コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- トライアングル。【更新ストップから復活します!】
- 日時: 2013/06/28 23:12
- 名前: 奏 (ID: YO3jpSa7)
重要なお知らせ→>>78
【トライアングル〜夏休み編〜】
新キャラまとめてみたというか乗せますww。>>79
こんにちは。
奏です。
今回久しぶりにカキコで書くことになりました。
今回の作品は題名どおり「三角関係」です。
(三角関係以上のドロドロな関係になりそうですが・・・。)
そんな作品ですが、最後はhappyendにするつもりなので、コメディ・ライトに投稿することになりました。
この作品はあくまでもノンフィクションですが、ベースは私の学校の実際に起こっている実話に沿って進行します。もちろん名前は変えておりますがキャラの性格は出来るだけそのままで書いています。「こんな事あるんだ。」と思ってくだされば幸いです。本当にこれとよく似た話がどこかで起こっているのです。それでは、どうぞ————————
〜主要人物紹介〜
葉山 遥 [hayama haruka]
2-C。女子バスケ部所属。彼氏いない歴14年。
生徒会で会計補佐を担当。男女人気のある性格。小学校では高い運動能力で短距離走全国大会ベスト8入り。怪我で陸上をやめ、バスケを始める。大和のことが好きだと気づくが真衣に横取りされ失恋する。
大和 海 [yamato umi]
2−C。男子バスケ部所属。持ち前のルックスで女子を虜にするのを自分では気づいていない。成績優秀で幸成と共に「桜男」という名称で慕われている。真衣と付き合っていたが自分の気持ちに気づいて真衣と別れた。
北条 彩夏 [kitazyo sayaka]
2−C。男子バスケ部マネージャー。唯一の大和と幸成の小学校の同級生であり、幼馴染。お互いに信頼している。男子生徒から人気がある。大和の事が幼い時から好き。告白はしない方針。
宮下 由梨 [miyashita yuri]
2−C。男子バスケ部マネージャー。ぶりっ子で自己中心的な面食いで知られる。大和にぞっこんで自分がよければ他人なんかどうでもいい性格。かなりのKY。兄と手を組み、大和と真衣を貶めようとしている。
幸成 楓 [yukinari kaede]
2−C。男子バスケ部所属。メガネ男子として知られ、女子全般に優しく、大和と並んでモテる。かなりの読書家で知られる。昼休みは大抵図書室にいる。遥のことが好き。
早川 真衣 [hayakawa mai]
2-A。吹奏楽部でトロンボーン担当。天真爛漫で、かなりの情報屋。大和と幸成を観察しているのが学校内でのすごし方。生徒からは「情報屋の早川」と呼ばれる。大和が好きだと気づき、告白したが海は遥のことが好きだと言い失恋する。しかし強引に付き合っている事が分かり大和と別れた。
【物語を見やすくするためにちょっと整理してみました。】
重要なお知らせ>>37
episode0「桜並木。」〜遥side〜>>1
episode0.5「クラスハッピョウノトキ。」〜遥side〜>>2
episode1「あなたの名前。」〜遥side〜>>3
episode2「部活と友達とイケメン。」〜遥side〜>>6
episode3「あの子もバスケやるんだって。」〜遥side〜>>10
episode4「ニネンセイと新たな出会い。」〜遥side〜>>11
episode5「君もこのクラスだったんだ。」〜遥side〜>>12
episode6「夕焼けの空。」〜遥side〜>>18
episode7「自分の気持ち。」〜遥side〜>>22
episode8「あの子は私の初恋相手。」〜彩夏side〜>>26
episode9「わたしのおうじさま」〜由梨side〜>>39
episode10「彩夏の顔と由梨の本心。」〜遥side〜>>43
episode11「片想い同士の電話part1」〜彩夏side〜>>50
episode12「片想い同士の電話part2」〜彩夏side〜>>52
episode13「青いハンカチ。」〜遥side〜>>54
episode14「僕の好きな人」〜楓side〜>>57
episode15「6月の雨模様」〜遥side〜>>58
episode16「親友が恋敵に代わった日。」〜遥side〜>>62
episode16「ごめんね、はる。」〜真衣side〜>>65
episode17「海の本心。」〜彩夏side〜>>68
episode18「お兄ちゃんとのコラボで破滅させてやる。」〜由梨side〜>>71
episode19「私たちの絆って脆かったんだね。」〜遥side〜>>75
夏休み番外編【サマーキャンプの恋模様】
>>85 episode1〜遥side〜
>>88 episode2〜遥side〜
>>96 episode3〜海side〜
>>101 episode4〜海side〜
>>102 episode5〜紅葉side〜
>>103 episode6〜奏翔side〜
>>109 episode7〜紅葉side〜
>>112 episode8〜紅葉side〜
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- Re: トライアングル。【ついに参照300突破!ありがとう(泣】 ( No.58 )
- 日時: 2013/03/24 13:28
- 名前: 奏 (ID: M0JnTv1.)
episode15「6月の雨模様」〜遥side〜
>>54からの続きとなります。
「彼女?」
「ハハッ。嘘嘘。姉貴からのプレゼント。いい趣味してるよね。」
「そっか…。いいハンカチだね。海に似合ってるよ。」
一瞬、胸が止まりそうだった。彼女いるの?と。
まだまだ、チャンスはある。自分に言い聞かせる。
「ねぇ…。海って好きな人いるの?」
英語の授業で思い切って聞いてみた。
海が珍しく教科書を忘れたから、席をくっつけてるからといろいろ言い訳はできるのだが、やっぱり聞いてみたかった。
「え、俺?んー…気になるなーって人はいるかな?」
えっ?馬路?
