コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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少女と少年の恋語り
日時: 2013/07/23 07:18
名前: 四ノ宮 ◆8HAMY6FOAU (ID: E86mwh4M)

【掛け持ち中の作者紹介&観覧注意(´・_・`)】

こんにちわ。四ノ宮でっす!しーちゃんと呼んでくださ((殴
すみません、調子こきました。どうも、すみません。
さて、今回は苦手な恋愛系に挑戦します。自分自身もあまり恋愛経験がないのでよく分かりません。なので、どうかっ!アドバイスをくださればっ!
よろしくお願いいたします( ´ ▽ ` )ノ

*スレ内での喧嘩、荒らしはおやめください。
*発見した場合でも、攻撃せずにそっと見守りましょう。きっと去って行ってくれます←
*悪コメ、中傷はおやめください。
*ネットのルールは守りましょう!

【参照100突破!ありがとうございます!】6月3日

*なんかやろうと思いますが、球技大会編が終わるまでお待ちください!

【『冷たい心を癒す君』本編ストーリー】

Scene1『転校生の桐生くん』>>3
Scene2『デコちゃんの分析』>>6
Scene3『好きになるという事』>>12
Scene4『桐生くんと優くん』>>13
Scene4.5『心が泣く。悲しい、寒い』>>19
Scene5『知らないほうがいい事もある』>>23
Scene6『君は優しいね』>>30
Scene7『高鳴る鼓動は止まらない』>>33
Scene8『IQ350の男の子』>>36
Scene9『必然、突然。安心』>>39


【お客様紹介】

s@w*さん(とてもお優しい方です!)
○☆日暮☆○さん(オリキャラいただきました!)
もかさん(オリキャラいただきました!)
モンブラン博士さん(オリキャラいただきました!)
Dr.クロさん(オリキャラ、くれました!)
珠紀さん(すごく面白い小説を書いていらっしゃいます!)

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Re: 少女と少年の恋語り『参照100突破!』第5話更新! ( No.30 )
日時: 2013/06/06 20:24
名前: 四ノ宮 ◆8HAMY6FOAU (ID: kUrH10r6)

Scene6____『 君は優しいね 』____。



あたし達、2年3組は只今作戦会議中である。

「バレーは優勝狙えるわ。うちのクラスには4人もバレー部がいるもの」
「知ってけど、部員は二人までしか試合に出れない」
「それは分かるわよ。だから、どうこの2人を活用していくかってことで……」

クラス委員長の高本くんと、副委員長の早苗・R・イリアちゃんが難しそうに話しているのを、クラス全員が見守る中。
突然の大きい声で会議が中断された。

「はーい!皆ぁ、ちゅーもーく!!」

可愛いピンクのジャージを着込んだ、我らが担任の森島 郁子先生。
通称、森ちゃん。

「いーい?今日の球技大会わぁ学年優勝すると……願いを一つ!何でも叶えられまーす!!」

森ちゃんの発言に、クラスの皆が凍りついた。
デコちゃんなんか、口があいてる。

「あの……先生?それは、どういうことで……」

桐生くんは苦笑いしながら、森ちゃんに言った。
なんでも、願いが一つ叶うなんて。
そんな簡単なことがあるずは……。

「そのままの意味よぉ?校長先生のお宝に、何でも願いの叶う仏像があるみたいなの。それでね、優勝したクラスには!願いをお願いする権利が与えられるらしいわ!!」

「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」」」」」

桐生くん転校以来初めて、
クラスが炎上した___。



「絶対勝つわっ、私は絶対に勝つ!!!」
「イ、イリアちゃん……燃えてるよ」
「ほんとだ」

早苗グループ令嬢は、今、真っ赤に燃えていました。

あたしはジャムパンをもしゃもしゃしながら、
その様子を見ていた。
デコちゃんは「熱いっ、熱いよぉ!イリアちゃん!」とか言って、
自分のでも火を出して、敵を見据えていた。
相手グループの皆さんが怖気ずいてる。

