コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 彼は俳優?No、変態。
- 日時: 2011/07/31 21:43
- 名前: ZAKI (ID: 0LEStScZ)
こんにちは、ファジーでペグの魔導国を書いているザキです。
ハロハロ、こんにちは。ちなみに中1女子。
このお話は、ラブコメっぽくなる…カモ。苦手だけど、恋愛系。
取りあえず、恋愛要素よりギャグ要素を頑張って取り入れていきたいと
思います。今回は登場人物を…。
・野木沢 愛 NOGISAWA MEGUMI
この物語の主人公的存在。作者と同じく中1女子。
特徴としては、よく突っ込む。女優である。
・鳥越 颯人 TORIGOE HAYATO
主人公と同じく中1女子…違う、中1男子。
特徴はネタバレとなるので書かないでおこう。俳優である。
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- Re: 彼は俳優?No、変態。 ( No.4 )
- 日時: 2011/08/01 10:11
- 名前: ZAKI (ID: 0LEStScZ)
PROLOGUE
夢が、女優だったりして、劇団のオーディション受けたら受かっちゃったりして、意外と才能認められちゃって舞台のオーディション受けたら
なんか受かっちゃって
あいつに出逢っちゃいまして!
- Re: 彼は俳優?No、変態。 ( No.5 )
- 日時: 2011/08/01 10:42
- 名前: ZAKI (ID: 0LEStScZ)
第1話
『ねぇ、マリア?忘れたの?俺たちは親友じゃんか。』
『そうよ!マリア…あたしたちは親友じゃない!』
額にしわを寄せて、眉をめっちゃハの字にしてリリーナとアベルがマリアに詰め寄るええっと、あたしはなんていうんだっけ?ああ、そう…。冷たく否定するんだ、魔王に心を囚われて…。
『…違う、貴様等など知らない!』
マリアったら酷いわー、あたしがリリーナやアベルだったら逆切れしちゃうんだけどな…。ココロ狭いし。
えーっとそれで、マリアの言ったことにアベルが傷ついて…。
『…ッ』
泣き出す、おお、名演技だね、アベルも。まぁ、本当には泣いてないんだけどね。腕で目を覆ってえぐえぐ泣いていればいい。
で、アベルのへなちょこぶりにリリーナが切れて
『ちょっと!男のくせにあんた泣かないでよ!ふさぎ込んだらこっちは1対1なの!マリアを取り返すの!』
迫力満点ねぇ…。リリーナ、名演技です。
『ああ、マリア。あんたついにあの…あいつに心を食われてしまったのね。もう、あたしたちのマリアじゃない…。』
『はなせ…。』
『もう、アベルも泣かないでよ。泣きたいのはこっちなのよぉーっ!』
急に音楽がかかると、リリーナは歌いだす。
『マリア、マリア、私のマリア、どうしてそんなに変わったの?』
『なんだその歌は…!』
そうしたら、泣いていたアベルも歌いだす。
『君は僕らの友達、とても、あたたかな可愛い人』
『…やめろ!』
『あなたは、いつも聡く、僕とあの人を励ましてくれた。』
『やめろ…!やめろぉーーーーー!』
マリアの絶叫で第1幕が終わる…。舞台の幕が下りるとあたしたちは舞台そでにはけた。
「お疲れ様!メグメグ!」
リリーナ役の仙田 律子、あだ名はりっちゃん、私の友達である。
「りっちゃんもお疲れ様。リリーナ、良かったよ。」
「まじで?ありがと〜メグメグ様〜!」
あれ…あいつが超静か…。
「ねぇ、りっちゃん、颯人いないよ?」
「え?はーくんはねぇ、お仕事だからもう行っちゃったよ〜?」
その、はーくんっていうのがさっき「アベル」を演じてた奴。
鳥越 颯人、まぁ、どういう人かは…まぁ、コメントを伏せておきます。
「今度はねぇ、アニメ系だって。」
「声優かぁ、いいね…」
私、野木沢 愛。見てのとおり、女優やってます。
- Re: 彼は俳優?No、変態。 ( No.6 )
- 日時: 2011/08/01 17:32
- 名前: ZAKI (ID: 0LEStScZ)
第2話
「うあ〜!やばい、11時!ほどうされるよ〜!」
なんと、舞台練習終了時刻が8時半。家まで3時間かかるんですけど。
ああ、でも、夜って言ったら不良がうろうろしてるでしょ?
こ、怖いなぁ…。なんか、あたしの周りにいる人たちも怖いし。
「おい、お姉ちゃん」
声かけられた…。あたしが大変な目にあっても練習時間伸ばした奴が悪い!ああ、でもりっちゃんとそのマネージャーさんについていくべきだっただろうか?
