コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

†4人の死神と囚われアリス†【新作発表】
日時: 2014/03/09 19:34
名前: 珠紀 (ID: c.0m5wa/)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=33609

はじめまして&こんばんにちは(。・・)
click感謝です泣

前回『危険な猛獣(♂)拾いました。』を書いていた者です。
今回は初めて「数人の男子」というのに挑戦しようと思います(;´Д`)

あたたかい目で見てくださると嬉しいです汗


【人物紹介】

♡月代 アリス♥(17)
父を亡くし教会へ向かう。
そして、突然襲ってきた者に日々を奪われる。
4人の男子との出会いが運命を変えていく。

☆櫻井 ルキ★(18)
他人にあまり興味がなく、腹黒い
通称『キング』
VO.「へー…可愛 。いもむし」

♤岸尾 アズサ♠(16)
可愛いものが好きで女装好き
通称『スペード』
VO.「僕だってれっきとした男だよ?」

♢鈴木 トーマ♦(17)
一番体格が大きく、喧嘩っ早い。暴れると手がつけれない
通称『ダイヤ』
VO.「あ?…お前殺されてぇの?」

Ψ近藤 スバルΨ(16)
何事にも無気力で無愛想。いつもヘットフォンを身につけている
通称『クローバー』
VO.「…お前覚えていないのか」


【物語】
『親父さんに世話んなった』
父子家庭だった「アリス」が独り身になった直後、そう言って4人の男が現れた。
4人の顔に見覚えがあるのに思い出せないアリス。
『守る』って何?『狙われてる』って誰に?
多くの謎を抱えながらアリスは4人と生活を共にする───…。〜恋愛ストーリー〜

【追記】短編集始めました。『恋芽生え、愛咲く〜「喜恋・悲恋」恋愛〜[短編集]』6/20(URL)

【お客様】

朔良ちゃん またまた1コメです!感謝(T^T)この方は素晴らしい作者様ですよ

ミムさん いつもコメントをくれる優しい方(。・・)小説ドキドキしながら見てます!

チェリーさん 前回の小説を一気に読んでくれたすごい方!トリップのついたチェリーさんですね((メモメモ

紫穏さん はじめましてですね(。・・)小説拝見させてもらっております

ひよこさん ひよこ…かわゅいお名前です///小説楽しみに待ってます(^^)

あーちゃん(あすこさん) あっちゃんじゃなくあーちゃんです!これは譲れんぞ(・ε・` )ww

アサガオちゃん アサガオちゃぁぁぁん泣すんごく、大切なお客様!!一作目からお世話になっております( ;∀;)

音ちゃん 音さん!!かわゅい!!かわゅい!!((ナデナデナデナデナデ←ごめんなさい!!汗

もかさん 美味しそうな名前や…((ジュルリ…!!コメントくださってありがとうございました( TДT)

藍歌さん はじめましてです!!こんな駄作を読んでくれてありがとうございます(。´Д⊂)

ぴんくのうさぎさん 文才を分けてほしいです…はい((真顔

四ノ宮さん あんなに萌えていただけるなんて光栄ですよ泣ありがとうございます!

いろはうたさん 同士様です!!乙女ゲー大好き!!いろはうたさん大好き!!( ;∀;)

葵さん お久しぶりです!!小説更新頑張ってください!!♪ヽ(´▽`)/

莉遠さん はじめまして((ぺこり小説更新頑張ってください!!

璃湖さん(香南さん) 素晴らしい文才の持ち主。こんな方にコメントをもらえるなんて嬉しいです泣

梨さん 兄がシスコンなんだが…面白いです!!!!!!!更新頑張ってくださいね!!

どんどこ丸。さん ファンなんて言ってくれた有り難いお客様!珠紀なんかでいいんでしょうか…?(泣)後悔しますね汗

湖珀さん 短編集を見てくださり、こちらにもコメントをくださいました!!!!!!!なんて心お優しい方でしょう!!!!!!!(見習います汗)

あるゴマさん この方々の作品の参照素晴らしいです(T^T)尊敬しますね!!本当に!!文才があって!!丁寧!!