球技大会初戦の一発目は、女子バレー。
我らが3組VS運動神経抜群の女子ばかりがいる1組。

イリアちゃんとデコちゃん。
あと、バレー部2人に運動神経が比較的にいい女子2人が、
今相手チームと戦っている。

あたしは勿論、待機組。
バレーは動くから嫌だ。
運動は全部動くけどさ。

応援席にあたしは座っていた。
小さくなったジャムパンをぽいっと口に放り込んで、
試合を見つめる。
そのとき、近づいて来た影があたしの横に座った。

「桐生くん。男子はどうしたの?」
「終わったんだ」

微笑みを浮かべた桐生くんだった。
綺麗な汗を流しながら、微笑む彼はなんとも爽やかだ。

「あれ?奏代さんはバレー出ないの?」
「んー……球技嫌いだし、運動も嫌い。」
「それは答えになってないよ……」

苦笑する桐生くんを一瞥して、あたしはふとある事に気がついた。

「桐生くん。」
「ん?なに……」

ふわっと、桐生くんの茶色の髪に自分のタオルをのせる。
それから、タオルの裾をつまんで桐生くんの目元に持っていく。

「えっ、え、ちょ。奏代さっ!」
「動いちゃダメ」
「っ……!」

キュッと空いてるほうの手で、桐生くんの腕を掴んで逃げようとする身体を抑えた。それから、優しく瞼の上の汗の雫を拭き取った。

「よし」
「え……っと。なんだったの?」

コシコシと目元をこする桐生くんを見ながら、
あたしは言った。

「汗が」
「汗?」
「うん。目に入りそうになってたから」
「え」
「汗って、目に入ったら痛いし。知らせたほうがいいんだろうけど、桐生くんが動いたら落ちそうだったんだ」
「……」

そう言ったら、桐生くんは俯いた。
あたしは、黙り込む桐生くんの顔を覗き込んだ。
何か、まずい事をしただろうか。
少しだけ、緊張する。

でも、その緊張は杞憂に終わったようだ。

「ありがとう、奏代さんは優しいね!」

彼はそう言って、
とても優しく笑ったのだった。





________ドクンッ________







心臓が、あり得ない音をたてたのを

あたしは感じていた。

Re: 少女と少年の恋語り『第6話更新!』 ( No.31 )
日時: 2013/06/06 22:29
名前: 珠紀 (ID: E5D2o5gk)
参照: http:/

こ、ここここれは!?

恋の予感でしょうか!?
あ、こんばんは(*´ω`*)((ぺこ

楽しみですねー楽しみですねー((わくわく
更新頑張ってください!!

Re: 少女と少年の恋語り『第6話更新!』 ( No.32 )
日時: 2013/06/07 19:07
名前: 四ノ宮 ◆8HAMY6FOAU (ID: 2cRnojto)

>>珠紀さんへ

うわぁぁぁっ\(//∇//)\
た、珠紀さんに見ていただくなんてっ!
なんてことでしょうか?!
お目汚しにならなかったことを祈ります。

さぁ、どうでしょうかねぇ……( ´ ▽ ` )ノ
自分でもよく分からんうちに書いてたんですよ。
てか、主人公ちゃんが勝手に動くぅぅ!
でも、最終的には誰とくっつくか決めてないんですよねぇ。
なりゆきなりゆき〜……(=゜ω゜)ノ

ご訪問、感謝いたします!
頑張りますので、また来てください!!
それから、珠紀さん!
小説、また見に来ますので!
更新、頑張ってくださいね!!

Re: 少女と少年の恋語り『第6話更新!』 ( No.33 )
日時: 2013/06/08 20:48
名前: 四ノ宮 ◆8HAMY6FOAU (ID: gWH3Y7K0)

