コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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【のとのい】黄金の少女と災厄・古の呪い【オリ募】
日時: 2012/08/08 06:58
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/

コメディでははじめましてー(´・ω・`)
題名的に暗いかもしれませんが武器など出してギャグにしてしまおうかと考えています。しかし、俺はシリアス大好きだ…!!


そして俺の(禁断の?!)自己紹介>>138



>>95アンケート】

注意事項!!


・ストーリー、キャラの名前、国の名前のパクリ禁止(似ている名前とかいろいろとみてきたことがあるので…。)
・中傷や荒らしなどはやめてください。姫奈、落ち込みます。物に当たります←
・年代とか可笑しいですが、スル—安定かもしれませんW
・とにかく全てがオリジナルです。たまにアニメとか漫画とかのキャラが無意識にかぶってるかも…?
・更新おっせーんだよ!と言う、ごもっともだけどせかす人。


上記に当てはまる方は即backお願いします。
それでは行きます…。



オリキャラ募集用紙>>4(´・ω・`)

ピアのオリキャラ"朱莉">>5
浅葱さんのオリキャラ"真白">>12
ライりんのオリキャラ"亞那">>22
奈流羽たんがアイデア考えてくれたオリキャラ
"月音&風夢">>17
黒雪さんのオリキャラ"宵冥">>25
ルイさんのオリキャラ"琉歌">>42
藤田光規のオリキャラ"萌葱">>120
あるまさんのオリキャラ"園咲大奈">>131



キャラクター紹介>>3>>32


〜*〜キャラ説をもっとくわしく!!〜*〜

みんなの一人称>>40
黄龍に50の質問>>16
キャラクターvoice>>28 キャラクターソング>>29
黄龍&深緑に質問タ—イム♪>>136


*替え歌*
>>30 黄龍×深緑で"アカツキアライヴァル"
>>39 赤荻×群青(+黄龍&深緑)で"モザイクロール"
>>78黄龍×桜龍×深緑で"knife"



【第一章】
prologue>>9

第一話>>11ーこれが初めての旅ですか?
第二話>>14ー仁王立ちって案外恐いんだね。
第三話>>15−五月蠅くたっていいじゃないか!
第四話>>24ーサヨナラ僕らの常磐
第五話>>31−しってる?めんどくさい人ってスル—安定なんだよ?
第六話>>35−あぁ、しぼーフラグってやつですか?
第七話>>36ー魔王に魔女に魔物?!
第八話>>44ー真っ黒な天使と真っ白な悪魔
第九話>>48−うん。これが厨二病ってやつだよねッ♪
第十話>>55ーきっとこの手は届くから
第十一話>>60ーだって想いなんて伝わらない
第十二話>>64−生命なんてどうでもいい
第十三話>>71ーそれでも僕には道がある
第十四話>>77−"進む"それが僕達にできる唯一の手段
第十五話>>93−体温って温かいね
第十六話>>116−輝く太陽を手に取れば
第十七話>>126ー嘘、本当、嘘 どっちが本当の自分?
第十八話>>127ー凍る涙と貴方の感情
第十九話>>135ー消える背中を追いかけて
第二十話>>140ー壊して狂って病んで殺めて
第二十一話>>141−夢。全ては幻想の中へ
第二十二話>>147ー捨てたくない。生きていたい
第二十三話>>150ー錆びた鎖は己自身に絡められ


*この小説のイメージソング*

コネクト 魔法少女まどか☆マギカのOP
↑の歌詞>>41


【番外編】
>>49〜赤ずきんは毒林檎を魔女に投げつけた模様です〜


【記念】
参照200突破>>45
参照300突破>>76※学園パロディです
参照400突破>>94※替え歌
参照500突破>>119※キャラ崩壊+替え歌
参照600突破>>125※アンケート&替え歌
参照700突破>>128※出てないキャラ紹介
参照800突破>>142 バトン
参照900突破>>151 替え歌
参照1000突破>>

【イラスト】
俺作!黄龍立ち絵>>79
らいりん作!亞那立ち絵>>83
浅葱さん作!真白立ち絵>>91
浅葱さん作!黄龍立ち絵>>97
俺作!適当な深緑立ち絵>>99
俺作!群青立ち絵>>102
ピア作!群青立ち絵>>103
紫亜さん作!深緑立ち絵>>112
兎兎子さんにリクエスト!黄龍立ち絵>>117
俺作!赤荻立ち絵!!>>118
俺作!菖蒲&琥珀立ち絵>>123
俺作!須黒&白銀立ち絵>>124
紅葉(元ピア)作!黄龍立ち絵>>129
らいりん作!亞那達絵>>148

