コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【もどかしい関係】ロリポップ-ドルチェ【60Thanks!】
- 日時: 2013/03/11 20:15
- 名前: 〒... しあち。 ◆InzVIXj7Ds (ID: Ti.DGgQd)
幼馴染の二人が自由気ままに日々を過ごしています
そんな二人の日常を短編形式で覗いてみましょうか
□ Attention
\ Access thank you ! /
色々と終わってないのに、また手を出しちゃった主です。
長編は向いていない事が分かったので、短編で頑張っていきます。
例の如く、気まぐれ亀更新です。
コメント、お気に入り登録等は活動の糧になりますので、お気軽にどうぞ。
お友達も募集しちゃったり(行き成りタメ語や非常識の方はちょっと……)。
□ Cast (>>006)
・ 柊 澪(ひいらぎ みお) ♀ 23歳
・ 堂本 昂一(どうもと しょういち) ♂ 23歳
幼少期からの幼馴染。
二人で『Cafe しおん』を営業中。
□ Table of contents
>>002 小さな忘れ物
>>004 飲み物の恨み
>>005 耳掻きと恥じらい
>>010 食い気が勝る
>>013 突然の使者
□ Guest
千春様
AIRA様
ミミック様
二重奏様
Thank you for coming !
2013.3.9
- Re: ロリポップ - ドルチェ ( No.1 )
- 日時: 2013/03/09 19:23
- 名前: 千春 (ID: xMvaNGDO)
なんか、楽しみ〜。
がんばってください!
- 【 小さな忘れ物 】 ( No.2 )
- 日時: 2013/03/10 00:50
- 名前: 〒... しあち。 ◆InzVIXj7Ds (ID: Ti.DGgQd)
「ありがとうございましたー」
カランカランとベルを鳴らしながら、お客様が帰っていく。
店内にはこのカフェの従業員だけが残っている。
「ふぅ、一息落ち着いたかな?」
「5時半だし、もう客来ないんじゃねぇ?」
「んー。じゃあ少し早いけど、閉めますか」
「そうしましょか」
従業員の一人、柊は外に出してある看板を仕舞いに外へ出て行く。
もう一人の従業員、堂本は箒を手に持ち、店内の掃除をし始めた。
外で柊が看板を持ち上げようとしたその時、店内から「あー!」という大きな声が聞こえた。
何事かと思い、看板を持って中に入っていくと、堂本が2番テーブルの奥のイスを指差していた。
「何? どったの?」
「コレ見てみろよー。さっきのお客さんの忘れ物」
指の先にあったのは、可愛い犬の形をした小さなストラップ。さっき帰っていったお客さんの忘れ物らしい。
堂本がそのストラップを手に取り、小さな声で一言「かわいー」。
「え、あんた可愛い物好きだっけ?」
「何だその『似合わない』って顔は。失礼だなお前。俺でも可愛いって言うんですー」
「あーはいはい、すんませんしたー。で、どうするよ、これ」
「棒読みじゃねえーか」という堂本のツッコミをスル—して、話を続ける柊。
「保管しておいて、さっきのお客さんがまたカフェに来たらその時に渡すしかないよね」
「その方法が一番だな。まぁ、さっきのお客さんがこのカフェを気に入ってくれてたらの話だけど」
「おっと、悲しい事を言いますね堂本さん、って自分でヘコんでんじゃないよ」
自分で言った事が地味に突き刺さった堂本。
「柊さん慰めてー」
「さぁて片付けましょうか」
慰めてもらおうと柊に抱き着きに行ったが、完全に避けられキッチンへ逃げられてしまった。
逃げた柊は陽気に鼻歌を歌っている。
「澪コノヤロー」
「昂一も早く片付けてよ」
「……はい」
柊の一喝で、漸く堂本も片付けをし始めた。
TOP >>000 Next >>004
- Re: お返事 ( No.3 )
- 日時: 2013/03/09 21:25
- 名前: 〒... しあち。 ◆InzVIXj7Ds (ID: Ti.DGgQd)
>> 千春sama
o(´∀`*o)-8))..Welcome!!..((8-(o*´∀`)o
お早い訪問有難うございます。
亀更新ですが、どうぞ宜しくお願いします。
更新頑張ります(´∀`)ノ
☆○o。(◆UωU从∮)。o○☆ Thank you !
- 【 飲み物の恨み 】 ( No.4 )
- 日時: 2013/03/10 10:03
- 名前: 〒... しあち。 ◆InzVIXj7Ds (ID: Ti.DGgQd)
二人でカフェの材料を買いに、街にやって来た。
平日という事もあり、人は少ないが、それでも大分混んでいる。
「……ちょっと柊さーん。コレ、買い過ぎやしないでしょうか」
苦しそうな声を出した堂本は、買った物で姿が見えなくなっている。それ位の大荷物。
そんな堂本を気にせず、また次の店へと入ろうとする柊の表情は楽しそうだ。
「ぜってー材料以外買ってるだろコレ」
「良いの良いの。そんな細かい事は気にしなさんな」
「細かねえよ!」
やっと買い物を止め、二人は道端のベンチに腰を掛けた。
堂本はゼーゼーと肩で息をしている。柊は買ったマンゴージュースを優雅に飲んでいる。
「俺のは?」
「無いよ」
「ああん? 何で無いんだよ」
「だって昂一マンゴー嫌いじゃん」
「そんなん関係ねぇーよ!」と柊が飲んでいるカップをバッと奪い、勢い良く飲む。
と言っても、ストローなので吸っている。そしてそれを全て飲み干した。
「あああ、私のマンゴーがぁ」
「やっぱ苦手だあー」
「じゃあ飲むなよ」
柊は空のカップを受け取ると、くしゃっと潰した。
「そんな怒んなよー」
「さてと、次行きますか」
スタッと素早く立ち、また次の店へとスタスタと歩いていった。堂本を置いて。
「ちょ、オイ! 待てよ!」
置いて行かれた堂本は、ベンチに置いていた大荷物を抱えて柊の姿を追いかけて行った。
(さり気無く間接キス。そんなの気にしない程の関係)
TOP >>000 Next >>005
この掲示板は過去ログ化されています。