千妃さん この方の作品は面白いです!!!!!!オリキャラを募集して、自由自在に動かせているところとか尊敬したいですね(´・ω・`)b

朱奈さん はじめまして!そして、今日(7/11)がコメディライト記念日ですねwおめでとうございます!!!!!!更新応援してます!頑張ってくださいね(*´▽`*)

はるたさん な、なんと!!!!!!珠紀がはるたさんの小説にコメントをした瞬間はるたさんからのコメントが!!!!!!なんと、嬉しかったことか(泣)コメントありがとうございました(T^T)

月花さん え!?え!?え!?きてくださるとは思いませんでした!!!!!!(T^T)本当に嬉しかった(泣)ありがとうございました!!!!!!

チャルトンさん 長編の方も見てくださりありがとうございました(T^T)『読んでみて思ったこと』を詳しく書いてくださり、嬉しかったです!!!!!!←

春歌さん 前回の作品でたくさんのコメント&応援をしてくださったのでここに名前があるものだと思っておりました汗8/13追記!本当にお疲れさまでした!ありがとうございます(T^T)

杏月さん はじめましてです!前作も読んでくださった隠れ読者様でした(*´▽`*)本当に嬉しかったです!ありがとうございました!

リランさん この方がきてくださるとはΣ(゜□゜;)本当にありがとうございます(:_;)一気読みお疲れさまでした泣

七海ちゃん まさかの書き忘れ←ええ、この珠紀を殴ってください(:_;)すみません((土下座とてもお世話になってる方です

反逆者Aさん 素晴らしい作品を書いている方ですよ!こんな長い話を読んでくれた優しい方です!

恋うちゃさん な、ななんと!珠紀の『短編集』も読んでくれた方なのです!本当に感謝し切れません(>_<)

一ノ瀬美鈴さん コメントくださってありがとうございました°・(ノД`)・°・珠紀のなんかをぜっっっったいに!参考にしちゃだめですよ!!!!

瑞咲先輩 乙女ゲーマーさまですかね(`・ω・´)わくわく。同士様ですかね。この方の作品…構成がしっかりなされていて素晴らしいので皆様拝見をおすすめします!

御咲さん まさか、来てくださるなんて思っていませんでした(T_T)本当に嬉しかったですっ更新待ってますね

月出まひるさん はじめましてですねっ小説を今度見に行きますね(●´ω`●)

御子柴さん こちらにコメントくださってありがとうございました!御子柴さんの短編楽しみですっ本当にっっ!!!!!

妖狐さん あいた口が閉じれませんでした← 妖狐さんが来てくれたと確信できなくて二度見してしまいました← 結論、死ぬほど来てくださって嬉しかった。
【目次】
〈番外編〉
     『†4人の死神が贈るwedding†』

     †ルキwedding†>>90>>96>>101

     †アズサwedding†>>105>>112>>121

     †トーマwedding†>>127>>136>>137

     †スバルwedding†>>146>>151>>155

     『†4人の死神と囚われアリス†[夏恋編]〜あなたは誰とこの夏過ごしますか?〜』
      †ルキ†>>215>>216

     †アズサ†>>223>>231

     †トーマ†>>236>>245

     †スバル†>>246>>256

『† last Christmas love day †』

     †アズサ†>>381

      †ルキ†>>388

      †トーマ†>>391

      †スバル†>>396

prolog>>8

ARISU1>>17>>24>>30>>36>>41>>49>>58>>63>>67>>75>>81>>158>>159>>167

†過去編†>>176>>186>>190>>193>>204>>261>>268>>277>>289

ARISU2>>305>>310>>311

アズサside>>321>>328>>335

ARISU3 >>340>>345>>352>>357>>367>>373>>399

ルキside>>407>>424

ARISU4>>427>>436
『第1回人気投票』>>290

No.1 ルキ>>297>>298>>299

No.2 アズサ>>301>>302>>303>>313>>315>>336

No.3 トーマ>>296>>300

No.4 スバル>>307

『投票結果』>>374

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90



Re: †4人の死神と囚われアリス† ( No.396 )
日時: 2013/12/21 21:57
名前: 珠紀 (ID: atRzAmQi)