「お姉ちゃんいくつだ?」
なんか、肩に手置かれてますけど。ヤバい。ヤバすぎる状況。
「中1です…よ。」
「こんな遅くまでどこ行ってたわけ?」
ニヒニヒ笑ってるよぉ〜!気持ち悪いよ〜!
ひぃぃぃいぃぃ!!誰か助けてーっ!
「あ!めぐぅー!」
あれ?誰かに呼ばれているような…?あー…なんか向こうに颯人の幻覚が見える…。超明確に…。
「もぉー、11時なのにどこいってたのー?野木沢愛〜!」
こいつ本物の颯人…、て、おぅい!本名出すなぁ!
「おじさんごめんねぇ、この子僕の娘なんですよ〜、はぐれちゃったんですいません、ホレ、メグ。行くよ。」
この人たち高校生だし、しかもなんと無茶な…。娘って…。
お構いなしに颯人は私に耳打ち
「走れよ?」
いやぁ、耳打ちしたの意味ないよ、超ビックボイス…。
しかしダァアアアアッシュュュュ!
「って待てゴルアアァァァアア!」
「こらメグ!もっと速く走れ!」
「これ以上速く走れないよ〜!だって50メートル11秒9の蝶鈍足だも〜ん!」
- Re: 彼は俳優?No、変態。 ( No.7 )
- 日時: 2011/08/01 20:06
- 名前: ZAKI (ID: 0LEStScZ)
第3話
「フー、追ってこなくてラッキーだったな。」
「いや、追ってきたよ。颯人がキックしたから退散しただけ…」
「マージぃ?俺すげー。」
「いろんな意味でね。つぅか、あんたなんであそこにいたの?」
まぁ、颯人が助けに来てくれなかったらあたしの人生そこで終わりだったわけで、助かったけど…。
「んー?仕事が終わってーぇ、帰るところだった、ら!メグがおじさんたちとイチャイチャしてたからーぁ、邪魔したくなっちゃってさー」
…ふざけてますね、怒りこみあげてきますね、イライラするねぇ〜〜〜
「殴っていい?」
「すいませんでした。」
ふー、まぁ、いいや。助かったわけだし。
「一応ありがと。」
「いや、そこは大いに有難うでしょ。」
「じゃあ、おおいにありがと。」
「もっと感情を込める!」
「殴っていい?(怒)」
「すみませんでした。」
あーたのしー、なんか楽しいね、颯人とのこのやり取り。
友達の颯人。
その、天然なのかワザトなのかわからない行動には振り回されすぎて少々いらだっているけど。
「さて、帰ろうか。」
「かえろ〜!」
- Re: 彼は俳優?No、変態。 ( No.8 )
- 日時: 2011/08/02 12:22
- 名前: ZAKI (ID: 0LEStScZ)
第4話
「遅い!」
ぎゃーす!やっぱり怒られたー!
「絶対9時までには帰れって言ってるでしょう!!」
「しょうがなかったの今日は!」
「愛!パパは心配で心配でさっきまでうなされていたんだぞ!変な人に会わなかったか!痴漢とか!」
心配しすぎだって!無理もないけど…。
「不良に金取られそうだったけど、助けてもらったよ?」
そういうと、ママとパパは一斉に振り返った。
「「落川さんに!?」」
誰よ!いや、聞いたことあるような名前だけど。
「違うの、颯人に助けていただきました!」
「愛!パパの知らない間に彼氏できたの?\(゜ロ\)酷い!なにも教えてくれないで!」
「そうよ!ママにも何の報告もなしに!ああ、参ったわ、落川さん落ち込むわよ?」
いや、ほんと落川って誰?
「違うの、お友達なの!スタジオで知り合って仲良くなったお友達!偶然通りかかったから…。本人はそう言うつもりじゃなかったらしいけど。」
あ、また騒がれるような事言っちゃったような?
「じゃ、どういうつもりだ!?」
「そうよ、ちゃんと説明して!」
逃げよ。
「こら、愛!待て!話は終わってないわよ!」
「手も洗ってないだろう!?外から帰ったら手洗いうがいしないと!」
もーっ!めんどくさーっ!こうなったらりっちゃんにメールだー!
部屋に戻ると、新しく買ってもらったケータイを取り出した。
(タッチパネルのアレね)
to りっちゃん
夜遅くに帰ってきたらパパとママに怒られた(-_-)
不良に絡まれて、それで、たまたま颯人がいて
助けてくれたんだけど、そのこと報告したら
すげぇ騒がれて…(涙)
りっちゃん、なんか面白いこと書いて
あたしを慰めてー!
from 愛
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