える。
すると、隣のジュンキ君の部屋から颯君が出て来た。
「あ、白さんに倖さん!ナオさん目を覚ましましたよぉ」
軽はずみにスキップしながら颯君がボク達に駆け寄った。
「それはよかった。あぁ、そうそう。今回の鬼ゴッコには倖君にも参加していただく事になったよ。それでついでといっては何だが、ナオ君にも是非参加願いたいから彼女を食堂に連れて来てくれ。」
颯君は一瞬キョトンとした表情になったが、すぐにいつもの笑みに変わり「了解でぇーす☆」と言って部屋に戻った。
「あ、そうそう。おーい金時君よ。」
「・・・はい?何ですか白さん。」
ナオさんのおでこに使ったであろう、濡れたタオルが入った洗面器を細い腕で抱えながら金時君が出てくる。
「今から食堂にナオ君と倖君を案内するから、彼女達に君特性の冷たい麦茶を用意してくれ。」
ボクのために一瞬顔をしかめた彼だったが、小さいため息をつきながら
「はぁーい・・・・」
と言って、トボトボと食堂に向かった。
ボクと倖君は食堂に入って、金時君が出してくれた麦茶を飲んでいた。
先程から食堂に戻っていた梓君は調理場で金時君のお手伝いをしており、その周りを律君はウロウロしていた。どうやら、彼女も何かしたいらしい。
「あのぉ・・何をすればよろしいんですか〜?」
律君の言葉に梓君が振り返って_______
「じゃぁ・・、そこのお皿お願いできる?」
「皿洗いですね、分かりました♪」
ようやく仕事が見つかり、機嫌が良くなった律君は鼻歌を奏でながらゆっくりお皿を洗っていく。
すると、食堂のドアが開いてナオ君・ジュンキ君・颯君が入って来た。
ナオ君は颯君に案内されて、ボクの向かい側の椅子に座った。
「お騒がせしてすみませんっ!この通り復活しましたっ!」
「お騒がせなんて、大丈夫だよ。あ、唐突で申し訳ないが・・・」
と、ボクは早速ナオ君に鬼ゴッコの件を話した。
それをナオ君は目を輝かせながら聞いている。
「やりたいですっ!てか是非参加させてください!」
「おぉーそれはよかったよ。」
これで後はルナ君だけだ。
しかし、参加者を集めるだけでこんなに時間がかかるとは・・・
「じゃぁ、最後にルナ君を呼んでこよう。ユウリ君!」
ボクに呼ばれて、調理場の方で金時君になぜかオンブされていたユウリ君がヒョコッと頭を出して「なぁーにぃ?」と満面の笑顔で尋ねた。
「ルナ君を呼んできてくれないかい?彼女、今は寝てると思うから。
起こして構わない。」
「はぁーいっ♪」と、ユウリ君は金時君からおりてスキップしながらルナ君の部屋へと向かって行った。
「何でわざわざユウリを?」
ジュンキ君が尋ねる。
「今からユウリ君が寝ているルナ君を起こし、仮に彼女が不のオーラをまた放ったとしても、彼は動じず不のオーラを消し去ってルナ君を元の状態に戻せるからな。」
「・・・・じゃぁ!何でさっきユウリを使わなかったんですか!」
「彼の方法は恐ろしいものだからな。」
「どんなふうにですか??」
颯君が尋ねる。
「それはボクもあまり分からないが、その時のユウリ君はルナ君に勝てる事から、事の重大さは分かるだろう。颯君よ。」
すると、ユウリ君がニコニコ笑顔のまま食堂に戻って来た。
不のオーラを放っていない、いつもの安全なルナ君を連れて。
- Re: 白泉荘のひまつぶし ( No.26 )
- 日時: 2011/04/06 12:57
- 名前: 紗夢羅 (ID: PR3Fak4z)
- 参照: えー今?特に誰も気配は消してないよー
あ、ちょっとお久な紗夢羅でぇーす。
どもどもー♪
えっとー、今回はこのお話のテーマソングを募集したいと
思いますっ♪
あ、「何だよー。人に頼むなよ。自分だってヒマじゃないんだぜ?」
という方はごめんなさいですけど、
「まぁー。忙しいってワケじゃないよ?うん。だけど、ヒマってわけでもないんだぁー。あ、でも探してやろう。」
という方ー。神です。ウン。
そんな方には抽選でヤマ○キの白いお皿をプレゼントー<<ワラ
嘘ですごめんなさい。
まぁ。こんな少々病んでる紗夢羅に、応募というオアシスを・・・
とりま、たくさんのご応募お待ちしてますっ♪
お話の方もゆっくりではありますが
頑張って更新していきます!
白さん達の鬼ゴッコももうすぐ始動いたしますのでので♪
こうご期待していただけたら・・・
私紗夢羅は感激ですっ∀ゞ
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