Scene7____『 高鳴る鼓動は止まらない 』____。



あたしはどうかしたのだろうか。

『奏代さんは優しいね!』

微笑まれて、
高鳴ったあたしの鼓動。



________ドクンッ________




今まで、感じた事もないこの高鳴りを、
あたしはどうすればいいのだろうか。



「弥生ちゃんっ!パスっ!!」
「……っ!!」

味方からのパスを受け取ったあたしは、
相手のディフェンスはあたしを通られまいと両手を広げる。

「……」
「ぅわっ!!」

そんなのあたしには関係なくて。
スッと相手をドリブルを打ちながら通り抜ける。
それから、ゴール下まで一直線。

パシュッ____

あたしがほおったボールは弧を描き、
そのままリングに入って行った。

『うわぁぁぁぁ!!』
『すげぇ!あいつ、何点目だよ!!』

そんな歓声が聞こえた。
だけど、あたしは下を俯き加減に向いていた。

「弥生ちゃんっ!すごいです!!」
「流石ね!本気出すとすごいわ!」

デコちゃんとイリアちゃんがあたしの肩を叩いて、
褒めてくれる。

「弥生ちゃんの活躍で、バスケは優勝間違いなしね!」

イリアちゃんのそんな声に、
あたしはやっと顔をあげた。

息がきれてきた。
前半飛ばし過ぎた。

「?大丈夫です?すごく顔が真っ赤……汗も……」
「えっ、本当ね。……貴方が汗かくほど動くなんて……」

イリアちゃんが困惑したように言った。

あたしは基本、体育は嫌いだ。
それは勿論動くのがめんどくさいから。
けして運動が出来ない訳じゃない。
むしろ、勉強よりか得意だ。
あと、もう一つ運動するので嫌いなのは汗をかくこと。
あのベトベトした感覚がとても嫌いなのだ。
だから、普段の体育では本気を出さない。適当に流すなどをしている。

だけど、そんな汗をかくことが嫌いなあたしが今、
服まで濡らし、髪からも汗が滴っている。

「後半戦を始めます!!選手は位置へ!」

水分補給をしっかりして、
あたし達は女子バスケの後半戦に臨んだのだった。



ピッーーーー!!

「やったーー!!優勝だぁぁぁ!」
「い、イリアちゃん……苦しっ」

試合終了を告げる笛の音と共に、
イリアちゃんがデコちゃんに抱きついた。

あたし達、2年3組は女子バスケで優勝した。

「……はぁっ」
「やったわーー!!弥生ちゃんのおかげよー!」

あたしがボーとしていると、
今度はあたしが抱きつかれた。
それと同時にあたし達2人は床に倒れた。

「イリアちゃん、……お、も……」
「それ以上言ったら、ぶっ飛ばすからね!」
「……うん」

笑顔で言われたあたしは口を閉じる。

「にしても、今日はどうしたの?」
「……え?」
「いつもは、絶対こんなに積極的に体育には参加しないじゃないの」
「……」

イリアちゃんの言葉に、
あたしは答えられなかった。

どうしてだろう。
あたしはなんで、
こんなに動いたんだ……。
ただ無心に、
あたしは動いていた。

どうして……。

ふっ、とあたしは思い出した。




『奏代さんは優しいね!』




「っ?!」
「弥生?!」

あたしの顔が急に熱く熱をおびはじめた。
真っ赤であろうあたしの顔を隠すために、
あたしはイリアちゃんを押しのけて立ち上がった。

「弥生ちゃん!!」
「どうかしたの!?」
「っ……ちょっと、トイレ!!」

呆然とする2人を置いて、
あたしは走り出した。


どうしたんだっ?!あたし!


あたしはただただ、
知らない感情に戸惑っていたんだ。


(どうしたんだろう、弥生ちゃん)
(さぁ……急にトイレに行きたくなったんでしょ)
(うん。多分、違うと思うよ?)

Re: 少女と少年の恋語り『第7話更新!』 ( No.34 )
日時: 2013/06/08 21:31
名前: ○☆日暮☆○ ◆s67PgYi/cs (ID: MlnT8urB)

【オリキャラ募集用紙】

名前「鳴海 聖愛」
読み「なるみ せいら」
年齢「主人公と同じ」
学年「主人公と同じ」
性別「女の子」
性格「僕っ娘。女の子らしさもあり、男女に人気」
容姿「栗色の毛先がくるんとしてる長い髪。栗色の目。美少女」
部活「」
その他「フランス語をイリアに教わった。その為発音も素晴らしい。怖いロリ美少女。イリアの居候である。何でもできるイリアに憧れてる。イリアの事はお姉ちゃんと呼ぶ。イリアから『妹になって良いよ』と言われたから。運動神経抜群で料理が得意。成績はいつも上位だがイリアの一個下」
キャラボ「御姉ちゃんを侮辱したり虐めたりしたら、ぶっ殺すよ♪」
貴方のお名前/読み「○☆日暮☆○」
どんな小説を書いていますか?「(社会問題にて)復讐劇の人形達。」
一言どうぞ!「イリア出してくれてありがとです♪」


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