「2年生なの?」
「まあ。後輩とか先輩とかあんまり関心ないし。それなら同級がいいかなーって感じ。」
「そうなんだ…。」
「ってか、聞いてどうするの?ww」
「ん?ただ聞いてみたかっただけだから気にしないで!」
適当にごまかす。本当は好きな人を名指しで聞きたかったんだけど…。
まあ、今はこの現状で満足。
海と話していられるだけで。こうして笑っていられるだけで。
しかし、期末テストを間近に控えたある日2—Cに激震が走った。
あの、ぶりっ子自己中宮下由梨が海に告白をしたと。
しかし、肝心な結果を誰1人知らない。
海と宮下さん?似合わないよねー…。
いやいや、なんだかんだ言って結局くっつく手もありそうじゃない?
噂は流れ続けた。
そして、期末テストの最終日の放課後に事実が述べられた。
【海は由梨を振った】と。
私を含め、クラス全員が安堵と納得の顔で満ち溢れた。
なんだ、由梨でもぶれないか——と。
そんなのは1日で破られた。
次の朝。
「おはよー。」
今日はテスト明けで朝練は無いので通常登校。しかし、何やら2年生の掲示版に女子生徒がかなり集まっている。
「あっ、遥!!見てこれ!!」
2年生の掲示板に堂々と何かが張り出されてる。いつもの時期なら生徒会発行の新聞が掲示されている筈。
「何これ…。」
目を疑った。
【2年の美男子大和海!学校帰りに○○とラブラブデートか!?】
【2−Cの「桜男」で知られる大和海。全学年の女子が憧れている大和だが、彼女はいないと思われていた。しかし、我が新聞部はある決定証拠写真を入手した。この写真は期末考査1週間前に撮影された。写真は大和とこの中学校の制服をきた女子生徒が仲睦まじく手を繋ぎ、女子生徒の家の前でキスをしている様子を入手することに成功した。今後も目が話せない。そして、大和の彼女は誰か—————?】
6月特有の雨模様の朝だった。
- Re: トライアングル。【ついに参 ( No.59 )
- 日時: 2013/03/25 00:01
- 名前: こけし (ID: cASJvb5A)
こんばんは
久しぶりに見たら、かなり進んでる〜(*゜Q゜*)
それより、続きがめっちゃ気になる〜(@゜▽゜@)
なんか海くん意外な展開に…
新たな更新楽しみです(*^^*ゞ
- Re: トライアングル。【ついに参照300突破!ありがとう(泣】 ( No.60 )
- 日時: 2013/03/25 14:39
- 名前: 麻白 (ID: gqSujO13)
ちわー!w
いきなりだけど・・・
遥ちゃんかわいそーっつーか
遥ちゃんの気持ちになるとまぢウル×2
したー(涙)
めっちゃ続き気になるから
更新がんばってね!!w
んじゃ、バイ×2
- Re: トライアングル。【ついに参照300突破!ありがとう(泣】 ( No.61 )
- 日時: 2013/03/26 17:34
- 名前: 奏 (ID: M0JnTv1.)
こけしさんへ
ありがとうございますw
新キャラ登場させるまで頑張るよw
麻白さんへ
ちわーw!
ウルウルしてくれてありがとう(泣
更新頑張りますww
- Re: トライアングル。【ついに参照300突破!ありがとう(泣】 ( No.62 )
- 日時: 2013/03/27 11:53
- 名前: 奏 (ID: M0JnTv1.)
episode16「親友が恋敵に代わった日。」〜遥side〜
「…。海って彼女いるの?」
「そうみたい。これを見る限りはね。」
瞬く間に海の彼女は誰かということに皆が夢中になった。
あの海に彼女ができたんだって。
えーなんかショック…。
でも、海が付き合うならやっぱり2年生で可愛い子でしょ?誰だろう…。
そんな小言を言い合っていた6月の梅雨があけ、7月が来た。
夏が来た。
今思うとあの夏は絶望的な夏だったかもしれない。
「はーるっ。一緒にお昼食べない?」
久しぶりに真衣がお昼に誘ってくれた。
「ねー。やっぱり海の彼女って情報通の舞にも分からないの?」
ランチタイムも終盤になってきた頃、私は切り出した。
真衣の動きが固まった。
「どうしたの?」
「…。はる。私言わないといけないことがある。」
「どうしたの?急に改まっちゃってww」
「あのね…落ち着いて聞いて。私……海の彼女、誰か知ってるの。」
「えっ!?誰々?」
「……私。」
「…えっ?」
「私よ…はる。…私が海の…彼女なの。」
「えっ…嘘でしょ?wwまた、冗談とか言って———————。」
そう言って私は真衣の顔を見たが…
真衣は本気のままだった。
「えっ…本当なの?」
「今まで黙っててごめん。」
「ちょっと…冗談でしょ?…冗談だって言ってよ…。」
「…」
「言ってよ。冗談だって言ってよ!!」
真衣の頬から涙が流れた。
「ごめんねっ…。本当ごめん。私、はるが海の事好きだって知ってたのに、自分でこの気持ちを止められなかったっ…っ。本当はあの時電話もらってたときにはもう…もうっ…。」
「…いいよ。そんな謝られてももう、真衣は海の彼女だから。その事実はどうにも変えられないんだよ。」
「ごめんっ…はるっ。ごめんっ…!」
「だから、私たちはもうおしまい。このまま、友達としてもギクシャクするだけだから。…じゃあね。」
激しく号泣している真衣を置いて私はその場から立ち去った。
なぜ、あれほど冷静でいられたのだろう。
そう思ったら、涙が出てきた。
止めようとすればその分溢れてくる。
誰も悪いことはしていない。
だから、誰も責められない。
「…しつれんかぁっ…。」
親友が恋敵【ライバル】に変わった日。
それは梅雨明けの7月の暑い日たった。
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