コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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【第二話】With you, with me.
日時: 2012/03/29 19:19
名前: もか (ID: LR1GMCO/)

お初です、もかと申しますm(_ _)m

小説カキコで恋愛小説を書くのは初めてですが、
私なりに頑張らせていただきます!


*—゜+.。o○*人物紹介*○o。.+゜—*

①【水野 莉亜】


①【水野 莉亜(ミズノ リア)】
 学年:高2
 髪型:茶髪のショート
 身長:167cm
 性格:普段は明るいが、陰では泣き虫な女の子。
    
****************************

②【嶋田 哲也(シマダ テツヤ)】

学年:高2
髪型:こげ茶で、少し長い髪
身長:176cm
性格:友達がたくさんいて、皆の注目の的。
   男子バスケットボール部所属。

****************************

これくらいです。他の登場人物は後ほど。

感想・アドバイスなどお待ちしております!!

水野 莉亜 人物画 >>19
      全身画 >>20

佐藤彩菜 人物紹介 >>8


第一話: >>2 >>3 >>4 >>5
第二話: >>7 >>9 >>20 以下続行

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Re: With you, with me. ( No.2 )
日時: 2012/03/06 20:29
名前: もか (ID: LR1GMCO/)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6127

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

「哲也ーっ」

廊下に響く私の声。

私の目線の先に歩いているのは…


「おぅ、莉亜!」

私は勢いで哲也に抱き付いた。


私は、水野莉亜。
そして彼は、幼馴染の哲也。

幼稚園の頃からの仲で、よく冷やかされたりする。

哲也は関係を否定しているけど、実は私、ちょっと嬉しい。

だって…


私は哲也が好きだから。


でも、哲也は私のこと女として見てくれない。
小さい頃から一緒にお泊りしたり、お風呂に入ったりだもん。

仕方ないって分かってるけど・・・少し寂しい気もする。

想いを伝えたからって何も変わるわけじゃないと思うから。


そんな事を考えてる時、哲也に数人の女子が寄ってきた。
たぶんあの子たちは、哲也のことが好き。

哲也のことが好きな子は、態度で見分けがつく。
ボディタッチが激しい子や、手を握ろうと頑張る子。
私はそういう子達を何十人も傍で見てきた。

でも時々、あんまり触らないで欲しいと独占欲が込み上げてくる。


「莉亜、どうした?」

「ん?ううん、何でもない」

「そっか」


哲也……本当はね、わがまま言いたい。
哲也に触らないでって。哲也に話しかけないでって。

私だけの哲也でいてほしい…それが私のたった一つの夢。


キーンコーンカーンコーン…


「あ…ベル鳴っちゃった」

「じゃ またな、莉亜!」

「うん また後でねっ!」


私は哲也を気にしながらも教室へと足を運んだ。


☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

Re: With you, with me. ( No.3 )
日時: 2012/03/06 20:31
名前: もか (ID: LR1GMCO/)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

ではでは続きいきまーす♪

最後まで見てくれたら嬉しい限りです。゜(PД`q。)゜。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

私は気持ちの収まらないまま自分の席に着いた。
本を読もうとして開けたその時、頭に何かが当たって来た。

「いたっ!もう、何コレ…紙?」

机の上にはくしゃっと丸められた紙が転がっている。

誰が投げたのかと少し怒り気味に周りを見渡すと、こっちに向かって
手を振っている人が居る。

私の大親友の桐谷 美里(キリタニ ミサト)だ。

私は紙を広げて内容確認。


【Dear 莉亜☆

 おはよー!今日ちょっと元気ないんじゃない??
 悩みがあるならいつでも聞くからね(*u_u)

                   From 美里】

美里、心配してくれたんだ…。

私は美里に向かって手を○の形にして見せる。
そしたら美里は私に向かってピースサインを見せた。

友達とのこういう時間は楽しい。

先生が教室に入ってきたので、皆一斉に教科書を机から出し始める。

「起立、礼」

「お願いしまーす」

そう言って皆席に座る。

意識してみると、いつも通りの光景が素晴らしく感じる。
いろんな人たちに恵まれてるから、今私はここにいるんだって。


…哲也が居たから私は今生きていられるんだって。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

よかったら感想・アドバイスお願いします!

次回は莉亜が今まで生きてこられた真実が明らかになるかも!?

ではァディオ───(`・ω・´)ノ───ス

Re: With you, with me. ( No.4 )
日時: 2012/03/06 21:06
名前: もか (ID: LR1GMCO/)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*


私は小学五年生の頃から中学二年の間、いじめを受けていた。

たまたま雑誌のオーディションに応募して受かったのを聞きつけた女子が、
その腹いせに私をターゲットにした。

始めの頃は何が起こっているのか、状況が把握できなかった。
でもいじめがヒートアップするにつれて、苦しさも増してきた。

もうなぜ生きているのかも分からなくなった。

ある時、わたしはふと思った。


地球の…世界の向こう側に行ったら…


死んだら楽になれる気がする。

何にも攻撃されなくて…何にも拘束されずにいれる場所……あったんじゃない。

その時の私は、何をしてもいじめられている気分の絶頂にいた。
楽になれる所を捜し求めていた。


今なら…学校の屋上に行けば、楽園が待っているんだ。


そう信じ込んでしまった私は、足取りをフラつかせながら屋上への階段を登っていく。

屋上の入り口を開けたとき、嬉しさのあまり笑みが零れた。

もうすぐ…全てから開放される。

私は屋上の端へと進んでいく。

 その時。


「莉亜!!!」


ドアを乱暴に開けて入ってきた哲也。
息を切らして私の方へ歩み寄る。


「て……哲也…何しに…」

「お前こそ…何で死のうとしてんだよ!!!!」


大声で叫ぶ哲也。
その声に私は思わず身震いする。

「かーちゃんにもらった命…無駄にする気かよ」

「哲也に…哲也に何がわかんのよっ!!!!」

私は哲也を両手で突き飛ばす。

哲也はドアに背中を勢い良くぶつける。

「私はね…生まれてきた意味がないの。

 いじめられて…無視されて…友達も無くなって…
 哲也だってこんな私に失望してるでしょう? 
 
 こんな私に…何が残るっていうの!?」


★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*

長すぎたので一旦切ります(;´・ω・)

コメント・アドバイス(・ω・)ノ☆・゜::゜ヨロシク♪

Re: With you, with me. ( No.5 )
日時: 2012/03/06 21:15
名前: もか (ID: LR1GMCO/)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

続きです

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★


「莉亜は間違ってる」

そういった哲也の目は、決意を示すような目をしていた。

「何が間違ってるっていうの?」


「莉亜は…何も見つけようとしないじゃねぇか」


何かを…見つける……?

「仲間が居ないからって諦めんなよ!
 探そうともしないでなに死のうとしてんだよ!!

 仲間だって…俺が居るじゃねーかよ!!!!」


「…哲也…」

「失望…してない?こんな私でも信じてくれるの…?」

正直、聞くのが怖かった。
期待と裏の答えがでてくるかもしれないから…。

でも。


「失望?んなのするわけねーじゃん!」

「本当…!?」

嬉しい…嬉しいよ、哲也…。
まだ私には望みがあったんだ。

「哲也、…ありがと…
 私…もうちょっと頑張ってみるね。」

「ああ、それでこそ莉亜だよな!
 莉亜をいじめる奴はとっちめてやるから安心しろ!」

「…うんっ」


この時だった。


初めて小さな恋愛感情を抱いたのは…。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

Re: With you, with me. ( No.6 )
日時: 2012/03/07 15:21
名前: もか (ID: LR1GMCO/)

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