†Subaru Christmas love†

「うわぁ……すごい人。相変わらず人気なんだなぁ」

『Christmas』

私とスバルはとある場所に来ていた。

『伝説の花が咲く公園』

その伝説の花は桜のような形をした真っ赤な花だった。その花を恋人同士で交換しあうと綺麗に花開くというらしい。

その噂でそこは既に観光客でいっぱいだった。と、突然スバルの携帯が鳴る。

それに出たスバルは眉間にシワを寄せ私の方を見て電話の相手に返事をする。

「やだ」

だけどその相手は、スバルが携帯を切らないのを察するに諦めが悪いらしい。少し考える仕草をしたスバルはまた私をチラリと見て溜め息をついた。

「分かった…今から行く」

ようやく電話を切ったスバルは私の頭に手をおく。

「ごめん…トーマに呼ばれた。すぐ戻る、待ってて」

シュンと眉毛を下げた顔がとても可愛らしい。

「うん、分かった」

笑顔で見送ると私は腰を下ろせそうな場所を探して、スバルが戻ってくるのをじっと待つ。だけど、花の蕾を手に寄り添いあう恋人たちの中、たった一人でぼんやりしているのは少し居心地が悪くてーー。

スバル、早く戻ってきて……トーマに呼ばれたって言ってたけど、何か問題でも起きたのかな

私は小さくため息をついた後、空を見上げる。すると、先程までの晴天とは打って変わって、分厚い雲が空を覆い始めていた。

雨が降りそうだと思った矢先に、ぽつりと小さな水滴が頬をかすめる。

「きゃっ、大変……!雨が降ってきたみたい」

「あぁ……本当だ。ここにいたら濡れそうだな。そろそろ行こう」

「うん、私お腹が空いちゃった」

雨脚が強まるにつれ、観光客たちが蜘蛛の子を散らすように走り去る。

私も、どこか屋根のある場所に移動した方がよさそうだけど……この辺りには、雨宿りできそうな場所があまりないし……すぐ止むかもしれないから、もう少しだけ待ってよう、はぐれると面倒だから、ここを動かない方がいいし

だけど、降り出した雨は止むどころか強くなる一方で……。水を吸って重くなった髪や服がぴったりと身体に張り付く。

誰もいなくなった公園にたった一人残された私は、次第に泣きたい気分になっていた。

だけど、急に暖かさに身体が包まれる。

「え……!?」

急に真っ暗になり、私は慌てて立ち上がる。

「……馬鹿。こんな姿になるまで待つな」

「スバル……!!ご、ごめんなさい。屋根のある場所に行こうと思ったんだけどもう少し待てば、やむんじゃないかって……」

「アリスは謝らないで。待たせた俺が悪い……」

「スバル…」

優しく、温かいその両腕に、思わず目に涙が浮かぶ。

「トーマに呼び出されたからってアリスを一人にした俺が馬鹿だった」

「っ……スバル……」

軽く頬に口づけられた私は、零れ落ちそうになった涙を指先で拭い、微笑んだ。

「……帰ろ。アリス」

『帰ったら、たっぷり俺で温めてあげる』

END

※スバル、人気投票ビリということで4人の中でお話を長くしました。

Re: †4人の死神と囚われアリス† ( No.397 )
日時: 2013/12/21 23:05
名前: いろはうた (ID: jhXfiZTU)

あっかーーーーーーーーーーーーーーんっ!!!
あかん!!
あかんのですよ!!


…くっ(・皿・;)
スバル君のシチュの方がいろはうたのこの身どまんなかストライクだからといって
だけど、だけどもだ、スバル君に惹かれるとかそんなことh……

すみません。
がっつり心もっていかれました(真顔


いやでも、私の一番はトーマ様だから!!
トーマ様だからっ!!(必死


…なんか恥ずかしくなってきたいろはうたでした…

Re: †4人の死神と囚われアリス† ( No.398 )
日時: 2013/12/22 18:19
名前: 珠紀 (ID: atRzAmQi)

*いろはうたさん

み、宮川大輔(‾□‾;)!!←

スバル『へぇ、兄貴が好きなんだ。俺の方が精神年齢高いと思うけど…?』

トーマ『はぁ?俺のが頭いいに決まってんだろ!』

スバル『そうやってすぐ怒るところが子供っぽいんだよ』

トーマ『…っ!う、うるっせぇよっ!い、いろはうたは俺がいいって言ってんだ』

スバル『だから?…俺を選んでくれるよね?いろはうた?』

トーマ『なっ!?…おい、いろはうた。お前には俺だけだろ?…行くな』

コメントくださってありがとうございました°・(ノД`)・°・

Re: †4人の死神と囚われアリス† ( No.399 )
日時: 2013/12/25 00:00
名前: 珠紀 (ID: 0.ix3Lt3)