※絵は絶賛募集中です♪


【短編・番外編への道】
>>122

【雑談はこちら!!】
>>90

【コラボ!!】
>>107





*お客様紹介*

紅葉*元ピア*>>最初に小説にコメントをくれた大事なお友達です!!代表作的な物はコメディ・ライトの"赤い花と青い花"で、今は"『私→君』は叶わない恋"を製作しています!二次創作でもポケスペなどを製作しています!!見に行け〜!!
※わた恋はリメイクしてあいたいになっておりまする^p^そちらもぜひ、見てあげてほしいな…って。神文だから、見て損はしないよ>ω・b


浅葱さん>>俺の駄文にコメントをくれた天使のようなお方← すんばらしい小説、"副会長は、無表情です"を書いている人です!!そこの君、こんなところにいないで見に行きなさい!


ライりん>>複雑・ファンタジーで"*とある四神の物語*"他、"*千年の時を超えて*"を書いています!年下なのに俺より文才があるだと…?!二次創作もしていますよ〜(´・ω・`)b


黒雪さん>>"あなたの薔薇は何色ですか?"を書いているお方です!!ある意味、コメディ・ライトでは師匠みたいですかね?w素敵な小説です★


奈流羽たん>>二次小説で稲妻イレブンの小説"イナイレ〜memory〜 "を書いています!シリアスちょっぴりギャグですっごく素敵な小説ですよ!同い年なんですが、文才が神です!!


ルイさん>>二次小説で小説を書いているお方です(´・ω・`)bこんな駄文よりはるかに素敵ですよ。そこの突っ立ってる君。見に行くがよい。


藤田光規さん>>ツキシマヒロトの愉快な部活を描いている神文書き手さんです^p^そこ、こんな駄文見るより、そっちを見たほうが得だぜ?


不思議ナナさん>>コメディ・ライトで小説を書いていますよ^^おまっ、なんでこんなところ居んの??早く見に行けよWWW

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Re: 【のとのい】黄金の少女と災厄・古の呪い【オリ募】 ( No.146 )
日時: 2012/07/17 23:00
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/

【第二十二話】ー捨てたくない。生きていたい。



「馬鹿じゃないの?黄龍」

私の背筋は凍った。冷や汗が流れる。それはそうだろうな。罵倒されて当たり前だよ。
だけどね、私はアナタ達と生きたいの。お願い。我儘だって貶さないで…。

「そんなこと、ずーっと前から知ってるわよ。そこまであたしは馬鹿でもないし、能天気でもない。
 みんな気付いてるわよ。黄龍…あたし達、仲間なのよ?誰もあんたの事を否定してないわよ」

「群青ちゃん…」

「それに、さっきの刹那ってやつもそう。仲間なのよ。仲間。ね、みんな?」

みんな首を縦に振って頷いてくれる。涙がこぼれる。とめどなく溢れる涙をぬぐうことすらできない。




とちほします。すいません。
字カウントできないのは辛い。

Re: 【のとのい】黄金の少女と災厄・古の呪い【オリ募】 ( No.147 )
日時: 2012/07/23 22:08
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/

【第二十二話】ー捨てたくない。生きていたい。



「馬鹿じゃないの?黄龍」

私の背筋は凍った。冷や汗が流れる。それはそうだろうな。罵倒されて当たり前だよ。
だけどね、私はアナタ達と生きたいの。お願い。我儘だって貶さないで…。

「そんなこと、ずーっと前から知ってるわよ。そこまであたしは馬鹿でもないし、能天気でもない。
 みんな気付いてるわよ。黄龍…あたし達、仲間なのよ?誰もあんたの事を否定してないわよ」