>>373本編続き

「ーー…」
愛しい人の名を呟く少女。





彼女の瞳には綺麗な雫が流れ落ちていた。


降り積もる雪の中…彼女は一歩も動かず地面に座っていた−…





“last Christmas”



彼の姿はもう…











見当たらない。

                  …†††…





“Christmas eve”

行き交う人は皆、笑顔。

25日はもう少し…

人々が浮き足立つ中、私は教会へ足を運んでいた。

幸運なことに中には誰もいなく静まりかえっている。

そっと腰を下ろし、祈りを捧げる。

「どうか…私から大切な人を奪わないで…」

どんなに願ってもこの“願い”は聞き入れてはくれない。

【決まっていた】ことだから。

そんなことは分かっている。

だけど私は無言で十字架へと跪く。

「アリス…」

後ろから腕を引っ張られ立たされる。

「アズサ君」

皆…

「俺らはもう消える」

ルキの言葉に声が震える。

「ゃ……だ」

そんな私の頬にアズサ君はそっと手を当てた。

「もっと…一緒にいたかったな…好きだってもっと言いたかったな…」

涙で視界が覆われる。

「この先の未来…アリスと過ごしたかったな…ぁ」

苦しそうに笑うアズサ君の顔。

薄れていく身体…

「っ!?」

「…僕が最初みたい、だね」

「あ…」

アズサ君の手の感覚が徐々になくなるのを感じた。

パンッと光が弾けるようにアズサ君を取り囲み、一瞬にして消えた。

「アズサ…君?」

呼んでも、あの優しい声は返ってこない。

「俺らもそろそろだな」

そう言ってトーマは私の頭に手をおく。

「…元気でな」

一言だったけれど暖かな手にトーマの優しさが感じる。

トーマも徐々に薄れて…空へと消えた。

「アリス…泣かないで」

スバルが私をそっと抱きしめる。

皆、みんな消えていく。

アズサ君の優しい声も、トーマの手の暖かさも…そしてこのスバルの腕の暖かみも。

「俺はアリスが好き…。この気持ちだけでも伝えられたから悔いはない。アリスは幸せにならなきゃダメだ。俺の最後の願い、聞いてくれる?」

ゆっくり頷くと、安心したように私を離した。

そして、

「幸せになれ」

…笑った。

初めて見せる…スバルの笑顔。

そのままアズサ君とトーマを追うように空へと消えていく。

そして、最後の一人。

「ルキ…」

ルキ。

拭っても拭っても、涙は止まらない。

「そんな顔をするな…元に戻るだけだ、死んだ俺のからだに」

そっと手を伸ばして、ルキの手を握る。

「………」

もう、感覚は…なかった。

「逝かない…で………っ」

ぐっと引き寄せられる。

「!?」

重なる唇。

「ごめん、な」

…泣いていた。

「ル………キ…?」

耳元にルキの唇が寄る。





−“愛してた”−





「!!!」

それと同時に光が消え…私は1人ぽつりと立っていた。

「何…それ…」

勢いよく教会の扉を開き外へ出る。

「何で…何でお別れの時に言うの…っ私…はっ」

力が抜け、地面へと膝をつけ空を見上げて大きく息を吸った。

「愛してたんじゃない……私は…っっ!!」

私はあなたを…

『愛してる』

そう叫んだ声も夜の闇に沈むだけ…

降り積もる雪の中…

私は愛しい人の名を呼んだ−−…

Re: †4人の死神と囚われアリス† ( No.400 )
日時: 2013/12/25 06:33
名前: 瑞咲 ◆7xuwBG6R9k (ID: qZbNjnvV)

おはよーございます\(^^\)

う、うわああああああ!!
皆消えないでうわあああ(;_;)

読みながらうわああああああが止まりませんでした(;o;)

アリスちゃん、どうなるのでしょうか…
続きが気になりますねwktk(;∀;)


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90



この掲示板は過去ログ化されています。