「群青ちゃん…」

「それに、さっきの刹那ってやつもそう。仲間なのよ。仲間。ね、みんな?」

みんな首を縦に振って頷いてくれる。涙がこぼれる。とめどなく溢れる涙をぬぐうことすらできない。

「あたし…みんなと居ていいの?生きてていいの?消えなくていいの?去らなくていいの?失せなくていいの?此処に居ていいの?」

涙が止まらないよ。拭えないよ。


「…お前は」

深緑君が零れ落ちる涙をぬぐってくれる。

「自分勝手で一人で抱え込んで、いきなり泣いたり怒ったりするから…はっきり言って迷惑だ」

深緑君の言葉に「うっ、」と唸る。
言い返せなかった。図星すぎて。


「だけど」


深緑君は言葉を続けた。
私は息をのむ。



「群青の言った通りだ。お前は仲間なんだ。だから…俺はお前を嫌いだと思ったこともないし、消えてほしいと思ったこともない」


優しく微笑む深緑君。
久しぶりに見た気がした。
そんな優しく微笑む姿を。



ぶわっ。
私は涙線が崩壊した。
涙がこぼれおちる。



「ご、めっんなぁさい…!私が馬鹿だからぁ、みんなを傷つけて…!!」


ボロボロと涙があふれる。
もう、本当馬鹿な自分。


「お前、本当に神聖な馬鹿だよな」

「しつ、れいにゃ…かんじゃったじゃんかぁ…////」


ぽんぽん、と頭を撫でられる。
あったかい…。


「深緑ばっかりずるいわ!私だって黄龍大好きだもの!」

「わぁ!!」

群青ちゃんに抱きしめられた。
赤荻君が「そんなの、お前だけじゃねーよ!」と言った。
朱莉ちゃんが「私も…好き」とボソリと呟いた。



「ほらな」

深緑君が言う。

「お前は愛されている」

群青ちゃんにほっぺにキスされた。
朱莉ちゃんがそれを見て反対のほっぺにキスをした。
赤荻君は「お前らいちゃついてんな…」と言っていた。


「それを誇りに思え。お前は今、幸せだろう?」




「う、ん…凄く幸せだよ。みんな、大好き…ううん。愛してるよ…お願い、何処かへ消えないでね。
 …もし、私が恐ろしいと感じたら…私の方から消えるから…そっちから消えないで…お願い…」


この言葉の意味をみんなは分かってくれるだろうか?
ううん。分かってもらえないと思う。



きっと理解してくれるのは、
同じ呪いを受けた彼だけだろう。




(災厄、古の呪いを受けた双子の魔女め…魔獣の餌食にしてやる!)
(きゃああああああ?!いやあああああああああああああああ!!)
(黄龍を助けなきゃ……自分はどうなってもいい…だから…!!)


(え…?ねぇ、どうして…??どうしてなの………??)


(あとはお前だけだな!しねええええええええええええええ!!)


(ゆるさねぇ…お前だけは、一生、許さねええええええええええええええ!!)










そういえば、過去にも一度刹那が出てきたことあったなぁ。
あの時はなんでだっけ?????
なんか、私すっごく怒ってた気がするんだけど。



「黄龍聞いてる?!そろそろ、次の町に行きましょう♪」

「そうだねぇ…行こうか」






何処までだって超えていける。
水平線だってひとっ飛び。

だって、仲間が居るから。
ねぇ、みんな。

みんなの事愛してるよ。




だからね

きっと私

みんなの事

裏切っちゃうと思うんだ







ごめんね



嘘付きなんだ


徐に感じた



ホントに私は此処に居ていい存在なのだろうか?

Re: 【のとのい】黄金の少女と災厄・古の呪い【オリ募】 ( No.148 )
日時: 2012/07/28 19:04
名前: ライ ◆64PzB9jtgM (ID: XWukg9h6)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?833766

おはこんばんにちわ!!((

おぉ、私のコメで元気が出てくれるとは…!
めっちゃ嬉しかったです!((敬語なう←

あ、ハイ、嫁でs(((ry

なんか、小説感動したんですけど!
「裏切っちゃうと思うんだ」につぼっt(((ドスッ
さっすが姫奈!←

あ、そうそう。今ね、久しぶりに亞那の絵描いてみたんですよw
ちょっと妄想はいってるけどwwwwww

見てくれると嬉しい(((←
目腐るかもだけどっ!!


じゃあ、このままだと妄想が止まらないから、ちょっと吹っ飛んでくる((キリッ

Re: 【のとのい】黄金の少女と災厄・古の呪い【オリ募】 ( No.149 )
日時: 2012/07/28 20:43
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/

おはこんばんにちわ\(^o^)/
練習試合で死にそうだったけど、らいりんの※でパワーアップ。
いえいえ、こちらこそ嬉しかったです((敬語超なう

嫁許可でた(笑)


ん?感動?なにそれ、美味しいの?
話しの中に"神聖な馬鹿"を入れたかっただけの話なんだけど?w
流石、オレ!ギャグを狙ったw

亞那の絵を見てたら…金月の"金"が見えたのでテンションが上がったw
可愛かったよ!

大丈夫だ、俺は妄想なんて日常茶番だからねw



黄龍「ありがとうねー^^」
深緑「こんな駄文、読んでくれてありがとうな」

Re: 【のとのい】黄金の少女と災厄・古の呪い【オリ募】 ( No.150 )
日時: 2012/08/05 22:09
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/

【第二十三話】ー錆びた鎖は己自身に絡められ





「狂いだす歯車を 自身で受け止めろ
 焦燥感 覚えても 恐れるな 立ち向かえ
 己自身 超えなくては 何ができるのか
 自分の道は 自分で創れ 誰かの後を追うな
 信じてるのなら 最後まで信じ 貫け
 凍りつく心は 溶かして包みこめ

 そうすれば 己を超えられるだろう」



誰かの唄声が響く。優しいけど、少しさみしそうな歌声。
胸の奥がきゅ、っと苦しくなる。だけど、懐かしくも感じる。



「あなたを変える それだけじゃあ 足りないのですか」



違う声が響く。振り向く。そこに居るのは…自分?
自分とそっくりな少女は緑の瞳を見開いて少女を見てた。



「亞那。アナタをもとのように光で包みこんで見せる。だって、金月もそれを望んでるもん。 
 アナタを救う事を望んでいる…だから………アナタを救いたい。お願い、私の手を取って」









亞那…?
誰なの、一体……?






「嘘吐き。
 ねぇ、自覚してる?
 あんたが一番嘘付きなんだよ!!」


私が
一番
嘘吐き?







「そうだよ。
 だからさ、アナタにも同じ道をたどってほしくないんだよ」


そう微笑んでいる少女が
私ではないことに気付いた時。

一体、誰なのか分からなくなった。




「あの子…誰?
 私にすっごくそっくりなんだけど………」


笑顔が凍りつく中で
私は何を得て
私は何を失うのだろうー…。








「黄龍っぅううううううううううううううう!」













頬に軽いビンタをされた。
地味に痛かった。



「痛いよ〜。どうしたの???」

「急に黄龍が寝るからでしょう?
 まったく。何処でも寝るんだもん」

「ご、ごめん…」

なんだ、夢だったのか。
そう思うと少しだけほっとしたような気がした。


「さてさて、お次の国に行きましょうか♪」

群青ちゃんが楽しそうに言う。
その笑顔に少し焦りを覚えてしまう。



「ぐ、群青ちゃん。
 早く行こうか…次は何処行く?」


地図を広げる。



「因幡あたりじゃないかしら?
 少し遠いけど…紫煙よりはマシでしょ」


そう言うと地図を私から取った。
こら、自分の地図を見なさい。


因幡かぁ。
どんな所かな?



「………因幡、か」



深緑君がボソリと呟いた。
——————————————————————————————————————————




歩き疲れて座り込む。
みんな休憩もせずに歩き続けてたから同じように座る。
深緑君の提案で此処で野宿することになった。

「ふぅ…疲れたね……」

そう言うと深緑君は「体力なさすぎだろ」と言った。
た、確かにない。だけど仕方がないじゃないか。


元、女王だし!


「ま、お前に体力など必要ないか」
と呟いた。

失礼な。



その時。



がさがさがさ。
近くの茂みが揺れた。
驚いて深緑君に近づく。



ばたり、と目の前で少年が倒れる。




「き、キミ!?大丈夫…??」

驚いて少年を起こす。
少年は「うっ…」と呻いて呟いた。


そして一言。
「お腹すいた…」
そしてまた倒れ込む。



「…大丈夫?」
「いや、餓死するぞ。このままじゃあ」




「「…」」

深緑君と目を合わせて一言。




「「何か作る?」」


















「いやー、ありがとうございます!」

少年は美味しそうにご飯を食べる。作ったかいがあった。
直ぐに平らげて少年は私達にこう尋ねた。


「すいません。亞那って少女知りませんか?
 探してるんですけど…」


亞那…?
覚えがある。

夢に出てきた少女だ。




その時、ナイフが飛んだ。
深緑君が私をかばって頬にかすり傷を負う。


「…もしかして、こいつの事か?」


深緑君はそう言っていきなり長剣を出し、振るった。
少女が姿を現す。




「そうだよ。私だよ」


そう言うと少女はまたナイフを投げた。

少年はそんな少女が投げたナイフを避けようともしなかった。












ー危ない!














そう思って目を見開くと、ナイフは一瞬で砕け散った。


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